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「原裕美子のアロマでゆるっと子育てライフ」#1アロマって何?

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撮影/大森忠明

こんにちは。育児に奮闘する傍らモデル・アロマスタイリストとして活動している原裕美子です。
この連載では子育てで忙しいママがアロマを使って心身共にハッピーになれるようなアイデアを提案していきます。

初回は「アロマって何?」というお話です。

「アロマ」と聞くと「自然派」「体に優しい」というイメージがありませんか? 化学物質が添加されたものよりアロマな製品を選びたい、と思うママさんも多いのではないでしょうか?

だけどちょっと待って! 皆さんが思い描くアロマは、使い方を間違えるとても危険!! 今回はアロマの基本のお話をしていこうと思います。

関連:妊娠期のマイナートラブルに。不快な症状を和らげる5つのアロマケア

Q1:アロマとは? アロマオイルって何?

撮影/原裕美子

アロマはフランス語で「芳香」を意味します。香りの高い精油(エッセンシャルオイル)はもちろん、芳香蒸留水(フラワーウオーター)、ハーブ、植物油など、いい香りを醸し出すものすべてがアロマといえます。

皆さんがよく耳にする「アロマオイル」というものは、香りのするオイル全般を意味します。

そのため、合成香料のような添加物が入っていてもアロマオイルと呼ぶことができるんです。

一方「精油(エッセンシャルオイル)」は、天然純度100%の植物の香り成分を凝縮したもの。

この連載では私がオススメする精油も紹介する予定ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

Q2:アロマライフって具体的に何をするの?

撮影/原裕美子

たとえば、精油をアロマディフューザーに入れてその香りを楽しんだり、毎日のスキンケアに取り入れたりすると、心身の健康と美容に役立てることができます。

また、ハーブはお茶やスパイス、入浴剤やフェースパックなどで体の内と外からケアすることが可能です。

そのほかにも、芳香蒸留水や植物油なども目的に応じた使い方によって美容効果を高めてくれますよ。

Q3:アロマライフを実践する上で、約束事はありますか?

撮影/原裕美子

守ってほしいのは以下の3つだけ。
①精油を直接皮膚につけない。
②2才未満の乳幼児に、精油を用いたスキンケアをする・乳幼児と一緒に長時間に及ぶ芳香浴をするのは厳禁。
③体に違和感を抱いたらすぐにやめる。

精油は芳香物質を凝縮したものなので、そのまま皮膚につけるには刺激が強すぎます。だから、皮膚に塗布する際は植物油やバスソルトなどのグッズと合わせて使うことが鉄則です。

また、精油成分は体内に吸収され体にさまざまな働きかけをするため、体の機能が未熟な乳幼児には直接使うのは危険。乳幼児には精油を用いたスキンケアはもちろん、アロマディフューザーやアロマポットで長時間香りをたくのも避けましょう。

そして最後に、ホルモンバランスがいつもと違う状態にある産後すぐのママも精油の種類によっては刺激が強く違和感を抱くことがあります。その場合は精油の使用を控え、低刺激なハーブや芳香蒸留水などを使うのがおすすめです。

関連:[うちのこと。子ども2人育ててます!#57] 何名、、、様?

以上、アロマの基本でした。

アロマが正しく理解できたら、アロマライフはとても簡単&快適に無理なく続けられますよ。
次回はアロマライフ実践編でお送りしたいと思います。お楽しみに♪
(構成:ひよこクラブ編集部)

■Profile:原裕美子
モデル・日本アロマ環境協会アロマ・インストラクター。雑誌や広告で活躍する一方、2016年にアロマセラピー・インストラクターの資格を取得。アロマのある心地よい暮らしを提案するウェブマガジン「vivaliv aroma club」も運営。1児の母。

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