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痛っ!赤ちゃんにおっぱいを「かまれる」のはなぜ?4つの理由を専門家が解説

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Oksana_Bondar/gettyimages

赤ちゃんにおっぱいをかまれることって、ありますよね。歯が生えてきた赤ちゃんにかまれると、痛くて思わず悲鳴を上げてしまいますよね。「なんでかむの!?」なんて、赤ちゃんに聞いてもにやって笑っているだけだったり…。でも、赤ちゃんがおっぱいをかむことには、理由があるのだそう。おっぱいの専門家である、助産師の依田先生に聞きました。

赤ちゃんがおっぱいをかむのには理由があった!

「赤ちゃんがママのおっぱいをかんでしまうのには、必ず理由がある」と助産師の依田先生。思い当たる原因がないか、授乳中や授乳前後の赤ちゃんの様子、ママの行動を見直してみてください。

理由1:乳首のくわえさせ方が浅いのかも

「乳首のくわえさせ方が浅いと、おっぱいをうまく口に含めず、かまれることがあります。授乳中に赤ちゃんのほっぺがえくぼのようにへこむか、『チュパチュパ』と音がするときは浅飲みのサイン。歯がだんだん生えそろってきた月齢の高い赤ちゃんの場合は、ママの乳輪や乳首がかたいことや、母乳の分泌過多などが原因になっていることがあります」

理由2:遊び飲みをしているのかも

「かんだ直後に赤ちゃんがママを見て『ニヤッ』と笑うのは、ママの反応を楽しんでいるから。とくに、ママがかまれるたびに、高い声で悲鳴を上げると、赤ちゃんはかむことが遊びの一つで、ママが喜んでいると勘違いします。そのため、ママが痛がっても繰り返しかまれてしまうことがあります」

理由3:歯の生え始めでかゆいのかも

「歯が生え始めると、赤ちゃんはかゆくていろいろなものをカミカミします。ママのおっぱいもその対象。授乳中もむずがゆい歯を動かすため、かまれてしまうことがあります」

理由4:ママが授乳に集中していないのかも

「授乳中、ほとんどの赤ちゃんはママのことをじっとみています。でも、ママがテレビやスマホなどを見ていたり、ほかのことに気を取られていたりすると、赤ちゃんがママの気を引こうとして、おっぱいをかんでしまうことがあります」

かまれた瞬間に、ママがすぐしたいこと2つ

「かまれたときは我慢せず、一時的に授乳を中断して。3回以上繰り返しかまれたら、空腹になるまで中止を。かみ方が強い場合、無理に引っ張ってはずすと傷が深くなるため、慎重にはずします」

1.真剣な表情で「ダメ」と伝える

「ママが高い声で「『ダメ!』や『痛い!』と伝えると、赤ちゃんは遊びと勘違いすることがあります。真剣な表情で、いつもより少し低い声で『ダメ』『痛いよ』と伝えるよう意識しましょう」

2.赤ちゃんの下あごを下げる

「かみ方が強いときは、赤ちゃんの下あごをママの親指で下げてから、はずすようにして。そのまま無理に引っ張ってはずそうとすると、乳輪や乳首を傷つけてしまうことがあります」

歯が生えてきた赤ちゃんにおっぱいをかまれると、すごく痛いもの。繰り返しかまれないように、赤ちゃんがかむ理由を知っておきたいですね。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

■監修/依田順子先生
東京・二子玉川の母乳ケアルーム「マミィポート」代表・助産師。地域の赤ちゃん訪問や母親学級の講師としても活躍。2人のお子さんのママです。

■参考:ひよこクラブ2017年9月号『「おっぱいをかまれる!」ときはどうするのが正解?』より

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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