ちょっとの工夫でプロ並みの作品に!一生残したい子ども写真を撮るコツ ママのための撮影レシピ vol.9
愛する我が子をより可愛く、思い出に残る写真を撮りたいけれど、いつも同じような写真になってしまう、という人も多いのではないでしょうか。子どもの笑顔や成長の瞬間は、一生の宝物。そんな大切な瞬間をステキに撮影するためのレシピを、ママ・パパたちにお届けします!本記事では、誰でも簡単に真似できるコツをご紹介。日常の中で子どもたちの素晴らしい瞬間を捉え、思い出に残る写真をたくさん撮りましょう。あなたも特別なママ・パパカメラマンに!
成長の記録。「お着替えフォト」を撮ってみよう!
お着替え写真はこう撮る!
背景はシンプルにすると画がまとまりやすい
一生懸命に着替えている子どもを見守る様子が伝わるように少し俯瞰気味に引いて撮影。
背景は部屋の壁など、一色にすると写真がまとまりやすくてオススメ。柔らかい雰囲気になるように、カーテンを背景にしても◎
お着替えに集中してくれるよう「がんばれ!」「すごい」などと声をかけながら撮影してみて。
様々な角度から撮りながら、気持ちのよい画角を探して
まだボタンを留める行為がぎこちない、今だけの姿を残したくて、子どもの手元とボタンに目がいくようアップで撮影。
写真全体をお洋服だけが占めてしまうと、ごちゃごちゃしてしまうので余白を入れ込むのがポイント!
一生懸命になると口が開いてしまう子どもの癖も切り取って。
ママ目線で撮ることで、さらに思い出深く
歪みがでないように真俯瞰からズボンを履いている姿を撮影。
上から見下ろしながら子どもを見ることができるのは今だけ!
ママ目線からの写真を残すことによって、将来見た時に懐かしい思いが蘇るように、撮影してみて。
撮影手順のまとめ
①背景はシンプルにすると画がまとまりやすい
②様々な角度から撮りながら、気持ちのよい画角を探す
③ママ目線で撮って、さらに思い出深く
ポイントのまとめ
お着替えしている子どもに視線がいくように、できるだけシンプルな背景で撮影すること。カーテンや部屋の壁など一色を意識すると写真がまとまりやすいです。ぎこちなく着替えている姿を残すために、ボタンをとめている手元を写すなど、子どもの「今だけの可愛い」を分かりやすく切り取って。
撮影機材
カメラ:α7 IV
レンズ:FE 24-70mm F2.8 GM II
撮影クリエイター
今しか撮れない親子の日常写真ママの目線で撮るコツ
お散歩中などのシーンでは…
寄りすぎると場面が伝わりづらいので、少し引いて撮ることがコツ。
背景はごてごてして見えてしまわないように極力シンプルに!被写体より前に回り込んでカメラを構えるように意識して。
正面、または少しローアングルの構図がオススメです。
日常のちょっとしたシーンでは…
こっそりと2人を覗くように静かにカメラを構えてみましょう。採光が取れない玄関や室内では、ドアを開け自然光を取り入れてみて。逆光になっても気にしなくてOKです。
被写体の手前に壁やドアなど、ぼかせるものがあると奥行き感が出ます。また、撮影の時、声はかけず自然な姿を切り取ってみて。
俯瞰写真を撮る時は…
広角レンズ~標準(50mm)までのレンズを使うと、簡単&スムーズに撮影ができます。
晴れて日差しが強いときは、レースカーテンやブラインドで光量を減らすと◎真上から画角やアングルを変えて何枚か撮影し、お気に入りの1枚を見つけてみて。
こんな撮り方も!
同じシーンでも画角やアングルによって違う雰囲気に。
寄って撮影する時は、F値は最小まで下げ、立体感を出すために順光以外で撮るのがオススメ!
ピントは指先や手が触れている部分に合えば、あとはぼけていてもいい感じの雰囲気に。
撮影手順のまとめ
①お散歩中などのシーンでは、被写体から少し引いて、正面または少しローアングルで撮影。背景はシンプルに。
②日常のちょっとしたシーンでは、自然光を取り入れて撮影を。
③俯瞰写真を撮る時は、真上から画角やアングルを変えて何枚か撮影。
④寄って撮影する時は、F値は最小まで下げ、順光以外で撮影。
ポイントのまとめ
写真を撮る際、声はかけずに存在感を消して淡々と撮ると、自然な雰囲気を残しやすいです。家族全員の表情を気にするとなかなか難しいので、誰か1人でも好きな表情をしている時にはシャッターを切ると◎。笑顔も素敵ですが、何でもない表情も、日常感がでてオススメです。
撮影機材
カメラ: VLOGCAM ZV-E10 II
レンズ:FE 35mm F1.4 GM
撮影クリエイター
子どもの撮影は、その瞬間の純真さや自然な表情を捉える素晴らしい機会です。本記事でお伝えしたテクニックを活用して、子どもたちの成長や日常を可愛く記録し、かけがえのない思い出を作っていきましょう。
文/企画制作編集:GENIC 記事提供:ソニーマーケティング株式会社
ソニーの特設サイトα cafe表現レシピでは、誰でも真似できる簡単な撮影テクニックを無料で公開中!「私にも撮れた!」の感動体験を広げるため、簡単に真似できる撮影テクニックや、新しい表現のヒントをお届けしています。