ママ友宅訪問時の手土産に、コンビニスイーツはあり?それともなし?
ママ友宅に訪問する時の手土産事情について「たまひよ」アプリユーザーに聞くとともに、鳥居りんこさんの手土産問題についてのアドバイスをお届けします!
コンビニはあり?なし?ママ友への手土産事情
まず、みんなの手土産選びのポイントと、コンビニスイーツはありか、なしかについて聞いてみました。
◾️チルドの飲み物
「お菓子は意外と各家にあるけど、飲み物はコップを洗ってもらうのは大変なので、負担軽減にチルドの飲み物を選んでいます。ゴミは出るけど…」(りん)
◾️みんなで食べられるお菓子
「お子さんのアレルギーなどを確認しつつ、みんなで食べられそうなお菓子。コンビニスイーツも問題なし!」(もも)
◾️ちょっといいお菓子
「お酒やパティスリーで買ったデザートなどです。コンビニスイーツはないかな…」(yuka_p)
◾️サーティワンかミスド
「コンビニスイーツはありです。私自身持ってきてもらえると嬉しい!のですが、私がママ友宅へ遊びに行く時は、サーティワンやミスド、プリンを持っていきます」(三兄弟ママ)
◾️リクエストがあればコンビニもあり
「デパートや駅ナカのお菓子です。コンビニスイーツは先方のリクエストでもない限りなしです」(S)
◾️期間限定コンビニスイーツ
「子どもたちには果物やお菓子、大人はコーヒーやカヌレ、和菓子など好きなものを持っていきます。コンビニスイーツはありです。その時にしか味わえない新作だったり、自分では買わなかったりするので」
◾️頻繁に会うママ友ならコンビニスイーツも
「まだ遊びに行ったことはありませんが、行くとしたら手軽に食べられる洋菓子などを持参すると思います。本当に仲が良くて何回も遊びに行くお宅だったら、コンビニスイーツもありだと思います」(Maria)
◾️お菓子だけでなく手作り惣菜も
「私の場合、元から仲のいい友だちがママ友なので、その子の好みの物を買っていきます。オススメのケーキやお菓子をデパートや近くのスーパーで買って行ったりします。お惣菜を作って持って行ったりすることも。コンビニスイーツありだと思います!最近のコンビニスイーツは美味しいので」(さち)
◾️初めてなら近所のケーキ屋さんのスイーツ
「初めてお邪魔するなら近くのケーキ屋さんの少額のもの(プリンとかクッキーとか)+子ども用のお菓子。何回もお邪魔しているなら、大袋のお菓子を大人用と子ども用を買っていくかも。コンビニスイーツはありです。手土産は相手への感謝の気持ちだと思うので」(まる)
◾️パンや美味しい食べ物
「関係にもよるかなと思います。仲良しの場合は、パン屋さんのパンや美味しかった食べ物系か、ケーキなど。まだ親しくない場合は、箱に入っている菓子折り。コンビニスイーツは大好きなので、私はありです!持っていく場合は、仲良しに限るかなとも思います」(とと)
最初は自分が頂けたら嬉しいというラインで決めて、その後は臨機応変に考えるのでOK!
手土産に何を持っていくといい?について、鳥居りんこさんに聞いてみました。
「ママ友とのお付き合いは情報交換をしたり、同じ悩みを共有できたり楽しいものですが、気を遣うことが多いってのも事実ですよね。手土産ひとつとっても『非常識だって思われないかな?」とか、『あまりに仰々しいのも引かれるかな?』なんて気になっちゃうもの。でもね、このお土産問題も気心が知れてくると自然と解決していきますから、心配も最初の内だけかもしれません。
私自身の経験ですと、はじめてそのお宅に伺う場合、つまり、お互いが友人と呼ぶにはまだちょっと距離がある時ですが、そんな場合は駅ビルあたりに出店しているスイーツで、子どもも喜んで食べられそうなものを持参したり、近所で開店したお店があったら、お味見と称して、それを持っていったりしていましたね。
値段的には、どんなに高くても 1,000円を超えなかった気がします。あまり高くてもお互いの負担になりますからね(パーティーだったり、ごはんをご馳走になったりなんて時はまた別ですよ)。
私が子育て中のママだった頃は、マンションに住んでいたのですが、同じマンションのママ友のお宅に集まって子どもを遊ばせながら、毎日、お茶会をしていました。『今日はウチ、来ない?』みたいな感じで、7軒ほどで、何となく輪番のように場所提供をしていた記憶があります。そんな間柄になると、それこそ毎日のことですからコンビニの袋菓子ひとつで十分。『場所代ねってことなので、子どものおやつ程度の何かは持参していましたが、なりゆきで上がり込むことも多かったので、手ぶらなのに珈琲はご馳走になるってシーンも多々ありましたね。でも、お互い様なので、誰も何も気にしなかったように思います。
このように、頻繁に行き来するようなご近所ママ関係であれば、最初は自分が頂けたら嬉しいかなっというラインで決めて、その後は臨機応変に考えるのでOK!手土産問題も自然と『こんな感じで』っていう風に落ち着いてきます。
また、頻繁には行き来できない、ちょっと遠方のママ友のお家であれば、私は自分が食べてみたかった物を持って行き、相手に『おもたせで失礼!』と言ってもらいながら、一緒に食べています(笑)。
ママ友はいてもいなくても、どっちでもいいと思いますが、もし、ママ友のお家にお招きされたならば子育ての戦友同士、手土産も語らいのトッピングにして、その時間を楽しんでくださいね」(鳥居りんこさん)
親しさによって「今日はコンビニの新作」というのもOKですが…、そうでもない時の手土産選びは、ほんとに大変です。最初は、自分が食べてみたかったものというのも話のネタにもなり、無難かもしれませんね。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年6月の情報で、現在と異なる場合があります。
鳥居りんこさん
PROFILE)
作家、教育アドバイザー、介護アドバイザー。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。著書に『親の介護をはじめる人へ 伝えておきたい10のこと』(学研プラス)、『消化器内科の名医が本音で診断「お腹のトラブル」撲滅宣言!!』(双葉社)など多数。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。


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