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「夫が合コン三昧!?」夫婦やママ友関係に悩むママの告白に子育て支援の専門家がアドバイス!

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AntonioGuillem/gettyimages

イクメンの育児や家事シェアがあたり前になっている時代ですが、なかにはまだ、休日の朝から酒を飲むパパ、万単位のお金を借りてはなかなか返さないママ友、家に帰らず合コン三昧のパパなど、身近な人間関係に悩まされているママも多くいます。今回は、そんな悩めるママのリアルな声に、白百合女子大学教授で子育て支援のエキスパートである秦野悦子先生からアドバイスをいただきました。

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子育て真っ最中のママたちの赤裸々悩み相談室

ただでさえ子育てで毎日てんてこまいなのに、夫婦関係、ママ友関係などの悩みがつきないママたちのリアルな声を集めました。秦野先生のアドバイスは、あなたの悩み解決のヒントにもなるかも。

Case 1:電話占いにはまってしまいました

「2才の子どもがいます。育児に疲れて、気分転換に始めたスマホの占いアプリにはまってしまい、気がついたら10万円も使ってしまいました。やめたいと思っているのですが、気がつくと占いアプリを開いてしまいます」

★秦野先生:スマホを持たない日を作りましょう

「あなたは、今、スマホの占いアプリに依存しています。やめたいと思っているのにやめられない状態は、一種の依存症です。あなたに必要なことは、スマホと距離を置くこと。“スマホを片時も手放せない”という人は多いと思いますが、スマホがないと少し不便になるだけで、実はそんなに困りません。まずは丸1日、スマホを持たずに過ごしてみましょう。慣れてきたら、3日、1週間・・・と持たない期間を延ばしていきましょう。そして、スマホの占いアプリ以外の気分転換方法を見つけてください」

Case 2:パパが育児をしてくれません

「1才の子どもとパパとの3人家族。パパは仕事が忙しいため、帰宅時間が遅く、平日は子どもと触れ合う時間がありません。休日も昼間からお酒を飲んでしまい、育児をまったく手伝ってくれません」

★秦野先生:パパがお酒を飲む前にママは外出してみて

「近年、育児・家事・近所づきあいまでまんべんなくこなすパパがスタンダードの中、ちょっと困ったパパですね。ただ、“最初から協力的なパパは少ない”というのも現実。結婚、妊娠、出産を経て、一緒に子育てしながら、夫婦で役割分担を決めていけばいいんです。子どもはまだ1才でしょ。夫婦の役割分担を修復するのは、今からだって、遅くありません。
今度の休日にでも、パパに子どもを任せてママはひとりで外出してみましょう。育児をひとりで抱え込んでいるママは、やむを得ない事情で子どもを預けることはしかたないと思えても、自分の用事で子どもを預けることに罪悪感を持つ人が多いです。でもね、この手のパパは『ひとりで育児するのは大変だから、手伝って』といくら言葉で伝えても通じません。子どものお世話がどれだけ大変か実体験でわかっていませんから。パパを信頼して、子どもをすっかり預ける時間をつくってみてください」

Case 3:パパへの不信感でいっぱいです

「2才の子どもがいます。先日、パパが若い女性と合コンをしていることが発覚しました。『職場の後輩に女の子を紹介してと言われたから、しかたなくって』と言い訳していますが、一度や二度のことではないようです。不信感でいっぱいです」

★秦野先生:義理の両親を味方につけて叱ってもらおう

「2才のお子さんがいるのだから、育児や家事の手伝い、子どもの遊び相手など、パパがやるべき家庭での役割はたくさんあります。『仕事が終わったら、すぐに帰ってきて!』『子どもはあなたを必要としているのよ』『後輩に女の子を紹介して得意になってるんじゃないわよ!』『このままだと、家庭での居場所はなくなるわよ!』・・・etc.、パパにがっつり雷を落としましょう。『不信感でいっぱい』なんて、生やさしいことを言っている場合ではありません。とはいえ、普段から怒り慣れていないから、雷なんて落とせない…というやさしいママもいると思いますし、逆切れされて嫌な思いをしたくないママもいるでしょう。そこで、おすすめなのは、パパの両親を味方につけて、両親から叱ってもらう方法です。その際、ポイントは、パパの悪口を言うのではなく、事実を淡々と伝えて『子どもがかわいそうで悩んでいる、助けてほしい』というスタンスで相談すること。効き目は抜群だと思いますよ」

Case 4:ママ友との金銭トラブル

「公園で知り合ったママ友に『財布を落としてしまったのでお金を貸してほしい』と言われ、1万円貸しました。そのお金は返ってきたのですが、その後も何回かお金を貸してほしいといわれ、結局計3万円。そのお金は返ってきません。貸してしまったことを後悔しています」

★秦野先生 「返してとはっきり伝えることです」

「そのママ友は、あなたのやさしさ、そして、気の弱さにつけ入っています。『返して』と強く言ってこないことを見抜いているのです。今後、金銭の貸し借りはやめましょう。もしも、そのママ友に「貸して」とまた言われたら、笑顔で『お金の貸し借りはトラブルの元ですので、しないことにしました』と言いましょう。そして、『そういえば、まだ返してもらっていない分がありますね」とはっきりと伝えましょう。次からは、あなたに『お金を貸して』とは言わなくなると思います。顔を合わせるたびに『返してね』と言えたら、貸した3万円も返ってくるかもしれません」

関連:児童館で落ちたよだれを拭いてくれないママさん…どうすればいい?【子育てなめてました日記#22】

リアルなママたちの悩みに寄り添い、叱咤激励する秦野先生のアドバイスには気づかされることがいっぱいありますね。どれも悩んだ分だけ、状況は今よりずっとよくなるはず。似たような悩みを持つママたちも、ぜひ頑張ってみて!(取材・文/白鳥紀久子、ひよこクラブ編集部)

■文中の体験談はすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。

■監修:秦野悦子先生
臨床発達心理士。白百合女子大学教授。専門は発達心理学(言語発達、障害児のコンサルテーション、子育て支援)。わかふじ幼稚園園長。著書に「心と体が育つ親子遊び」「最新しつけ大百科」(ベネッセコーポレーション)。

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