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保育園に学ぶ!子どもの成長を記録するポイント

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Marina Bakush/gettyimages

育児日記、つけていますか?子どもの成長はあっという間。記録しておきたいけど、何をどう書いていいのかわからない。書いてるけどなかなか続かない、そんな人も多いはず。今回は保育園で描かれている個人記録を参考にした、成長記録の書き方をご紹介します。

相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。1歳男児の母。
のあそびっこプロジェクト

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連絡帳、個人記録、週案、日案…保育書類には育児日記のヒントがいっぱい!

日々の子どもたちの様子を、個人、集団の両方で捉えながら、毎日の活動の見通しを立てるために、保育園にはたくさんの書類があります。
その中でも、「個人記録」は保育の「5領域」に基づき、項目を立てて継続的に毎日の子どもの様子を記録している重要な書類。1ヶ月毎の子ども一人一人毎の目標設定、振り返りなどがこの書類を元にして行われます。子どもたち一人一人の成長発達を担任が継続性の中で振り返ったり、他のクラスや非常勤の保育士などと共有したりするための役割も。
この個人記録の手法を活用して、子どもの成長記録の書き方・使い方を考えたいと思います。

個人記録の保育の「5領域」

個人記録内によく登場するのが、「5領域」。これは、保育所保育指針の中に記載されている、保育園の日々の生活の中で子供達が身につけていくことを5つに分類した、幼児教育の基礎とも言えるものです。少し難しくなりますが、保育所保育指針からの抜粋に加えて少し詳しく説明していきます。

健康 :健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
→食事・排泄・着脱衣・清潔(片付け)・安全・運動など、健康な生活を送る上で必要になること

人間関係:他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる
力を養う。
→自分自身、親、お友だち、先生、地域の人など、自分や他者との関わりに関すること

環境:周囲の様々な環境に好奇心や探究心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
→自然環境と親しむ、玩具で遊ぶ、身の回りのものから色・文字・数量を発見するなど、子ども自身が取り巻く環境と関わること

言葉:経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉
を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養
う。
→絵本・あいさつ・説明・言葉での依頼・文字など、言葉、言葉の使い方に関すること

表現:感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や
表現する力を養い、創造性を豊かにする。
→素材遊び・歌・リズム遊び・なりきり遊び・造形など、表現に関すること

一つの活動が一つの領域を担うわけではなく、それぞれが重なり合って生活に散りばめられているので、個人記録の中ではそれを総合的にとらえていきます。そしてこの日々の記録を踏まえて、月に一回個人の目標を項目ごとに立て、達成できるよう環境を整えます。

実際に書いてみた!個人記録的育児日記

この5領域を活用した個人記録の内容は、日々の育児日記に取り入れてみると子どもの様子をいろんな角度から確認できるかも!ということで、筆者の1歳2ヶ月の息子を参考に書いてみました。

①項目を意識して書く

今回は、保育の5領域をそのまま項目として設定してみました。オリジナルで考えても良いですね。既に育児日記を書いている人は、1日1領域くらいをちょい足しするだけでも良いと思います。大切なのは、同じ項目で続けて記録していくこと。継続的な子どもの成長発達の変化を見ていくことができます。

②月初に見通しを立ててみる

月初に、前月の様子を振り返りながら、その月の見通しを立ててみましょう。「目標」にしてしまうと、何が何でもやらなければ、と思ってしまいがちなので、あくまでも「見通し」です。今までの様子から、継続して出来そうなことを設定します。親がやるべきこと・準備することも明確になります。

③子育てに関わる人と共有する

5領域を活用すると、育児日記は、比較的客観的なものになります。ぜひパートナーとはしっかり共有を。そして祖父母、近所の人などその子の子育てに関わってくれている人たちにはそれとなく話してみて。「今は絵本を読むのを頑張ってるんだよね」「最近、破って遊ぶのが楽しくって」など、伝えておくと共通認識を持つ人が増えて、その力を伸ばしやすくなります。

参考資料:保育所保育指針解説書―厚生労働省

かわいい時期を日記に残しながら、子どもの成長を客観的に見つめて、伸ばしてあげられると一石二鳥!ぜひ成長記録を書いてみてくださいね。

関連:保育園と幼稚園と認定こども園、何がどう違う?

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