りゅうちぇるの計画的な子育て #4お金と仕事編
22才にしてパパになった、りゅうちぇるさん。子育て社会への意見を伺った前回に続く最終回は「お金と仕事」のお話。若くして結婚を決めパパになったことについて、「完全に計画出産です!」との意外な反応が。家族のビジョン、マイホーム、初の海外旅行、教育、貯金、保険…と細かなところまで夫婦会議を重ねている様子。パパになって、仕事観も一変したそうです。(最終回/全4回)
りゅうちぇるの計画的な子育て
第1回 育児編
第2回 夫婦編
第3回 子育て社会編
第4回 お金と仕事編(本記事)
息子は計画出産、預金通帳を見ながら夫婦で節約会議中
ぼくたちは計画的に子づくりをして、リンクが生まれました。
テレビの仕事が急に増えた2、3年前に比べると、忙しさも落ち着いて、ずいぶん仕事量をコントロールできるようになりました。「ぼくたちなら、子どもにとってストレスのない環境で協力して育てられるよね。大丈夫そうだよね」とぺこりんとも話し合い、準備を整えての子づくりでした。リンクを授かれたことも、ぼくらにとってベストなタイミングでした。
そうやって冷静に判断して、覚悟の上での計画出産だったので、「子育てが大変で苦しい…」と嘆く人には、「がんばろうよ!」と思っちゃいます。冷たい言い方に聞こえるかもしれないけれど、生んだからにはがんばるしかない。
ぼくでいうと、自分のためにがんばるのは限界があるけれど、リンクと母になったぺこりんの笑顔を守るためなら、何だってできると感じます。実際、がんばれる範囲が広がったように思います。
はっきりと仕事への姿勢が変わりました。
以前は、「りゅうちぇるのイメージに合わないな」「これはりゅうちぇるっぽくない」と思う仕事を避けていたところがあったんですね。
それが、何事も自分でりゅうちぇる色にしていけばいいし、もっともっとがんばって、リンクがしたいことをさせてあげられる環境をつくりたいと考えるようになりました。
ぼくの仕事は、依頼をいただいて成立することが多いので、将来の不安定さは否めません。
現実的なお金の話もぺこりんとしますよ。かつては、「後悔するぐらいならしたいことを全部やろう(ほしいものも買っちゃおう)!」「ノリも大事!」と思い立ったらすぐにお金を使っていたところがあったけど、やめました。
2人で貯金通帳を片手に、現実的判断をしています。衝動買いはできるだけせず、2人で相談しながら決めます。住まいや車など、今すぐ何もかもそろえる必要はない。もう少し様子を見て必要なら買おうといった慎重さもあります。
「やっぱりね、貯金だね」と保険にも入りました(笑)。
未来の話もたくさんします。
「リンクに世界を見せたいよね」
「4才ぐらいになれば、海外に行っても記憶に残るかな?」
「ぼくらが30才のときリンクは小学2年生。そのときにお家があったらいいよね。マイホームはそこを目指そうか?」
妄想のようなことも、リンクという現実があるからわくわくします。先を見据えて、今何をすべきか具体的に考えられるようにもなりました。
2人の意見が合わないことも、ありますよ。
「自分はこう思う!」「ぺこりんはこう!」を率直に交換することで、「じゃあ、こうする?」みたいな2人で新しい考えを出せることも多くて。夫婦であれこれ話す時間は本当に大事だなって、日々実感します。
(おわり)
※リンクくん・ぺこさんと3人のショット
りゅうちぇる
![](https://st.benesse.ne.jp/online/images/mirai_ryuchell.jpg)
1995年生まれ。高校卒業後、ショップ店員を目指して上京。読者モデル兼古着屋のショップ店員だった際、原宿ファッション界の人気モデルのぺこと出会い恋人関係に。15年にぺこと出演したバラエティー番組を機にテレビで大ブレイク。型にはまらないファッションや発言で注目され続けている。16年12月にぺこと結婚。18年7月に男児誕生。RYUCHELLとしてのアーティスト活動にも注力。
(撮影/藍郷友香(たまひよの写真スタジオ) 文・平山ゆりの)
▼撮影したスタジオはここ
たまひよの写真スタジオ 代々木店
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※2018年8月時点。
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