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【専門家監修】お宮参りの時期はいつ?お宮参りのマナー・準備と当日の流れ

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※写真はイメージです。
Akio Maeshima/gettyimages

しきたり・マナーを知って、家族みんなで記念に残る「お宮参り」へ!

誕生して初めての儀式である「お宮参り」。「お宮参り」という行事は知っていても、具体的にいつやるの? どこでやるの? 何をするの? と初めてママにとってはわからないことばかりではないでしょうか。最近は、しきたり通りではなく簡素化して行う家族も増えてきています。とはいえ、赤ちゃんの成長を願う儀式です。最低限のマナーは守りましょう。

お宮参りとは? 何をする? 誰と行く?

お宮参りについて、行う意味や時期、誰と行けばいいのか、準備するものをご説明します。

お宮参りとは

お宮参りとは、赤ちゃんが無事に誕生したことを神様・産土(うぶすな)神(住んでいる地域の神様を祭る神社)に報告する儀式です。無事誕生したことを感謝し、赤ちゃんの健やかな成長を願います。本来、赤ちゃんが氏神神社に初めて詣でる行事のことです。

お宮参りをする時期

男女ともに、生後1カ月を目安にしましょう。「必ず、生後1カ月目」ではありません。古くは、男の子は生後31日目か30日目、女の子は生後33日目か31日目と決められていましたが、誕生月によっては、雪の時期や真夏日のこともあるでしょう。季節だけでなく、赤ちゃんや産後間もないママの体調も考えて、日にちを決めてください。地域によっては50日のところも、100日のところもありますので、お宮参りをする地域に合わせて。伝統を重んじる家庭では、祖父母に相談して決めるといいでしょう。生後1カ月あたりの、お天気のいい日に詣でましょう。

祖父母は一緒に行くもの?

両親と父方の祖母が付き添うのがしきたりでしたが、最近では両親だけですませたり、母方の祖父母も同行することもあります。

お宮参りで赤ちゃんを抱くのは誰?

古くは、お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは、父方の祖母でした。これも地域によって異なります。なぜおばあちゃんかというと、昔はお産は穢(けが)れたものと考えられていたので、産後1カ月のママはまだ穢れを払えていないため、赤ちゃんを抱かせてはいけないとされていました。現在では、母方の祖母が抱っこしても、父方の祖父やママが抱っこしても問題ありません。

どこの神社に行って、何をすればいいの?

古来、お宮参りは産土神・氏神神社に詣でるもの。私たちが住んでいる地域を守っている神社です。最寄りの神社が氏神神社とは限らないので、氏神神社がわからない場合は神社本庁で調べましょう。地縁はないけれど、個人的に好きな神社・崇敬神社で行ってもいいですが、電車に乗って行くのは母子ともに負担にもなりますので、遠すぎる神社は避けたほうがいいでしょう。

御祈祷ってどうすればいいの? いくらかかるの?

神社に行って参拝するだけにするのか、御祈祷してもらうのか、家族で相談しましょう。参拝のみの場合は、お賽銭のみですが、御祈祷を申し込む場合は初穂料がかかります。ここでは、御祈祷していただくときの疑問を解決していきましょう。

初穂料の相場は?

初穂料とは、ご祈祷をしていただく際に神社に納めるものです。神社によって初穂料は違います。1万円のところもあれば、5000円からという神社もあります。神社に案内が書いてありますので、ホームページや神社へ行って下調べしましょう。のし袋を用意する際は、金銀か紅白の蝶結びの水引きのもので、表書きに「初穂料」と赤ちゃんの姓名を書いて、社務所へ納めます。

神社の予約はどうやるの?

お宮参りの御祈祷の予約は、神社によって異なります。予約不要で、毎日ご祈祷を受け付けている神社もあります。その際は、当日に神社へ行き、社務所で申し込みます。時間で区切っていると、土日は混んでいて待つこともありますので、余裕を持って行動しましょう。ご祈祷を受けずに参拝のみの場合は、申し込みはいりません。

喪中や忌中の場合は?

四十九日内は避けましょう。それ以外は赤ちゃんのハレの日ですから、気にしなくてもいいでしょうが、念のためご両親に相談しましょう。

神社での写真撮影で気を付けること 

ご祈祷中に撮影するのは、禁止されている神社がほとんどですし、まわりに迷惑になるのでやめましょう。また、神社によっては、境内で撮影禁止の場所もあります。撮影する前に、必ず立て看板をチェックしましょう。三脚も基本的にNGの神社が多いので気をつけてください。

お宮参りで気を付けることは?

お宮参りは、初めての子連れでの長時間のお出掛けがほとんどでしょう。お宮参りや御祈祷後の食事会で困らないために、持っていくべきものをピックアップします。

お宮参りで用意すべき持ち物はありますか?

おむつやおしりふき、使用済みおむつを入れるゴミ袋、おむつ替えシート、ミルクや哺乳瓶、湯冷し、抱っこひも、ガーゼなどのお出掛けセットのほかに、記録用のカメラやビデオも忘れずに。カメラは念のため2台あると、万が一故障した際にも安心です。また、バッテリーがきちんと充電されているかもチェックしましょう。スタイ(よだれかけ)は2枚以上あると便利です。汚してもいいスタイと撮影時用のきれいなスタイも持って行きましょう。

お宮参りの食事会はなにをするの?

お食事会も、赤ちゃんにとって人生初めての儀式です。必ずしなくてはいけないものではありません。食事会をする場合は、参拝後になるため、母子ともに負担がかからないように、自宅の近くのお店がいいでしょう。メニューに決まりはありません。お宮参りプランのあるレストランを利用するのもいいでしょう。自宅で料理をデリバリーしてもいいですね。支払いは誰がしても問題ありませんが、パパとママが主催ですので、予約も支払いも主催した人がするのが基本です。祖父母が支払ってくれると申し出てくれた場合は、ありがたくご好意に甘えてもいいでしょう。

先輩ママたちは、どんなお宮参りの食事会をした?

「祖父母あわせて4名と両親でお宮参り。そのまま写真館で撮影をして、食事会に行きました。食事会のお店選びで注意したのは、個室があるところ。そして、祖父母それぞれが車移動なので車は計3台。駐車場に余裕があるところを選びました」「2人目のお宮参りだったので、義両親と両親、1人目を連れて神社へ。上の子がまだ小さいので食事は家で。ケータリングを頼みました」

先輩ママたちのお宮参りお金事情

「義母と実母、パパとママでお宮参りをしました。そのまま食事をしましたが、神社の初穂料や食事代は実母が出してくれました」「初穂料は1万円。食事会代は1人5000円程度のコースで、ぜんぶ自分たちで払いました。お宮参りは招待するものなので、支払いは私たち親がするものだと思います。両親からお祝いで10万円いただきました」

お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を産土神に報告する儀式です。赤ちゃんが健やかに成長できるように、家族で健康と長寿を祈ります。簡略化されているとはいえ、神社での最低限のマナーだけは守りましょう。 

取材・文/木村美穂 

※体験談は「ウィメンズパーク」に公開されたものです。

監修/近藤珠實 さん

初回公開日 2017/8/18

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