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[1~3才]遊びながら脳を育てる★おもちゃの選び方・遊び方のコツ

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LeManna/gettyimages

子どもにとって「遊び」は「学び」。子どもの興味や発達に合わせたおもちゃを与えることで、心や体、脳の成長を促すことができます。いったいどんなものを選べばいいのでしょうか? 小児科医でありながら”おもちゃコーディネーター”でもある、本田真美先生に教えてもらいました。

どんなおもちゃを与えるといいの?

まずはおもちゃの選び方について、基本を教えてもらいました。「子どもが欲しがるものをそのまま与えるのではなく、親が主導して長く遊べるおもちゃを選ぶといいですね」(本田先生・以下同)

Q:木のおもちゃがいいといわれているのはなぜ?

A:手にフィットして握りやすく、筋肉や関節を鍛えるから

「おもちゃの素材はさまざまです。中でも木製のおもちゃは手になじみやすく、握りやすいという特徴があります。つるつる滑らないため、指先を使ってつまんだり押したり、ひもに通したりといった動作もしやすくなります。
ばあばやじいじが子どものころは、今の子よりも器用だった…などといわれるように、手指の機能は使わないと発達しないもの。最近では物をうまくつまめない子もいますが、木のおもちゃであれば練習しやすいでしょう。また適度な重量感があるのもポイント。ずっしりとした重みは手の刺激となって、固有覚(筋肉や関節の感覚)を鍛えることができます」

Q:人形はどんなものがいいですか?

A:表情がない人形のほうが感情移入しやすくなります

「実はよく見ると、人形は表情がないものが多数派。口が小さい点になっているものもよく見かけますが、これは、人形は無表情に近いほう感情移入しやすいため。子どもが悲しいときは泣いている顔に、うれしいときは笑っている顔に見えるのです。人形を選ぶ時の参考にしてみてください」

Q:しかけの少ないおもちゃでもいいの?

A:シンプルなおもちゃこそ、飽きずに長く遊べる!

「シンプルなおもちゃは飽きてしまうと思いがちですが、むしろ逆。積み木であれば積むだけでなく、横に並べて基地をつくったり、野菜などに見立てておままごとをしたりと、造形が単純だからこそ子どもが試行錯誤したり発見したりする余裕が生まれます。日本のおもちゃであれば、だるま落としやコマといった昔ながらの民芸品もおすすめ。楽しみながら手指を器用に使う能力をのばすことができるでしょう。派手なギミックは目を引きますが、型通りの遊びしかできないこともあります」

Q:キャラクターつきのものばかり選んじゃう…

A:キャラクターをはずしても魅力があるかどうかをチェック

「キャラクターに魅かれておもちゃを購入すると、そのキャラクターへの興味がなくなったとたんに、遊ばなくなってしまうかも。キャラクターがなくてもおもちゃそのものに魅力があり、いろいろな遊び方ができるかどうかを基準にして選びましょう」

子どもの能力をのばす遊び方とは? 

ただおもちゃを買い与えるだけではなく、遊び方にもコツがあります。引き続き本田先生に教えてもらいました。

Q:おもちゃで文字や数字を覚えさせたい!

A:1才・2才のうちは学習の準備期間

「文字や数字、アルファベットなどを実際に覚えられるようになるのは、もっと先のこと。1才・2才はじっくり遊ぶことで集中力を身に着ける・積み木などで形の違いや“多い”“少ない”といった数の概念を感覚的に知るなどして、学習の土台を築く時期です。また、おもちゃ遊びを通じて道具の使い方を覚えたり、手首をさまざまに動かせるようになると、文房具や箸の使い方も上手に。子どもが楽しんで遊ぶことが、将来の知育につながっていきます。3才ごろになったら、遊びの中で数字などを学んでいってもいいですね」

Q:せっかく買ったおもちゃなのに反応がイマイチ…

A:親が遊び方を広げてあげましょう

「子どもが試行錯誤して遊んでいるときは、口を出さずに見守ってあげるのが基本です。たとえブロックでおままごとをするなど本来の遊び方とは違っていても、自分なりに工夫をしている証拠。逆に遊び方がわからないようなら、大人が手本を示してみましょう。積み木であれば『どっちが早く詰めるかな?』と誘ったり、『どこに置くと崩れないかな?』と問いかけてみても。そうすると子ども自身の好奇心や創造性が刺激され、遊び方を発展させていくこともあるでしょう」

関連:東大教授、玩具研究家が選ぶ”子どもが夢中になるおもちゃ”とは?

国内には約5万種類のおもちゃがあるといわれています。何を選ぶといいか迷いますが、「能力を育てる」という視点を持つと、本当にぴったりのものが見つかるかもしれません。具体的なアイテムやメーカーを知りたいママ・パパは、『1才2才のひよこクラブ』2019年冬春号の「子どもの力を伸ばすおもちゃ28選」特集を参考に! 子どもが遊ぶ様子を観察して、喜ぶものを与えてあげたいですね。(取材・文/中澤夕美恵)

■監修:本田真美先生
みくりキッズくりにっく院長。小児神経専門医。東京慈恵会医科大学卒業。国立成育医療研究センター、都立東部療育センターなどを経て現職。おもちゃコーディネーターでもあります。

■参考:『1才2才のひよこクラブ』2019年冬春号「子どもの力を伸ばすおもちゃ28選」

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