【漫画】バレンタインデー、これって失敗? それとも成功? 娘と初めてクッキーを焼いた結果『ふうふう子育て #110』
近頃、発達がめざましい愛娘・ふーみんと一緒に、夫に贈るバレンタインのクッキーを作ったらどうだろうかと考えた青鹿さん。実際やってみたら大変なことになって……。
何かを形にできるのはすごいこと
これは失敗なんかじゃなくて成功なんだ!
2歳になった娘・ふーみんは、ねんど遊びが大好き。「つまむ・落とす・投げる」だけじゃない動作も上手になってきました。その様子を見ていた私は「そろそろクッキーの型を抜くくらいなら、一緒にできそう。ちょうどバレンタインデーだし、一緒にクッキーを作って夫にプレゼントしよう」と思ったんです。
それが間違いの始まりでした。
ふーみんが一人遊びしているすきに、こっそりクッキー生地を作ってしまおうと、そーっと台所に入ったところ、秒で「おかーさん! なにしてるの~?」と見つかってしまい、「わたしもおりょうりするの!」と飛び入り参加!
小麦粉がふわ〜っと宙を舞い、卵は殻ごとガシャっと投入され、粉や油のついた手で周囲をペタペタと触られて……。2歳児の面倒を見ながらの生地作りはいつもの2〜3倍の時間と手間がかかり、型を抜く工程までの道のりが果てしなく遠く感じられました。
やっとのことで型抜きの工程にたどりつくも、ねんどのようには上手くいかず、幼児の温かい手で何度も触った生地はだれてしまいボロボロ。それはそれは大変でした。
その後、ふーみんがお昼寝をしたすきにクッキーをオーブンに入れ、改めて台所を見渡すと、これまでに見たこともないほど汚れた状態に。自分が始めたこととはいえ、粉や油でギトギト&ベタベタになった壁や棚を半べそ状態で掃除しました。まだ無理だった……と己の認識の甘さを痛感。
ほどなくオーブンからクッキーが焼けたとの合図が。当然のことながら、ボロボロの出来ばえに「大失敗だ。これは別に何か買ったほうがいいな(汗)」と思いつつ、一応夫に報告したところ……なんと夫は大喜び!
ボロボロなのに……と戸惑う私に、夫は「お世話されるばかりだった赤ちゃんのふーみんが、こうやって何かに興味を持ち、形にできたということがとても嬉しい! 挑戦できるってすごいことだよ!」と言いました。
確かに……! 2年前まで自分で寝がえりもできなかったし、一方的にお世話されるだけだった赤ちゃんが、何かを形作るのはすごいことです。
これは失敗なんかじゃなくて成功なんだ! 心からそう思えました。
ちなみに、夫はボロボロのクッキーを、ありとあらゆる角度から写真に収めていて、「記念写真というより、現場検証みたい」と思いました(笑)。
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(編集協力:大西まお)
漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。
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http://aoshikayu.com/
※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。


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