モデルの原裕美子がママに!モデル・スタイリスト・アロマインストラクターでママ。飲み終わったカモミールティーで赤ちゃんのスキンケア?
撮影/大森忠明
今回のキーワードは飲み終わったカモミールティー? 女性誌や有名ブランドのショーで大活躍のモデル、原裕美子さん。アロマ好きが高じて、2016年にはアロマセラピー・インストラクターの資格を取得したほど。連載「原裕美子のゆるっとアロマライフ」では、現在、子育て奮闘中のはらちゃんが、同じく育児中のママやパパが、かんたんに真似できるアロマのつかい方を教えてくれます。
こんにちは。
育児に奮闘する傍らモデル/アロマスタイリストとして活動してる原裕美子です。この連載では、アロマを用いて育児に奮闘するママの心身をハッピーにするアイデアを提案していきます。
今回はママも赤ちゃんもハッピーになれるスキンケアのお話です。
ママにとって、赤ちゃんとのおふろはお世話の中でもかなり大変なことですよね。とくにあわてるのがおふろ上がり!! 自分の体をふいたら急いで赤ちゃんをふいて保湿して、おむつをはかせて洋服を着せて、お世話が一段落して気づけばママのお肌がカピカピ…。なんてことありませんか?
今日はそんな忙しいママにピッタリ! ハーブを使った簡単保湿ケアを紹介します。
飲み終わったティーパックをおふろにポイッ 飲むだけじゃない、ハーブの魅力
撮影/原裕美子
ハーブはハーブティーのように飲んだり、料理のスパイスとして活用したりしますね。たとえばカモミールやローズヒップなどはハーブティーで、ローズマリーやガーリックは料理のスパイスとして活用したりします。ハーブは口から取り込むことで、豊富な栄養が私たちの体を内側からケアしてくれるのです。
けれどハーブの魅力はそれだけではありません。
ハーブの栄養が溶け出した水や油を皮膚に塗布することで、お肌に栄養を与え、より健康に美しく導いてくれます。
水になじむハーブ、油になじむハーブ
撮影/原裕美子
実はハーブは、栄養がお湯に溶け出すものと、油に溶け出すものの2種類あります。お湯になじむハーブは主にビタミンB、Cが多く摂取でき、油になじむハーブはビタミンEといった栄養が摂取できます。
ですから、それぞれのハーブの性質を知り、正しく扱わないとせっかくの栄養が台無しになることもあるのです。
美肌に導くおすすめハーブケア
撮影/原裕美子
産後2カ月以降のママにオススメなのが、カモミールティーの茶葉で入る“カモミールぶろ”です。準備はとても簡単! 飲み終わったカモミールティーのティーパック、または余ったお茶をお風呂にいれるだけ。ティーパックは3個までで調整してください。
カモミールの栄養はお湯に溶けやすく、お肌を保湿し、炎症を鎮める働きが期待できます。そしてその香りは心をリラックスに導き、寝つきをよくすると言われ、バスタイムにピッタリです。
低刺激で安全なハーブとされているので生後3カ月以降の赤ちゃんなら一緒にお風呂に入っても問題ないと言われていますが、事前にお肌の目立たない部分にハーブ液を少量つけて異変がないか確認しましょう。ちなみにカモミールティーは婦人科系、ストレス性の消化器系の不調を緩和してくれると言われ、別名「マザーハーブ」とも呼ばれるほどママの強い味方。
ハーブを使った保湿ケア、いかがでしたか?
カモミールはハーブの中でも手に入りやすいものなので、思い立ったらすぐにできます。私も疲れたときは飲み終わったティーパックをおふろにポイッと入れて、入浴しています。ちなみにカモミールティーはミルクを入れて飲んでもおいしいんですよ! それでは、次回もお楽しみに。
■Profile/原裕美子
モデル・日本アロマ環境協会アロマ・インストラクター。雑誌や広告で活躍する一方、2016年にアロマセラピー・インストラクターの資格を取得。アロマのある心地よい暮らしを提案するウェブマガジン「vivaliv aroma club」 も運営。1児の母。