お喋りじゃなくて話し合いがしたいんだってば!「重たい話が苦手」な夫に提案したルール『ふうふう子育て #13』
夫婦で真剣に話し合いたいことがたくさんあるのに、朝も昼も夜も仕事に家事に子育てにと忙しくなかなか時間が取れないし、なんと言っても肝心のパートナー(夫)が逃げ腰……。ところが、ある日、嫌な空気にもならず、自然とゆっくり話せたんです。それはいったいどうしてでしょうか?
え? 超スッキリー!
「話し合い=嫌なもの」ではないはず
夫と真面目な話し合いをしたいのに、できないまま数日が経過。しかし、ある夜、たまたま夫婦2人揃って子供の寝かしつけをしていた時のこと。暗く静かな部屋で、ぐっすりと眠った娘を横目に、なんとなく夫との会話が始まりました。最初は他愛のない世間話だったのですが、徐々に真面目な話や重たい話も……。
私は内心ずっと不安に思っていた、復職に関する悩みや相談をやっと口にすることができました。ちょうど保活の期限が迫っていたので、気持ちが焦っていたのです。夫は先日とは違って真剣に耳を傾け、一緒に考えてくれました。お互い特に嫌な気持ちになることもなく、「話し合い」ができたのです!
これに私はビックリ。え? なんでできた? どうしてできた?
夫は、私が「話し合おう」と言うと、明確に逃げ腰の姿勢を見せます。曰く「重たい話は苦手だし、ユウの圧が強いし、怒られが発生するかもだし、終わりが見えないし、できる限り回避したい」とのこと。まあ、その気持ちはわかります。私だって別に重い話が好きなわけではありません。真剣な話は気分が重くなるから苦手なほうだし……と思ったところで、昨夜は気分が重くならなかったことに気づきました。
もしかしたら「話し合い=嫌なもの」ではないのでは、嫌だと思わないための工夫をしたらいい……そう思って我が家の話し合いのルールを作ってみることにしました。
漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。
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http://aoshikayu.com/
※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。