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赤ちゃんとの年末年始の過ごし方 パパからの悩みに小児科医が答えます

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SbytovaMN/gettyimages

仕事が長期間お休みになる年末年始。パパと赤ちゃんが一緒に過ごす時間が増えるというおうちも多いでしょう。旅行や帰省をしたり、時には2人で留守番をしたり…。楽しみな反面、「赤ちゃんが急病になったらどうしよう」「車での長時間の移動が心配」など、いろいろな不安や悩みもあるよう。年末年始を前にしたパパたちの疑問・気がかりについて、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生に聞きました。

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パパたちの「年末年始のこれが気になる」…赤ちゃんと2人で過ごす場合は?

年末は大掃除や新年を迎える支度で大忙し。いつもはママに育児を任せっきりのパパも、赤ちゃんのお世話をしたり、ときには2人で留守番をすることになることもあるのでは。ママが不在中に赤ちゃんが体調を崩してもあせらないよう、パパもかかりつけ医の場所や休診日、健康保険証などの保管場所を把握しておきましょう。赤ちゃんが泣きやまないときの対処法なども知っておくと安心。赤ちゃんと2人で過ごす時間は、親子の絆を深めるいい機会になるので、年末年始はパパも積極的にお世話にかかわってみて。

Q 赤ちゃんが病気になったらあせってしまいそう…(1ケ月・男の子)

A かかりつけ医を決め、地域の診療体制をママとチェックして
2ケ月から予防接種が始まるので、この時期にはかかりつけ医を決めておきましょう。急病に備え、パパは地域の休日・夜間の診療体制を調べておくといいでしょう。赤ちゃんの様子がいつもと違うと感じたら、まず病院に電話してから受診を。健康保険証、乳幼児医療証、母子健康手帳、お薬手帳の場所もママに教えてもらっておくと安心です。

Q 赤ちゃんと留守番中「ママ~」と泣かないか心配…(1歳・女の子)

A 事前にママから、必要なお世話と泣いたときの対処法を聞いておいて
赤ちゃんと留守番をする際、パパはママにどんなお世話をしたらいいか事前に聞いておくと安心です。おむつ替えグッズや着替え、離乳食や飲みもの、おやつなどは一式そろえておいて。泣いたときの対処法もママから聞いておくと参考になります。どうしても泣きやまないときは、思いきって外へ出てみると、意外とケロリと泣きやむこともあるので試してみて。

パパたちの「年末年始のこれが気になる」…旅行や帰省で出かける場合は?

年末年始は、旅行や帰省で長時間乗り物に乗る機会も増えるでしょう。赤ちゃんと一緒に移動する際は、できるだけ生活リズムを崩さないよう計画を立て、おむつ替えや授乳の時間・場所を確保すること。グズグズ対策として、とっておきのおもちゃや絵本を用意しておくといいでしょう。帰省先でばあばやじいじと過ごす場合も、赤ちゃんの生活リズムやペースを優先するようにしましょう。

Q 車での帰省やお出かけ、休憩は何時間おきにするといい?(7ケ月・男の子)

A おむつ替えを兼ねて、1~2時間に1回を目安に
車で移動する際の休憩は、おむつのチェックを兼ねて1~2時間に1回を目安に。おおまかに授乳や離乳食の時間と場所を決め、そこから逆算して出発時間や休憩場所を考えるといいでしょう。また、走行中はどんなに泣いても、チャイルドシートから降ろすのは危険なので絶対にダメ。絵本やおもちゃなどであやすか、車を安全な場所に停めて車外で気分転換を。

Q 遠方のばあば&じいじの顔はいつ覚えるもの?(1歳5ケ月・男の子)

A 会うのが年に数回の場合、まだ覚えるのは難しいかも
この時期の赤ちゃんなら、1ケ月くらい前のことまでは覚えていられます。ただ、年に数回しか会わない場合、ばあばやじいじの顔を覚えるのはまだ難しいでしょう。忘れられないためには、こまめに写真を見せたり、電話をしたりする機会を持つといいでしょう。「今度、ばあばのおうちに行くよ」と言うと理解できるようになるのは、3~4歳ごろです。

パパたちの「年末年始のこれが気になる」…お正月の食べものはどうする?

お正月は、お雑煮やおせち料理など普段食べない料理を食べるのも楽しみの一つ。ただ、赤ちゃんにはまだ食べられない食材や料理もあるため、縁起物だからと無理に食べさせるのはやめましょう。やわらかく煮込んだお雑煮のおもち以外の具材や薄い味つけのお節料理なら、赤ちゃんにあげても大丈夫な場合があります。年末年始も食事の量やタイミングは普段どおりにして、赤ちゃんはもちろん大人も食べ過ぎないよう気をつけましょう。

Q 一緒におもちを食べられるのはいつごろから?(1歳1ケ月・男の子)

A おもちは3歳ごろからが目安。お正月も普段どおりの食事を
おもちはのどに詰まらせる危険があるため、子どもにおもちを食べさせられるのは3歳ごろからとされています。3歳になっても、おもちの大きさや量に注意しながら食べさせましょう。お雑煮は、おもち以外の具材なら味を薄めることで食べさせられます。おせち料理は、その時期に食べられるものの中から味が濃くないものを選んであげるといいでしょう。基本的に、赤ちゃんにはお正月や年末を意識せず、普段どおりの食事をあげるのがいちばんです。

Q 年末年始の食べすぎが心配です…(1歳2ケ月・女の子)

A だらだら食べは×。おやつは食べたら必ず片づけて
食事は普段どおり、1日3回しっかりと食べさせてあげて。おやつ(補食)も1日2回までにし、時間を決めて食事に影響しない量にとどめることで、食べすぎを防ぐことができます。おやつなど食事以外の食べものが食卓に常にのっている状態だと、一日中だらだら食べてしまう危険が…。「ごちそうさま」をしたら必ず片づけるようにしましょう。年末年始は夜更かしをしがちですが、赤ちゃんが寝る前に晩酌などを始めると、赤ちゃんも大人が食べている様子を見て食べたくなってしまうので、大人も注意しましょう。

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年末年始も、赤ちゃんの生活リズムを第一優先に。お出かけは無理がないよう計画を立て、大人も夜更かしや暴飲暴食を控えて、明るい新年を迎えてください。(取材・文/前田ユリ、ひよこクラブ編集部)

監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

参考/「ひよこクラブ」2016年12月号「赤ちゃん35人のすくすく成長日記」より

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