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【乳児健診】3~4ケ月健診ってどんなことをするの?

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amoklv/gettyimages

首がすわるまでは、抱っこをするだけでもヒヤヒヤしますよね。「早く首がすわるといいなぁ」と思うママ・パパも多いでしょう。3~4ケ月の健診では、身体測定、問診、視診、聴診、触診、口の中の観察などを行うほか、首のすわりがしっかりしているか、目や耳に異常はないかなど、身体面のチェックを重点的に行います。順調に成長しているかを見るのと同時に、先天的な病気を早期発見するためにも大事な健診です。どのようにチェックするのでしょう? 赤ちゃんの成長・発達に詳しい、小児科医の本田真美先生に聞きました。

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首がどのくらいすわっているかをチェック

 どの月齢の健診でも必ず行われる身体測定は、身長、体重が発達曲線に沿って伸びていれば大丈夫です。体形にも個人差があるので、その子なりに成長しているかを確認しましょう。それ以外には次のようなことをチェックしますが、これらに関しても個人差があることを念頭に置いてください。

【首すわりのチェック】
首すわりのチェックでは、まず赤ちゃんをあお向けに寝かせて、両手を持ってゆっくりと上に引き上げます。そのときに、頭がどのくらいついてくるかをチェックします。また、うつぶせの状態で頭を自分で持ち上げられるかのチェックもします。45度くらい持ち上げればOK。この時期はうつぶせも機嫌のよいときに積極的にしたほうがよいです。

【股関節のチェック】
まず、赤ちゃんの足を伸ばしてそろえて、両脚の長さ、太もものしわの本数や位置が同じであるかを確認します。続いてあお向けに寝かせて、ひざを曲げたときに左右の脚の高さが同じであるかどうかを確認します。最後に股を開いてみて、動きがスムーズか、異音がしないかを確認します。

【目の機能チェック】
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は、30㎝先がぼんやり見える程度(0.02ほど)しかありません。しかし3~6ケ月には、0.05から0.1くらいに発達しています。立体感や遠近感も備わり、新生児のころには目を合わせられなかった子も、正常であれば合わせられるようになっているはずです。健診では、ペンライトなどを使って、それをゆっくりと動かしながら赤ちゃんが目で追っているかをチェックします。また、斜視がないかもペンライトでチェックします。問診では、明るく照らすとまぶしそうにまばたきをするか、眼球の動きが変だと思ったことはないか、涙や目やにがいつも出ていないか、斜視の心配はないか、といったことなどを聞かれます。この月齢での目の機能チェックは、先天異常の早期発見を目的としています。

【耳の機能チェック】
ママ・パパが声をかけたり、音の出るおもちゃを使ったりして、その音に反応をするか、耳の聞こえを確認します。難聴である場合は、聴力障がいだけでなく知的障がいも原因として考えられるため、そのチェックも行います。耳の機能チェックも、目の機能チェックと同様、先天異常を早期に発見するために重要な検査です。

3~4ケ月ごろになると、赤ちゃんによって飲む量、運動量に大きな差が出てくるようになります。当然、発育のスピードにも個人差があります。首のすわりも、3ケ月で完全に首がすわっている子は半分以下なので、健診で首のすわりが不完全でも心配しすぎる必要はありません。4ケ月末までにすわっていれば大丈夫です。5ケ月になっても首がすわらない場合は、小児科医に相談しましょう。(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)

監修/本田真美先生
みくりキッズくりにっく 院長。小児神経専門医。東京慈恵会医科大学卒業。国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどを経て現職。おもちゃコーディネーターでもあります。

参考/ひよこクラブ2017年12月号「赤ちゃんの発育・発達ポイント&かかわり方新定義」より

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