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低月齢赤ちゃん“期間限定”のかわいいしぐさは、なぜするの?【専門家が解説】

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赤ちゃんが生まれて間もない時期は、授乳やおむつ替え、沐浴など、お世話にかかりっきり。そんな、我が子との濃密な時間の中で、「なんでこんなしぐさをするの?」と不思議に感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、低月齢赤ちゃんならではのしぐさについて、小児科の先生に解説してもらいました♪

0~1カ月ごろの“期間限定”のかわいいしぐさを見逃さないで!

赤ちゃんには、その時期にしか見られないしぐさがあります。主に0~1カ月ごろに見られる“原始反射”と呼ばれるもの。たくさん見て楽しみましょう。

ママやパパの指をぎゅっと握る

このしぐさは原始反射の一つで把握反射といいます。2カ月くらいまでは反射が見られるので、たくさん試してみましょう。

うとうとし始めたときに、ニヤ~ッと笑う

笑っているように見えますが、これは“新生児微笑”といって、意図していない、顔の筋肉の動きです。うとうとし始めたとき、寝ているときに見られます。

時々、体がビクッとなり、両手を広げる

これは原始反射の1つで“モロー反射”といいます。体がグラッと傾いたときなどによく見られます。成長するにしたがってなくなっていきます。

2~3カ月ごろからのアクティブポーズに注目!

このころになると、だんだんと表情が出てきて、ママやパパの声かけに反応するように。体も発達するので、しぐさに動きが出てきます。

必死でこぶしをしゃぶる

物のかたさや大きさ、感触などを、なめることで確認しています。最初は自分の手や指、そのあとおもちゃやタオルなど、身近なものをなめるように。

朝起きると、1人で「あ~」「う~」とおしゃべり

「あ~」「う~」「く~」などの声は、“クーイング”と呼ばれるもの。この発声にも、しだいに赤ちゃんの気持ちが表れてきます。声を出したらこたえてあげましょう。

抱っこすると、抱っこしている大人をキック!

このころになると、手足の動きが活発になり、バタバタとしきりに動かすようになります。抱っこを嫌がっているわけではありません。声をかけながら遊んであげると喜びますよ。

赤ちゃんは成長とともに、いろいろなしぐさを見せてくれます。「かわいい!」「おもしろい!」「不思議!」と、日々いろいろな発見をしながら、赤ちゃんとの生活を楽しんでくださいね。

監修/若江恵利子先生

イラスト/SHU‐THANG‐GRAFIX 取材・文/ひよこクラブ編集部

参考/『初めてのひよこクラブ』2024年秋号「0~3カ月赤ちゃんのかわいいしぐさ図鑑」

●記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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