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【小児科医に聞く】これって愛情不足? 赤ちゃんの指しゃぶりを減らす方法

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jansucko/gettyimages

子どもがいつまでも指しゃぶりをするのは、親の愛情不足――。そんな話を聞いたことがある人は多いかもしれません。ばあばやじいじに指摘された人もいるのでは? けれど、本当に愛情不足なのでしょうか? 無理のない「指しゃぶりの減らし方」を、小児科医で赤ちゃんの発達に詳しい、本田真美先生に聞きました。

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指しゃぶりの原因は親の愛情不足ではない

赤ちゃんの指しゃぶりと親の愛情は関係がありません。赤ちゃんは五感を発達させる過程で、指しゃぶりをしているのです。5ケ月ごろにはなんでも口に入れて、物の感触などを学習します。そのため、くわえている指を無理にはずす必要はありません。ただし、1歳を過ぎてからの指しゃぶりは、子ども自身の五感の発達、情緒の安定などさまざまな要因があり、また習慣のようになっている場合もあります。

指しゃぶりは無理にやめさせると逆効果

すでに習慣になっている指しゃぶりを注意したり、無理にやめさせたりするのは逆効果です。「指にからしを塗ってやめさせる」という強引なやり方をする人もいるようですが、赤ちゃんにからしの刺激は強すぎます。そのような方法は避けるべきでしょう。いずれにせよピタッとやめさせるのは難しいので、徐々に減るような働きかけをしていきましょう。

指しゃぶりを無理なく減らすヒント

指しゃぶりを減らすには、まずはどうして子どもが指しゃぶりをしているのか、その原因を考えてみるのがポイントです。原因を一つに特定することは困難ですが、退屈しのぎ、生活のリズムが乱れている、不安になっている、何かを我慢している、といった原因が隠れていることもあります。
子どもが退屈しているようであれば、手を使った遊びをしたり、おもちゃでやりとり遊びをしたりしてみてください。お散歩に出かけたり、外遊びをしたりするのもいいでしょう。
ボーッと過ごしていると指しゃぶりが増えることがあるので、早起き・早寝の習慣をつけておくことも大切です。生活リズムが整うと、日中元気に遊ぶことができます。
不安を抱えているように感じたら、抱っこするなどしてスキンシップを取ってみましょう。環境が変わったり、不安な体験をしたりすると、一度なくなった指しゃぶりが再開することがあります。そんなときもいつもよりスキンシップを心がけ、不安を和らげてあげましょう。
指しゃぶりは無理にやめさせるのではなく、子どものペースに合わせて減らしていくことがポイント。寝る前だけなど、子どもの指しゃぶりをする時間やタイミングがある程度決まっているようなら、心配しなくても大丈夫です。

このような方法を実践しても指しゃぶりが減らない、吸い方が強いためにしゃぶりだこができている、3歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりをしているようであれば、小児科医や小児歯科医に相談してみてください。なんでもクセになると卒業が難しくなるものです。心配ならば、早めに相談するのがよさそうですね。(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)

監修/本田真美先生
みくりキッズくりにっく 院長。小児神経専門医。東京慈恵会医科大学卒業。国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどを経て現職。おもちゃコーディネーターでもあります。

参考/ひよこクラブ2011年1月号「指しゃぶり&おしゃぶり いいの?悪いの?」より

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