大切な赤ちゃんとお出かけする前に!知っておきたい【抱っこひもの選び方】
赤ちゃんと一緒のお出かけに便利な「抱っこひも」。
使っているママ&パパも多いと思います。
でも、体に合っていなかったり、装着法や使用法を間違うと、大切な赤ちゃんが転落するなど命にかかわる大事故につながる場合も...!!
実際に事故には至らなくても、「ヒヤリ」とした経験がある人は、かなりいるよう。
大切な赤ちゃんを守るために、「抱っこひも」について知っておきたいポイントを紹介します。
「いつから使う?」をイメージ&購入前には必ず「試着」を!
選び方のポイントは2つ。
外出がつらくない妊娠中期のうちに、チェックしておきましょう。
いつから使い始める?いつまで使い続ける?
購入前にまず考えたいのが、「いつから使いたいか」ということ。
たとえば、「産院を退院するとき」や「1カ月健診」のときから使う予定なら、「新生児期から使えるタイプ」が必要ですが、「退院や1カ月健診は車で移動」するし、「しばらく外出の予定がない」のなら、「首がすわってから使えるタイプ」でいいことになります。
赤ちゃんの成長に合わせて、「横抱き」「たて抱き」「前向き抱き」「おんぶ」など、使える抱き方もふえて、抱っこひもに求める機能も変化していくもの。
自分たちの育児ライフを具体的にイメージすることで、赤ちゃんの対象月齢に合い、欲しい機能が備わった抱っこひものタイプを選ぶことができます。
使用感は?使い勝手は?ぜひ試着してみて
カタログやWEBサイトでサイズや形を確認するだけでなく、実際にお店に足を運べるなら、ぜひ試着をしてみてみましょう。使ってみないとわからないことって、結構あります。
試着をする際のチェックポイントは、
①1人で着脱できるか
②自分の体形にフィットするか
③抱き方の変更を使いこなせるか
この3点を意識して、納得のいくものが見つかるまで探してみてください。
また、試着をしない場合でも、ホームページから使い方動画や取扱説明書を確認できる場合もあるので、購入前にチェックをしてみましょう。
使用の前に、取扱説明書をよく読んで正しい使い方をチェック!
抱っこひもを購入したら、まず「取扱説明書をよく読む!」
実はこれがとても大事です。
面倒がらずに、パパも使う場合は二人で必ず読みましょう。
説明書に書かれている使用方法を守って、正しく使うことで、安定した抱っこが可能になります。
きちんと装着できず、無駄なすき間ができてしまうと、使用中に赤ちゃんがすり抜けたり、ずり落ちたりして、思わぬ大事故につながる可能性も。
間違った使い方に気づかないことも危険なのです。
当然、それぞれの製品には、抱っこひもの構造に合わせた使用方法があります。
赤ちゃんの安全のためにも、購入した製品の取扱説明書を必ずチェックしましょう。
また、先輩ママやパパたちが、落下の危険をもっとも体験しているのは、
「赤ちゃんを抱っこひもに乗せるとき」「降ろすとき」「抱き方を変更するとき」など、抱っこをする前後や抱き方の変更時です。
抱っこひもを使う際は、「低い位置で赤ちゃんを乗せ降ろしすること」が、とても大切です。
「抱っこひも安全協議会」サイトにも注目!
ママとパパに、抱っこひもを安全に使ってもらうために、日本で抱っこひもを生産・輸入している36社が協力、安全性の研究や正しい使い方の啓発活動をしているのが「抱っこひも安全協議会」。
こちらのサイトでは、抱っこひもの安全情報(使うときのチェックポイントや注意点など)や、抱っこひものスタイル別にわかる商品情報など、抱っこひもを選ぶとき&実際に使うときに役立つ情報が満載です。
ぜひ一度チェックしてみて!
抱っこひもは「最初に買ったものは合わなくて、買い直した」「赤ちゃんの成長に合わせて買い足してる」といった風に、いくつも買って持っているという先輩ママも多いアイテムです。
使用目的や赤ちゃんのサイズ、成長によって、“今の自分とベビーにぴったり”なものは違ってくるので、いろいろな抱っこひもを試してみてくださいね。
また、赤ちゃんの成長とともに、抱っこひもを使う際の注意ポイントも変わってきます。
使用前には取扱説明書をしっかり読んで、安全に抱っこひもを使いましょう。(文/たまごクラブ編集部)
協力/抱っこひも安全協議会
http://dakkohimo.jp/
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。