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夏バテ解消にはストレッチが効果的!自宅で手軽にできる方法を紹介【専門家】

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楽しいイベントが盛りだくさんの夏。しかし、近年猛暑日が多いため、体調管理には注意が必要です。「なんとなくからだがだるい」「食欲がない」など、不調を感じたら、それは夏バテかもしれません。そこで、今回は夏バテに負けないためのストレッチをご紹介します。

夏バテ解消にストレッチをするメリット

夏バテとは、その名の通り夏の暑い日にからだに不調があらわれることです。この夏バテにストレッチが効果的なのはなぜでしょうか。

自律神経の乱れを整える

夏は室内外の気温差が大きく、エアコンの効いた室内と暑い屋外の行き来が発生します。この気温差がからだにストレスを与えてしまうため、自律神経が乱れやすくなってしまうのです。自律神経の乱れは、体温調節や消化機能、心身のバランスに影響を及ぼし、疲労感や倦怠感を引き起こす原因となります。

そこでおすすめなのがストレッチです。深い呼吸を繰り返しながらストレッチをすることで、リラクゼーション効果も高まり、自律神経の乱れを整える効果が期待できます。(※1)

血行を促進する

夏は冷房が効いた室内に長時間いることでからだが冷え、血行不良になりやすくなります。冷房による冷えは、血管を収縮させて血液の流れを滞らせるため、からだの末端まで十分な酸素や栄養が届かず、疲れやだるさを感じる原因になる可能性があります。

ストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばすことは、血行を促進し、からだ全体に血液を循環させるのに効果的です。これにより、代謝がアップしてエネルギーの生成や老廃物の排出がスムーズに行われるので、疲労回復にも役立ちます。さらに、血行がよくなることで、冷えによる不快感やこりの緩和にもつながります。(※2)

夏バテ解消に役立つストレッチ

夏バテにはストレッチが効果的なことがわかったところで、ここからは具体的なストレッチ方法についてご紹介します。

足首・ふくらはぎのストレッチ

  (1)壁に手をついて、片足を大きく後ろに引く。
  (2)両足のかかとを床につけて、20秒キープする。
  (3)左右の脚を入れ替えて反対も行う。

後ろ足のかかとが浮きやすいので、足裏をしっかり床につけましょう。壁さえあればすぐにできるストレッチなので、スキマ時間に行うにはもってこいです。

脇腹を伸ばすストレッチ

  (1) 足は肩幅の2倍程度に開いて、左のつま先は90度外側に向ける。
  (2) 息を吐きながら左ひざを90度曲げて左ひじを左ももに添える。
  (3) 息を吸いながら左腕を上げて、耳の横でキープする。余裕があれば目線は脇の下から天井へ向ける。
  (4) 3呼吸ほどキープしたら反対も行う。

太ももに添えた手に体重がかからないよう、おなかにしっかり力を入れて上半身を支えます。からだは真横に倒して脇の下から脇腹にかけて伸びを感じましょう。

子どもと一緒にできるストレッチ

ストレッチは、パフォーマンス向上や怪我予防、柔軟性向上に役立つため、大人だけでなく子どもにもおすすめです。そこで、親子で楽しめるストレッチをご紹介します。

  (1) 開脚して向かい合って床に座る。
  (2) 子どもの足と自分の足をくっつけて、両手を握る。
  (3) 後ろに倒れながら子どもの腕を引っ張り、子どもが上半身を前に倒して前屈する。
  ※子どもの腕を強く引っ張りすぎないように注意しましょう。
  (4) 反対に、子どもが後ろに倒れながら腕を引っ張り、大人が上半身を前に倒して前屈する。
  (5) 数回繰り返す。

ストレッチをする際の注意点

ストレッチを行う際の重要なポイントのひとつは、「無理をしない」ことです。無理に筋肉を伸ばそうとすると、筋繊維を傷つけるリスクがあるため、深い呼吸を繰り返しながらゆっくり動きましょう。深い呼吸はリラックス効果も期待できますよ。

また、「こまめに水分補給をし、熱中症に注意しながら行う」ことも大切です。とくに夏場は体温が上がりやすいため、適度な水分補給が必要です。

なお、夏バテがひどく体調が優れないときはストレッチを控えてください。無理に続けると、逆に体調を悪化させる可能性があるため、自分の体調と相談しながら行ってくださいね。

ストレッチで夏バテを吹き飛ばそう!

本記事では、夏バテにはストレッチが効果的であることをお伝えしました。ストレッチは、夏バテ解消以外にもさまざまなからだの不調の対策・緩和が期待できるので、ぜひ生活にとり入れて習慣化してくださいね。

<参考文献>
※1 全国健康保険協会「8月 夏バテしない生活習慣を!」
※2 国立大学法人信州大学「ストレッチ運動における血流量変化」

PROFILE

ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=211332f2tmhy00010087

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