りゅうちぇるの計画的な子育て #1育児編
今年7月にパパになったりゅうちぇるさん。モデルで妻のぺこさんとの間に生まれた赤ちゃん「リンクくん」は今3カ月です。他人と比べず、周囲の価値観にとらわれず、自分らしくいる。そんなスタイルを貫くりゅうちぇるさんが、「育児」「夫婦」「子育て社会」「仕事&お金」について考えます。第1回のテーマは「子育て」。パパになったばかりのりゅうちぇるさんと、今は育児休暇中のぺこさんとの子育てライフについて伺いました。(全4回)
りゅうちぇるの計画的な子育て
第1回 育児編(本記事)
第2回 夫婦編
第3回 子育て社会編
第4回 お金と仕事編
覚悟していた「産後ブルー」 育児って想像より大変じゃない!
思っていたより大変じゃないです、育児!
ぼくは仕事があるから、リンクと日中過ごせることは少ないけれど、24時間一緒にいるぺこりんも「想像していたより大変じゃないね!」と親指立ててウィンクしている感じ(笑)。「そうだよね、『育児は大変』との情報ばかり受け取っていたよね」と2人で言い合っています。
今は、夜2時間おきの授乳生活です。翌日の仕事が早朝のときは、ぺこりんに任せて眠ることもありますが、リンクの泣き声が日に日に大きくなっているので、だいたいぼくも一緒に目を覚まします。
授乳って、「飲ませて終わり!」じゃないんですよね。ゲップをさせないといけないし、抱っこしてあやして眠らせて…。親もすぐに眠りに戻れるわけじゃない。
ぼくもぺこりんも、細切れ睡眠の毎日で眠い(笑)。
でもまったく気にならないほど、リンクへの愛おしさが何十倍も勝っています。
想像より楽じゃん! そう思えるのは、兄や姉たちの赤ちゃんのお世話をした経験があったのも大きい。甥っ子や姪っ子と関わったおかげで、赤ちゃんという生き物がどういうものか、ある程度知っていました。
ぺこりんの性格が、おおらかで明るいのもいいのかな。妊娠中つわりもなかったし、出産までずっとハッピーでした。ぺこりんのおかげですね。
実はぼく、ぺこりんがマタニティブルーや産後うつになる前提でいたんですよ。
産後の1カ月間って、赤ちゃんの1カ月健診まで外出できないじゃないですか。ぺこりんみたいに好きな仕事をして、毎日仕事でいろんな場所に行って、外にいることも自分のペースで時間を使うことにも慣れている人が、家から出られず眠れない生活に、不安定にならないほうが不自然。「ぼくができることは全部やろう」と準備していました。
ただ、おおらかにママをしているぺこりんだって、余裕を失いそうになっている瞬間はありますよ。「ウンチしちゃった!」「シーツ汚しちゃった!」「すごい泣いているよ、どうしよ!」とか。
そういうときは、パニックになる前に「リンク~♪」と僕が横から抱えてママから引き離します。かつて同棲中に何百回も衝突した経験から、ぺこりんの感情が高ぶりかけているとアンテナが反応するんですよね(笑)。産後そのアンテナはさらに働かせるようにしています。
少し離れた場所であやしてぺこりんの気持ちが整ったら、「見てみて、眠ったよ~」などと話しかけます。1人でやると煮詰まる出来事も、2人いれば笑って済ませられることも多いですよね。
自分の子ども時代を思い返すと、親への反抗期もあったし、親を傷つけたこともありました。
そんなぼくに対して、パパとママは、どんな時もたくさんの愛をくれました。
愛されてないかもしれない…?と頭をよぎることすらなかった。とっても幸せなことだったと感謝しています。
だから、リンクも全力で愛します。まず親ができることはそれしかないのかなと考えています。
(続く)
※リンクくん1カ月検診、3人で外出の様子
次回のテーマは「夫婦」。「パパやママである前に人間だから」 そう語るりゅちぇるさんが実践する夫婦のカタチとは。
りゅうちぇる

1995年生まれ。高校卒業後、ショップ店員を目指して上京。読者モデル兼古着屋のショップ店員だった際、原宿ファッション界の人気モデルのぺこと出会い恋人関係に。15年にぺこと出演したバラエティー番組を機にテレビで大ブレイク。型にはまらないファッションや発言で注目され続けている。16年12月にぺこと結婚。18年7月に男児誕生。RYUCHELLとしてのアーティスト活動にも注力。
(撮影/藍郷友香(たまひよの写真スタジオ) 文・平山ゆりの)
▼撮影したスタジオはここ
たまひよの写真スタジオ 代々木店
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※2018年8月時点。
JR山手線/JR総武線/都営大江戸線「代々木駅」より徒歩3分。小田急線「南新宿駅」より徒歩8分。東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩5分。