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『逃げ恥』で大注目!?夫婦がもっと幸せになる家事&育児シェアって?

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2016年に社会現象になったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』。夫婦の役割や家事の分担など、新しい家族のかたちを模索するストーリーが議論を巻き起こし、今、家事&育児シェアに注目が集まっています。
以前から家事シェアを提唱してきたNPO法人tadaima! 代表理事の三木智有さんに、夫婦がもっと幸せになれる家事&育児シェアについて、ひよこクラブ編集部が聞きました。

コミュニケーションがとれている夫婦ほど、家事の満足度が高い

――“逃げ恥ブーム”も一躍買って、家事&育児シェアが注目されています。一昔前に比べて、育児や家事に積極的なパパが増えてきたなぁと思う一方、「パパが育児を手伝ってくれなくてイライラする」という話もいまだに健在。共働き家庭も増えてきた今、どうすれば家事&育児シェアがうまくいくのでしょう?

家事シェア研究家として今まで多くの家族を見てきましたが、家事についての満足度は「夫婦のコミュニケーションがとれているか」が大きなポイントになります。家事についての話し合いをよくされている夫婦ほど家事の満足度が高い、というデータもあるほどです。

産後のママによくある「パパが察してくれない」というイライラをひもとくと、コミュニケーション不足であることがほとんど。「パパが察してくれないからママが自分でやる」→「パパは、ママのイライラの原因がわからないから改善できない」→「さらに雰囲気が悪くなる」という負のループに入ってしまうと、いつまでも問題が解決できません。でも、ママが「なんでイライラしているのか」「何を手伝ってほしいのか」など、自分の気持ちを具体的に伝えられれば、解決できることも多いのです。

たとえば、育児で疲れていて、夕食後のお皿洗いが負担」と伝えられれば、パパが代わりにやる、食洗機を買って負担を減らすなど、解決するための話し合いができるはず。お互いに「パパが察してくれない」「僕も頑張っているのに…」と心の中で思うのではなく、コミュニケーションをとってお互いにすりあわせていくことが大切です。

――家事&育児の満足度を高めるのは、コミュニケーションが鍵なんですね。

とくに、赤ちゃんが生まれてママが仕事を休んだり、赤ちゃん中心の生活リズムになったりと、家族の変化が大きい産後は、夫婦で密に話し合うベストタイミング。慣れない育児でいっぱいいっぱいな産後だからこそ、夫婦が本音で話し合う機会(「カゾク会議」)を積極的に開いてほしいと思います。

平等に分担するよりも、考えを共有することで不満が減る

――ただ、いざ「カゾク会議」を開いても、愚痴の言い合いや家事の押しつけ合いになってしまって「また自分の負担が増えるのか」と尻込みするパパも多いと思います。

「カゾク会議」の目的は、お互いの「負担」と「不満」を減らすこと。家事&育児分担を50対50にしようということではありません。たとえ、90対10の家事分担であっても、お互いの気持ちを本音で話すことで、それがベストであればお互いの満足度は高くなり、「不満」は少なくなります。
大切なのは、分担の割合ではなくて、本音で話すことなんです。家事&育児を平等に分担しようと無理して頑張っていくよりも、家事&育児についての考えをお互いに共有することが重要だと思います。

――「家事&育児分担が50対50じゃなくていい!」というのは、目からうろこです。たしかに物理的に協力してくれることも大切ですが、ママがパパにいちばんしてほしいのは“育児の大変さを一緒に共有してくれる”ことかもしれません。「カゾク会議」を開くときのコツはありますか?

1つ目のコツは、今日の会議のゴールを決めること。「皿洗いを分担したい」など具体的なことでもいいですし、「育児の大変さを共有したい」でもOKです。話がそれてしまわないように、テーマはできるだけ1つに絞るといいですね。一度の会議ですべて解決しようと思わずに、その日のゴールが達成できたらよしとしましょう。

2つ目は、リラックスした環境で話すこと。不満や言い分があっても、あくまで会議の目的は夫婦の関係をよくすることなので、お菓子を用意したり、子どもの写真を見せることから始めるなど、会議の時間が楽しくなるよう気を配るといいと思います。集中してお互いの気持ちを話せるように、赤ちゃんが寝ているときに開催するといいでしょう。

3つ目は、ツールを上手に使うこと。久しぶりに面と向かって話すと、必要以上に感情的になってしまったり、本題からずれてしまうことも。内閣府が専門家と作成した「夫婦が本音で話せる魔法のシート」を使うと、育児&家事の現状を見える化できるので、客観的に話し合えておすすめです。

※三木さんも作成に参加した「夫婦が本音で話せる魔法のシート」は以下からダウンロードできます。
http://www.gender.go.jp/public/sakusenkaigi

「仲がいいなと思う夫婦ほど、よく話し合っている」と三木さん。最初はケンカになってしまったとしても、赤ちゃんが小さいうちから話し合う習慣をつけることで、この先ライフステージが変わっても夫婦で一緒に乗り越えることができるそう。週末は、「カゾク会議」をしてみませんか?

Profile
三木智有●「10年後も20年後も『ただいま』と帰りたくなる家庭づくり」をコンセプトに、2011年にNPO法人tadaima!を立ち上げ、夫婦が共同で家事や育児を担う家事シェアの支援活動などを行う。内閣府の「夫婦が本音で話せる魔法のシート」の作成にも参加。一児のパパ。

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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