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赤ちゃんの3大気になる!「うなり声」「奇声」「いびき」のこと

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monkeybusinessimages/gettyimages

赤ちゃんが出す「う~」といううなり声、いつもの声とは違う「キャー」「ヒィー」という奇声、寝ているときに聞こえてくるいびき。「どうして出すの?」「何かの病気なの?」「うちの子は大丈夫?」などの疑問や気がかりを持つママ・パパもいるでしょう。そこで、赤ちゃんのうなり声、奇声、いびきについて、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」の監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

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赤ちゃんがうなり声。苦しいの?

「1ケ月健診のとき、赤ちゃんのうなり声についてよく相談されます。とくにみんなが寝静まっている夜に赤ちゃんが『う~』とうなることが多いので、大人は『苦しいの?大丈夫かな?』と心配になるようです。
赤ちゃんがなぜうなり声を出すのかは、まだよくわかっていません。大人には苦しそうに聞こえるかもしれませんが、とくに心配しなくて大丈夫。うなり声は多くの赤ちゃんに共通して見られるもので、何かの病気というわけではありません。もしかしたら、単純に声を出しているだけなのかもしれませね」(若江先生)

バスや電車で奇声!どうして?

「6ケ月~1歳前後のママによく相談されるのが、奇声です。これは大人にとってとても耳障りなものなので、『奇妙な声』すなわち奇声と呼ばれるようです。
ただ、奇声を出している当の赤ちゃんには、まったく悪気がありません。赤ちゃんは声を出すこと自体を楽しんでいるだけ。おそらく奇声を出すときは上機嫌のはずです。ママ・パパは『変な声出して、大丈夫かしら?』と顔をしかめず、『こんな声が出せるようになったんだ』と1つの成長の証しとして前向きにとらえるといいでしょう。

 とはいえ、多くの人が乗り合わせるバスや電車などで、奇声を出されるとママ・パパは肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。奇声は赤ちゃんに「やめて」と注意してもしなくなるものではないのが難しいところです。そんなときはまわりの人にひと声かけてみてはどうでしょう? 『楽しくて、声を出しているんです。ご迷惑をおかけしています』などとやんわり言えると、まわりの人のとらえ方も違ってきます。そんな気配りがさり気なくできるママ・パパはすてきですね」(若江先生)

赤ちゃんなのに、いびき。大丈夫?

「そもそも大人のいびきは、息を吸うときにのどが狭くなり、その狭くなった部分に空気が通過するため、のどが振動して音が出ることにより起こります。のどが狭くなる原因はさまざまですが、風邪や鼻炎で鼻が詰まっている状態でも起こりますし、睡眠時無呼吸症候群のような治療を要する病気である場合もあります。
一方、赤ちゃんも風邪をひいて鼻が詰まると、いびきをかくことがあります。赤ちゃんの鼻の穴は小さく、風邪をひくと鼻水がたまって鼻詰まりを起こしやすいもの。そのため寝息が荒くなっていびきのように聞こえることがあります。また、赤ちゃんが鼻詰まりを起こすと、たいてい寝苦しくて夜中に何度も目を覚まして泣きます。このような場合は小児科を受診して、鼻詰まりを改善してあげましょう。

赤ちゃんとは別に、就学前くらいの子のいびきは要注意です。毎晩、大きないびきをかいて、一時的に呼吸が止まるような場合は、アデノイドが大きくなっている可能性があります。アデノイドは咽頭扁桃(いんとうへんとう)といい、のどの上から鼻の奥の間くらいにあるもので、のどのへんとうと同じように3才ごろから大きくなり、10才をすぎると小さくなるものです。これが大きくなりすぎると鼻の通りが悪くなり、常に口呼吸で集中力がなくなったり、発音が悪くなったり、睡眠不足から日中ウトウトしたりと、日常生活に支障が起こります。このような場合は小児科か耳鼻科に相談しましょう」(若江先生)

赤ちゃんの「うなり声」「奇声」「いびき」は、気になるけれど医師に相談するのは気が引けるもの。けれど、赤ちゃんについて気になることがあったら、どんなささいなことでも遠慮しないで、かかりつけ医に相談しましょう。病気に関することだけでなく、育児相談もOKです。疑問や気がかりをすっきり解消して、不安なく前向きに育児をしましょう。(取材・文/永井篤美・ひよこクラブ編集部)

監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

参考/日本呼吸器学会ホームページ

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