50歳で第1子誕生のアンガールズ田中卓志、立ち会い出産で感動!「でも、助産師さんにおしっこかけちゃったんです」
今年の5月に自身のInstagramで第1子長男の誕生を公表した、お笑いコンビ・アンガールズ田中卓志さん。50歳で父親になった田中さん、慣れない子育てに奮闘しながらも、赤ちゃんの成長を日々楽しんでいるようです。そんな田中さんに妊娠中の様子や、赤ちゃんが誕生した瞬間の気持ち、新生児育児について聞きました。全2回インタビューの前編です。
仕事を調整しつつ、ぎりぎりで出産に立ち会うことができた
――赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。赤ちゃんの性別はいつ知りましたか?
田中さん(以下敬称略) 妻の妊娠がわかって、妊婦健診にはできるだけ一緒に行っていました。妊娠20週ぐらいの健診だったと思います。先生がエコーを見ながら、「男の子ですね」ってあっさり言ってしまったんです。本当は性別がわかる瞬間を楽しみにしていたんですけど、先生が先に言っちゃって…。でも、男の子でも女の子でも、どちらでもうれしかったです。妻は「ジェンダーリビール」をやろうと思ってくれていたみたいですが…(笑)
――性別がわかってどんな気持ちでしたか?
田中 やっぱり真っ先にいつかキャッチボールがしたいなと思いました。僕も親父と庭先でよくキャッチボールをしたので。そして僕の故郷の広島で、カープの試合を一緒に見れたら最高ですね。でもどこのファンになるかは息子しだいだと思っています。いや、その前に野球ではなく、サッカー派かもしれません。
――出産は立ち会うことができましたか?
田中 そうなんです、ギリギリで立ち会うことができました。出産予定日を過ぎていて、生まれる前の妊婦健診で「まだ1週間くらいかかるかもしれない」と言われていて、誘発分娩の予定も入れていました。でも、その前に陣痛が来たんです。
「陣痛かな?」というような様子があって、夜9時を過ぎたころからだんだん強くなってきたから病院に電話したら、「10分間隔くらいになったら来てください」と言われて、その後、何度も電話しました(笑)
夜11時くらいにようやく「来てください」となって、予約していた陣痛タクシーで病院へ行きました。
息子の誕生、第一声に感激!その直後、その場にいた全員が笑顔に
――陣痛から出産まで奥さんと一緒にいることができたのですね。
田中 ずっと妻のそばにいました。休んでいても、何かあったらすぐ対応できるようにはしていて。待っている間、『自分はいつ父親になるんだろう』って思っていましたね。お互い写真を撮ったりもしていて、今思うと、あの時間もすごく貴重でした。
でも立ち会えたのは本当にギリギリで、あと少しのところで仕事に行かないといけないというときに生まれました。
――赤ちゃんの第一声を聞いたときはどんなことを思いましたか?
田中 生まれてすぐに助産師さんが抱き上げてくれてその瞬間、大きな声で「おぎゃー」って泣いてくれました。その声を聞いたとき、感動してこみ上げるものがあり…、泣きましたね。
でもそのあとすぐ、息子がおしっこをしたんですよ。それが助産師さんにかかって(笑)。『ジャンガジャンガ』みたいな感じになっていて。感動の瞬間なんですけど、そこで笑っちゃいました。みんなで笑顔になってなごやかな雰囲気になったことを覚えています。
――最初に抱っこしたときは?
田中 息子が誕生したら、まずは大変な思いをして出産した妻に抱っこをしてもらいたいと思っていました。でも、妻は妻でバースプランに僕に抱っこしてもらいたいと書いてくれていたみたいです。
おそるおそる抱っこした瞬間は、「本当に自分の子なんだ」という気持ちもあり、すごく不思議でした。
泣いた息子を抱っこしたら、スーッと寝てくれた
――「父親になった」を実感したのはいつごろですか?
田中 家に帰ってから少しずつ実感していったような感じですね。
あるとき、息子が泣いていて、僕が抱っこしたら、そのままスーッと寝たことがあったんです。そのときに、「あ、自分のところが居心地いいんだ」って思って…。これはちょっと感動したし、父親になった感じがしましたね。
泣いている赤ちゃんを抱っこして、寝てくれるって、僕のことを信頼して安心してくれているようで、なんかすごくうれしいですよね。
――子育ては、どんなことをしていますか?
田中 おむつ替えもしますし、おふろも入れます。家にいるとき、できることは全部やりたいと思っています。妻は母乳をあげることができるけど、僕にはできないので、僕ができることはなるべくやろうと思って…。ミルクをあげたりもします。ミルクの作り方や何ミリ飲ませるとか、ちゃんとわかるようになってきました(笑)
息子は、母乳もミルクもどちらもよく飲んでくれます。哺乳びんで飲むことも嫌がりませんし、どのメーカーのミルクでもすごい勢いで飲みます。むしろ、むせながら飲むので「落ち着け、落ち着け」って声をかけてしまうほどです。
夜のお世話も、妻と分担しています。赤ちゃんの寝方って、そのときどきで変わるんですよ。「これで寝るようになった」と思ったら、次の週にはもう効かなかったり(笑)。2人でいろいろ試しながらやっています。
毎日見ていても飽きない、息子のしぐさ
――今、赤ちゃんのどんなところがかわいいですか?
田中 全部かわいいんですけど、ミルクを飲んだあとに『げふっ』って大人みたいにげっぷをしたり、ミルクを飲み終わっても口を動かしていたり。おならとかも、すごくかわいいんですよ(笑)。本当に、何をしていてもかわいい。毎日見ていて飽きないですね。
――順調に成長されている様子です。
田中 息子は誕生したときは3124gでした。今も体重の増加は成長曲線のど真ん中を突っ走っている感じなので、順調そのものです。自分が生まれたときは3300gだったと聞いていたので、大きいほうだったと思います。息子の誕生によって自分が生まれたときのことを振り返ることもできました。
お話・写真提供/田中卓志さん 取材・文/安田ナナ 構成・編集/仲村教子(entente)、たまひよONLINE編集部
50歳で始まった初めての子育て。「たまひよの付録冊子の『パパBOOK』を何度も読んだり、まわりの先輩パパに聞いて育児を勉強していました」と話してくれた田中さん。おむつ替えやおふろ、夜のお世話を妻と試行錯誤する毎日の中で、田中さん自身にも「父親になる前にはなかった変化」が起きているそうです。
後編では、長男との爆笑エピソードから先輩パパ芸人との意外な交流、50歳で父になった今だから思うことまで、詳しく聞きました。
田中卓志さん(たなかたくし)
PROFILE
芸人。1976年2月生まれ。広島県出身。大学卒業後の2000年に現在の相方、山根良顕と「アンガールズ」を結成し、ネタ作りを担当。バラエティー番組やドラマ、映画でも活躍している。2022年にはエッセイ「最高の食事」が日本文藝家協会編「ベスト・エッセイ2022」に選出される。2023年1月に結婚を発表。2026年5月上旬に第1子男児の誕生を報告した。
●記事の内容は2026年10月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


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