生理のとき、外出先で子どもと一緒にトイレに入る場合どうしてる?対処法や子どもへの伝え方を助産師が解説!
生理時の外出はただでさえ憂鬱なのに、子連れだとなおさら気を遣う場面がでてきますね。
そんな悩みへの「たまひよ」アプリユーザーの対処法をお伝えするとともに、助産師の岸本志織さんにアドバイスいただきました。
生理について説明する派もいれば、隠したいという声も
最初に、外出時にどうしているか、みんなの声を紹介します。
「(子どもに)見られないように隠してます」(かんでっぷ)
「隠したりはせず、普通にしている」(ゆき)
「話をそらしながら、ささっと!」(ゆるりん)
「ごめんねーって言ってるけど、わかってるのかな?ジーっとナプキンを捨てるのを見てる(笑)」(りんご)
「お腹が痛いから一人にさせてと伝える。とにかくたくさん水を流して経血を見られないようにする」(りん)
「生理の事は伝える。いま血が出るからお腹痛いんだよと伝えてました」(こあ)
「まだ1歳なのでわかってないですが、もしお話ができる年齢になったら、男の子なので経血を見られないようにしようかなと思います。外出先でトイレに行く時は、できるだけ夫に子どもをお願いしようかなと思います」(とーます)
「今のところ見られて突っ込まれた機会はないですが、もし聞かれたら生理を説明する」(みりん)
「正直に説明する。ママはあなたに見られても構わないけど、おしりは大事なところだからお友だちのを見たり、自分のを見せたりしないのよと、プライベートゾーンの話も含めて伝える」(もりもり)
「ちゃんと生理であることを伝えて理解をしてもらう」(みいみい)
「うーん…まだ2ヶ月なのでどうしようか…と言うところですが、小さい頃から伝えて、分かるようになってきたら辛いものだという認識をしてもらい、男の子なので女の子を支えられるように伝えたいです」(もも)
「夜用を付けていくのでこまめに替えていない」(ハイデ)
「『なんで血が出てるの?痛くないの?』と普通に聞かれます。私は三姉妹を育てていて、いずれは彼女たちも経験することなので、『この血は赤ちゃんのお部屋なんだよ。でもママのおなかには今、赤ちゃんが住んでないからお部屋が血になって出てきてるの。お部屋が全部崩れて綺麗になったら、また新しい赤ちゃんのお部屋が身体の中で作られるんだよ』って説明しています」(匿名A)
生理はいのちの誕生や男女の身体の違いなどを子どもに伝えることのできるチャンス
子連れ外出では、子どもと一緒にトイレに入る機会も多くあります。その際の工夫について、助産師の岸本志織さんに伺いました。
「生理時の子連れ外出は、普段以上に気を遣ったり、体力的にも疲れますよね。
ママの体調面での問題以外でも、実際にトイレはどうしよう…など、迷うといった相談も、よくいただきます。
まず先に私がお伝えしていることは、『ママご自身はどう思うのか?生理のナプキン交換などを子どもに見られても大丈夫なのかどうか』。
この感情を前提に、その後どうしていけばよいか、筋道を立ててみることをお勧めしています。
もし、『見られたくない、抵抗がある』といった感覚が少しでもあるのならば、子どもと同じトイレに入りつつも、ママの方向に視線がいかないような工夫(おもちゃや絵本を持たせる、動画を少し見せてみる、大きめ長めのトップスを着用したり、ハンカチなどを使って陰部が隠れるようにする…など)をしつつ、『安全のために一緒のトイレに入っているけれども、ママのトイレを見られるのはちょっと嫌なんだよね。だから今はママの方は見ないでほしいんだ』といった主旨で、大人の『NO』を子どもに伝えることも大切かもしれません。
子どもの年齢に関係なく、一対一の人間関係として、言動と理由の説明は必要なことではないかとは個人的には感じています。
私自身は、あまりそういった部分では抵抗は感じないため、生理の際も、普段通りオープンにやっています。
包括的性教育をお伝えしている身としましては、毎月の生理は、生理のこと、男女の身体の違い、いのちの誕生のこと、様々な視点から子どもに伝えることのできる絶好のチャンスとさえ思っています。
生理がなぜ起こるのか、生理の間はママに対してどういう接し方をしてほしいのか(お腹が痛いから優しくしてね、少し横になることが増えるけど病気じゃないから心配しなくて大丈夫だよ。など)、これらを子どもたちに伝えておくことは、とても大切なことです。
女の子はもちろん、男の子も知る必要があります。男女それぞれの心身の違いを理解してこそ『違いを尊重する、他人を尊重する』感覚が育まれるからです。
2~3歳になると、『自分との違い』に興味を抱くようになってきます。ぜひ、大人と子ども、男性と女性、これらの違いを、お子さんの興味や関心の程度に応じながら、『科学的に・肯定的に・多様性をもって』一緒に考えられる時間を過ごしてみてください。
いつまで外出時、親と一緒にトイレに入るべきなのという問題も、よく受けるご相談です。
多方面からみた考え方があるので、一概に〇歳から!といえるものではありません。
小学生になったら、トイレは一緒に入らないという親子も多くなってきます。
性犯罪に関する防犯面でいうと、未就学児と小学生で比較した場合、小学校低学年が一番性被害の確率が高い、というデータがあります。これはやはり、単独で行動することが一気に増える時期だからといえます。
小学校低学年の頃は、特に防犯対策を意識した親子の会話も必要になってくるかと思います。
どうしても一人になる場合というのは、意図せぬタイミングでやってくるものです。その際、どのようなことに気をつけて、もし困ったことがあったらどのような行動をすればいいのか、子どもへの具体的な説明と話し合いは前もってしておきましょう。
子どもは、話したことを一回で覚えられるわけではないので、よく行くショッピングモールや決まった場所などで、反復しながらシミュレーションしておくのも大切なこととなります」(岸本志織さん)
難しい問題ですが、生理を機に男女の違いや身体のことを徐々に伝えていけるといいですね。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
岸本志織さん
PROFILE)
助産院fillme代表(出張訪問/オンライン型)。母乳外来や育児相談のほか、ベビーマッサージ、タッチケア、性教育などにも力を入れている。「自己受容できる子どもたちで溢れた社会」にすべく、まずはママや女性がご機嫌でいられるようなサポートを大切に、家族の暮らしごとに寄り添う地域助産院を目指している。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年6月の情報であり、現在と異なる場合があります。


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