「気温差対策はどうする?」首すわり~おすわりベビー【春~夏の着せ方Q&A】
寝返りやおすわり、はいはいなど、動きがどんどん活発になってくる4~7カ月ベビーは、動きを妨げないような着せ方の工夫が大切です。さらに、春~夏にかけては、紫外線対策・気温差対策も必要に。どのようにすればいいのか、保健師の中村真奈美先生に教えてもらいました。
4~7カ月の首すわり~おすわりベビーの紫外線対策と気温差対策をcheck!
Q 春~夏の外出時の紫外線対策はどうする?
A 日よけになるような帽子やはおりものを
だんだんと日ざしが強くなる時季なので、外出時には紫外線対策が必要です。大人の日傘やベビーカーのほろを使って日よけを。つばのある帽子や、サッとはおれる薄手の長袖もあると便利です。脚も日焼けしやすいので、靴下にプラスしてレッグウオーマーをはかせたり、薄手の大判ガーゼをかけるなどして対策を。
Q 春~夏の気温差対策はどうする?
A はおりものを用意。汗による冷えにも注意して
春先や梅雨の時季は、気温差が激しいとき。また、夏になって気温が上がり薄着をすると、外出先の冷房で冷えることもあります。薄手のカーディガンやウインドブレーカーなどのはおりものを持参して対策を。おうちでも外出先でも、汗をかいて冷えてしまうこともあるので、汗をかいたらこまめにふいて、着替えさせて。
Q 春~夏の肌着はどう選ぶ?
A しっかり汗を吸うように、綿100%の半袖肌着がおすすめ
肌着は一年を通して、綿100%の半袖が基本です。暑い日でも、キャミソールやタンクトップよりわきのしたの汗をしっかり吸収する、半袖がおすすめ 。綿100%であれば、通気性・速乾性にすぐれたメッシュ肌着を選んでもOK。
【ここもcheck!】サイズが合っていない服を着ていると、動きを妨げてしまうことが…
サイズが合っていない服を着せていると、動きにくく、発達の妨げになってしまうことも。たとえば、赤ちゃんが寝返りをするときは、足裏で床をけるので自由に脚を動かせることが大事に。赤ちゃんの自由な動きを邪魔しないよう、サイズが合った服を着せましょう。
また、動きが活発になってくると、カバーオールのようなつなぎのウエアでは自由に動けないことも。ずりばいを始める子が多い7カ月ごろが、上下分かれた服に変更する目安です。それより前でも、寝返りが頻繁になったり、体をねじるときに服が引っ張られているようなら切り替えても。
撮影/アベユキへ スタイリング/梶本美代子 読者モデル/KANAちゃん(7カ月) 取材・文/渡辺有紀子、ひよこクラブ編集部
カーディガン[80・90㎝]8800円/ JAMIE KAY 花柄ブラウス(ブルマつき)[60・70・80・90㎝]6990円※一部店舗限定/ babyGap ショートパンツ[80・90㎝]1290円/ユニクロ ハット[0~6・6~12カ月・12カ月~3才]6490円/ Rylee +Cru(ブルース)靴下[SSS・SS]1320円/シップス
気温が上がって暑くなると、「肌着はいらないのでは…?」と思うかもしれませんが、汗をしっかり吸う肌着を着せたほうが快適に過ごすことができるそう。
なるべく動きやすさを重視した服を着せて、外出時は紫外線対策や気温差対策も忘れずに!
中村真奈美先生 (助産師・保健師・看護師)
病院勤務を経て、地域で新生児訪問、乳児健診、母乳沐浴訪問に携わる。2024年、東京都港区に「せるか助産院」を開院。母乳相談のほか、ベビーマッサージ教室なども開講。2児のママ。
参考/『中期のひよこクラブ』2025年春号「首すわり~おすわりベビーが4・5・6・7月に着る服、着てた服、大公開!」
●記事の内容は2025年4月の情報で現在と異なる場合があります。
2025年4月15日発売の『中期のひよこクラブ春号』には、気温やシーンに合わせた着せ方や先輩ママたちがどんな服を着せていたかがわかる「首すわり~おすわりベビーが4・5・6・7月に着る服、着てた服、大公開!」特集があります。
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