タオルやシーツ、厚手の衣類が乾きにくい!冬の洗濯物のお悩みは少しの手間でグッと乾燥時間を短縮できる!
気温が低い冬に困ることの多い、洗濯物が乾かない問題。外干ししても乾かない!部屋干しは生乾き臭がする…など、悩みはつきません。そこで「たまひよ」アプリユーザーに洗濯のお悩みを聞くとともに、その解決方法について、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんのアドバイスをお届けします。
乾きにくい冬の洗濯のお悩みとは…
まず、みんなの洗濯物のお悩みを聞いていきましょう。
◾️厚手のものが乾きにくい
「住んでいる部屋はあまり日差しがないので、曇りのときはニットなど厚手のものの乾きが悪いです。また、ニットをハンガーで干すと伸びてしまうので、形そのままで干せて、乾きやすくて、場所をあまりとらない道具が欲しいなと思っています」(しー)
◾️大物を干すと物干し竿が足りない!
「赤ちゃんのねんね用品を洗濯すると、大きくて物干し竿の幅が足りず、干すのに苦労しています」(こまき)
◾️シワが気になる
「洗濯物を干す手間を減らすため乾燥機を使っていますが、シワになるので悩んでいます」(まぁちゃん)
◾️洗濯物同士が接近しすぎ?!
「洗濯物を干す場所が狭いため、洗濯物同士の間隔が狭くなってしまい乾きにくいのが悩みです」(ぶち)
◾️コインランドリーの利用が増えた
「子どもが吐乳するので、布団のシーツなど大きめの洗濯物が一気に出たときは、干す場所に困ります。コインランドリーを使用することが増えました」(ゆゆ)
◾️乾きやすいように工夫
「外干しは天候に左右されてしまうこと。乾燥機付の洗濯機や乾太くんがあれば解消されるかもしれないのですが、乾燥できるものとできないものに分ける手間があるため購入予定はありません。なるべく干す際に乾きやすいように洗濯物同士がくっつかないようにしています」(つくね)
◾️冬は洗濯物が多く感じる!?
「冬は乾きづらいし、厚手だから量が多く感じてしまいます」(kay)
冬の洗濯物のお悩みを解決!少しの手間でグッと乾き時間を短縮
厚手のものが増える冬の時期は、洗濯物の量が増えるだけでなく、乾きにくいのも悩みのタネです。ここでは、本橋ひろえさんに冬の洗濯のポイントについて教えてもらいました。
「冬はシーツやタオル、厚手のニットなどが乾きにくいものです。生乾きの状態が長く続けば、雑菌が繁殖しやすく、生乾き臭の原因になるので、乾かす時間の短縮がカギになります。
洗濯物は雑菌を残さないようにたっぷりの水でしっかり洗うことが基本です。
その他の対策として、乾きやすいタオルやシーツを選ぶのもひとつの方法です。
タオルは、裾の折り返し部分が乾きにくいので、切りっぱなしタイプがおすすめです。
また、バスタオル1枚で、フェイスタオル5枚分に相当すると言われているので、フェイスタオルやスポーツタオルに代えてもみてもいいですね。フェイスタオルを1人2~3枚使ったとしても洗濯物の量はグッと減り、乾かす時間も短縮することができます。
我が家もフェイスタオルに代えたときは、『これで体をふけるの?』 と子どもたちが戸惑っていましたが、フェイスタオルだけで十分でした。慣れてしまえば、気にならなくなるものです。
シーツは、ギャザー部分が乾きにくいボックスシーツより、フラットシーツのほうが乾く時間を短縮できます。
衣類は、素材選びが大事。水分を含みやすい綿素材は乾きにくいので、乾きやすいウールやシルク素材にするだけでも、乾かす時間はかわります。
厚手の衣類の乾きを早くするには、脱水時間をかえるのもポイントです。スウェットパーカーやデニムなどを薄手の衣類と同じ脱水時間にするのはNG。少し手間はかかりますが、脱水後、シワになりやすい薄手の衣類は取り出し、厚手の衣類やタオルだけを長めに脱水するだけで乾きが早くなります。
また、厚手のニットなどは干す前の濡れた状態でアイロンをかけると乾かす時間の短縮だけでなく、熱消毒にもなり生乾き臭が防げます。ニットにアイロンをかけるときは、軽く押しつけて、浮かして移動。生地が伸びる原因になるので、アイロンはすべらせないように注意しましょう。
干すときのポイントは、風の通りをよくするために空間をあけて干すことです。
タオルやシーツなどは、2本の物干し竿を使って、M字になるように干しましょう。薄手のシーツであれば、ハンガー2本を使ってM字になるように干すといいと思います。
干した洗濯物の水分は上から下に移動し、上から乾いていくため、縦長に干すと下の部分が乾きにくいからです。
部屋干しの場合は、サーキュレーターを使って空気を循環させると乾きが早くなります。サーキュレーターは、洗濯物の裾部分に風があたるような角度にするのがポイントです。
乾かす時間を短縮するおすすめグッズはハンガーです。薄いハンガーより、肩の部分の幅が2cmくらいのものを選ぶと乾きやすくなります。私はハンガーの肩の部分に穴があいているタイプを使っていますが、部屋干しのときも乾きやすいので重宝しています」(本橋ひろえさん)
※洗濯・アイロンをする際は洗濯表示を確認してください。
厚手の乾きにくい衣類だけじゃない!冬の洗濯物の注意ポイント
◾️生乾き臭を予防するには、化学繊維の割合を5割以下に抑えて
薄手で乾きやすいと思われがちな、ポリエステル、レーヨン、アクリルなどの化学繊維の衣類や肌着の洗濯は注意が必要です。化学繊維は、他の衣類から出た汚れを吸着しやすいため、黒ずみや生乾き臭の原因になることも。他の衣類と一緒に洗う場合は、化学繊維の割合を半分以下の量に抑えましょう。
◾️洋服ブラシを活用して、汚れを落とす!
頻繁に洗えないウールのニットやジャケット、コートなどのお手入れには、洋服ブラシが◎。洋服ブラシでほこりや花粉、ウイルスを落としておくと繊維の劣化を防ぎ、清潔に保つことができます。
冬の洗濯物が乾かない問題は、少しの手間と干し方を見直すだけで乾きが早くなり、生乾き臭も撃退できそうです。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2026年1月の情報で、現在と異なる場合があります。
本橋ひろえさん
PROFILE)
北里大学 衛生学部化学科卒業後化学薬品会社で合成洗剤の製造を担当。2006年より、東京を中心に各地でナチュラクリーニング講師として、東京を中心に全国各地で講演するほか、テレビや雑誌などでも活躍している。ナチュラルクリーニングとは、環境&手肌に優しい、安心安全、手抜きができて楽チン&楽しい、きちんと洗えたキレイな服を着ること。著書に『やることの「見える化」で掃除をラクにする方法』『ナチュラルおせんたく大全』のほか、最新刊『ナチュラルおせんたく入門』(主婦の友社)など多数。


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