【専門家監修】離乳食の“おやつ”はいつから?何をどう与える?管理栄養士が答えます
赤ちゃんの胃はまだ小さく、消化機能も未発達。そのため、3回の離乳食だけでは、必要な栄養がとりきれないことがあります。それを補うのが“第4の食事”、補食としての「おやつ」です。
おやつは、し好品を与えるものではなく、栄養を補うためのもの。では、いつから、どのように与えるのがいいか、管理栄養士の太田百合子先生に教えてもらいました。
“第4の食事”の異名を持つ「おやつ」、どう与えるのが正解?
赤ちゃんにとって、「おやつ」はお楽しみタイムであってほしいもの。与え方次第で、食事のリズムが整ったり、食べる意欲が育つメリットもあります。赤ちゃんとおやつの上手な関係をつくるポイントを紹介します。
「おやつ」はいつから与えるのがいい?
基本的に、離乳食が3回食になっていて、卒乳してから。ただし3回の離乳食+授乳で栄養が十分なら、おやつは不要です。離乳食に影響しないようにしましょう。
「 おやつ」は何がおすすめ?
「離乳食が和食中心なら、ヨーグルトや牛乳などの乳製品を」、「献立に果物がなかったら、バナナやいちごなど」というように、3回の離乳食で与えなかった食材をおやつとして与えましょう。
「おやつ」を与えるタイミングは?
離乳食が中心で、母乳やミルクをほとんど飲まなくなり、コップやストローからの水分補給が可能になったら、離乳食に響かない与え方で、おやつの時間を作ってみましょう。
「おやつ」と聞くと、甘~いお菓子を連想するママも多いかもしれませんが、それは避けたいもの。「おやつを食べたから食事が入らない」とならないように、時間を決めて楽しみたいですね。(文・ひよこクラブ編集部)
■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
初回公開日 2018/08/21
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