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「まな板」はどれくらいで買い替えてる?みんなの回答は…。専門家に聞いた意外なまな板の寿命も

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女性は台所で料理をし、レタスを切って、手、
miya227/gettyimages

まな板は目に見えない無数の傷があるというものの、買い替えの時期に悩むことはありませんか?「たまひよ」アプリユーザーにまな板の買い替え頻度をアンケートするとともに、買い替え時期の目安を家事研究家の高橋ゆきさんに教えてもらいました。

見た目で判断がむずかしい?! まな板の買い替え頻度とは?

まず、アンケート結果とともに、買い替えの目安について聞いてみました。

Q.まな板を定期的に買い替えていますか?どのくらいの頻度で買い替えているのか教えてください。

半年に1回 5.3%
1年に1回 7.3%
2〜3年回に1回 23.8%
4〜5年回に1回 21.2%
6〜9年回に1回 3.3%
10年に1回 3.3%
わからない 29.1%
その他 6.6%


◾️除菌スプレーを活用
「半年に1度。除菌スプレーを月に1度」(笹)

◾️頻繁に洗っています
「4~5年に1度です。使ったら、料理の途中でもすぐに洗って、汚れが残らないように、清潔を心がけています」(とも)

◾️ハイターを活用
「普段は洗剤と食洗機、汚れの目立つ時は、泡ハイターでつけおきしています」(こじか)

◾️熱湯消毒
「桐のまな板で、毎回熱湯をかけています」(みみみ)

◾️熱湯消毒後、食洗機
「生魚、生肉を切った後は、スポンジでよく汚れを落としたあと、熱湯をかけ、食洗機で洗っています」(ねるねり)

◾️100円まな板を頻繁に交換
「100均のまな板を使用。傷がひどくなったり着色汚れが落ちなかったりしたら買い替えなので、1〜2ヶ月に1回は替えています」(ぽん)

◾️週に一度、除菌
「週に1度くらい除菌スプレーをしていて、買い替えは10年に1度です」(ミニオン)

◾️木とプラスチックを使い分け
「木のまな板はカビに注意して、水気が残って黒くなってきたりした時には、ガスバーナーで殺菌しています。プラスチックまな板は、汚れが目立つ様になってきたらキッチンハイターを使用しています。プラスチックの下敷きみたいな厚みのまな板は、片面だけ使用するようにしています。汚れが目立たない質感なので、汚れが落ちているか不安になるので、片面利用にすることで汚れの溜まりやすい傷を片面だけに抑えて、メンテナンスしやすくしています」(しがたぬき)

◾️定期的に買い替え
「これまでペラペラのものを長く使っていたけど、これからは衛生面を考え、定期的に買い換えようと思っています」(mika)

◾️定期的に削る
「木のまな板なので定期的に削っています」(biko)

◾️お肉などは牛乳パックを活用
「結婚して買いましたが、まだ買い替えていません!今年で結婚4年目です!にんじんやほうれん草など色のついたものを切った時はキッチンハイターで漂白していて、それ以外は普通に食器洗剤で洗っています。お肉類は牛乳パックを洗ったもので切っています」(みこまる)

◾️こまめに交換
「2〜3年に1回です。100円ショップの簡易なまな板を使うようにしてこまめに交換しています。汚れが気になればハイターにつけています」(なりみ)

◾️まな板の管理は夫任せ
「まな板は、調理師の夫に任せているのですが、キッチンハイターにつけています。あとは、用途でまな板を使い分けています。色や傷が気になるようになってから、買い替えています」(しろくま)

まな板はプラスチック製が2年、木製が5〜7年を目安に交換を心がけて

まな板は清潔に保ちたいと思っていても、気がつけば長く使っていることも。ここでは、買い替えの目安と清潔に保つコツを高橋ゆきさんに聞きました。

「みなさん、衛生面を考えて様々に工夫されていますね。
毎日の調理に使う『まな板』は、きちんとお手入れしているつもりでも、目には見えない雑菌が繁殖してしまうこともあります。雑菌の繁殖を防ぎ、まな板を清潔に保つためのメンテナンス方法やお掃除のコツをご紹介します。

まな板には主に『プラスチック製』と『木製』の2種類があります。
プラスチック製は軽量で水や洗剤に強く、抗菌タイプも多く比較的扱いやすいのが特徴です。一方で、木製のまな板は適度な柔らかさがあり包丁に優しく、風味が増すとされる一方、吸水性が高く、お手入れには注意が必要です。
使用頻度やお手入れ状況によっても代わりますが、プラスチック製は2年、木製は5~7年程度を目安に、深い包丁痕や変色、臭いが出てきたら、新しいものに交換しましょう。

毎日のお手入れは、基本的には汚れたらその都度早めに汚れを洗い流し、スポンジと食器用洗剤を使って洗うことが大切です。包丁線にそって汚れを押し出すように洗い、流水でよく洗い流して乾燥させることが大切です。
プラスチック製のまな板の場合は、週に1度くらいキッチン用のハイターでの消毒も有効です。
もちろんナチュラルクリーニングという観点では、重曹を使ったお掃除もオススメ。重曹には『研磨力』『消臭効果』『漂白効果』があるので、重曹ペーストを使ってお掃除することで、まな板のキズに入り込んだ雑菌を追い出すとともに、嫌な臭いを取り除く消臭効果も期待できます。重曹6に対して水4を加えた重曹ペーストを、ピンポン玉くらいの量を目安にまな板に塗り、スポンジでこすってしっかりと洗い流し、風通しのいい場所で乾かしてください。
木製のまな板の場合は、粗塩を置き、まな板についている包丁の線に沿ってタワシでこすりましょう。木製の場合は特に乾きにくいので、風通しのいい場所で1〜2時間乾かしましょう。

まな板のお手入れのポイントは、魚や肉、匂いや色素が強いものを切ったあと、そのまま時間をおいてしまうと、匂いや汚れが取れなくなります。使用後は早めに水で洗い流してください。
注意して欲しいのは、洗い流すときは水を使用すること。最初にお湯を使うと汚れのタンパク質が固着し取れなくなってしまいます。また傷がつくほど強くこすりすぎることも避けましょう。

木製のまな板の場合、吸水性が高いので長時間、水や洗剤をつけるのはNG。すぐに洗い流し、乾いた布巾でよく水気を取ってください。乾燥時に直射日光や温風で、急激に乾すのも、割れや反りの原因になるので厳禁。風通しの良い日陰で十分に乾燥させましょう。

アルコール消毒をする場合は、肉や魚から出る表面の油分をしっかり洗い流してから消毒しましょう。まな板など、濡れた状態でアルコール消毒をすると、濃度が下がってしまい効果が発揮できないので、アルコール消毒は乾いた状態で行ってください。

また肉や魚などを切る場合の注意ポイントは、
<1>まな板を分ける
<2>「野菜→肉・魚」といった具合に切る順番に気を付ける
などです。
体験談にあるように洗って乾かした牛乳パックをまな板に置いて使用したり、スーパーのトレーの上でキッチンバサミだけで終わらせたりしまうのも衛生的で、時短・汚れ防止になるので、オススメです。
正しいお掃除・使用方法をマスターして、毎日使うまな板を、常にキレイで清潔に保てるといいですね」(高橋ゆきさん)

まな板の注意ポイントでいくつかはやっていないことがあり、反省。冬でも食中毒の原因になることもあるので、高橋さんのアドバイスを参考に清潔に保ちましょう。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2024年9月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数151人)
※記事の内容は2024年11月の情報で、現在と異なる場合があります。

高橋ゆきさん

PROFILE)
株式会社ベアーズの取締役副社長。家事代行サービス業界の成長と発展を目指す一般社団法人全国家事代行サービス協会の会長を務める。家事研究家、日本の暮らし方研究家としても、テレビ・雑誌などで幅広く活躍中。2015年 には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦を開始。2016年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、2020年の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「極主夫道」でも家事監修を担当した。著書は『ズボラさんでも暮らしが整う楽ラク家事』(主婦の友社)『ウェルビーイング・シンキング』(日経BP)などがある。1男1女の母。

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