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「ラン活」だけじゃない! 小学校入学までに身につけたい3つの力

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先日ニュースで「ラン活」という言葉を耳にしました。来年1年生になるお子さんにランドセルを用意する活動を「ラン活」というそうです。昔は年末年始がピークと言われていたランドセル商戦は年々活発になり、しかもその時期がどんどんと早まっているとのこと。今年あるお店では、7月の注文受付開始と同時に、店舗やWebサイトに注文が殺到したそうです。大事なお子さんが6年間使うランドセル、小学校生活のいいスタートが切れるように、こだわって作っているものを用意してあげたい、というおうちのかたの強い想いからかもしれません。
そんな、年長さんをおもちのおうちのかたにぜひご紹介しておきたいデータが。年長さんの時期に〈生活リズム〉〈食事〉〈あいさつ〉などの【生活習慣】全般、物事をあきらめずに挑戦できる【がんばる力】、そして、見聞きしたことを人に話したり理由を伝えたりできる【言葉】が身についている子ほど、小1になったときに「自分から進んで勉強する」傾向が強い、とのことなのです。
また、同じく年長さんの時期に親が子どものやりたい気持ちや考える行動を支えるほど、子どもの【がんばる力】や【言葉】の力は高まることもわかりました。(ベネッセ教育総合研究所 2015年3月)
おうちのかたがお子さんのやりたい気持ちを大切にし、お子さんが自分で考えられるようにしたり、学びの環境を整えたりすることが、お子さんの成長につながるといえそうです。

「自分から進んで勉強する」力を育てるには、生活習慣や学びに向かう力が大切

さらに同じ調査から、年少さんまでに【生活習慣】を身につけることが、年中さんでの【学びに向かう力】へつながること、そして、そこで養われた【学びに向かう力】が、年長さんの【文字・数・思考】の力を育て、それらが入学以降の学習態度を育てていくという関係性も見えてきています。
まずは入学までに生活習慣をしっかり身につけ、そして遊びを通して学びに向かう力を培うことが、小学校以降での学習態度を育てるのですね。
早期から文字・数・思考の教育だけに力を入れるのではなく、お子さんの育ちに沿いながら、生活習慣と学びに向かう力を育むことが「自分から進んで勉強する」力をつけるのに大切です。

年長さんにオススメの過ごし方

まさに今時間のある年長さんにオススメなのは、お子さんが「これから挑戦すること」を考えて、それを達成できるようにサポートしてあげること。このとき、お子さんと一緒に考えること、お子さん自身からやりたいことが出てきたタイミングで、上手に支えてあげることがポイントです。
「お友だちと仲よくする」とか「ごはんを残さない」とかどんな小さいことでも、自分で考えて目標にし、それを達成する体験が大切。「がんばったらできた!」という達成感が、お子さんの成長につながりますよ。
また園から帰ってきたときや、夕食のとき、その日あったことをお子さんに話してもらうのも「言葉の力」を育みます。まだ起きた出来事を順を追って話せなくても大丈夫。「そのときどんな気持ちだったの?」とか「なんでそう思ったの?」など、気持ちや理由をうまく引き出しながら会話を進めるといいですよ。

(文・たまひよONLINE編集部)

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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