沐浴のテッパンアイテム!後悔しないベビーバスの選び方
ネット通販でも赤ちゃんグッズ専門店でも、沐浴(もくよく)で使うベビーバスはあまたの品ぞろえ。「床置きって何?」「ネットの口コミだとエアー式が人気みたいだけど…」などと、選ぶのも大変! 新生児期には欠かせない、ベビーバスの種類と賢い選び方を、助産師の岡本登美子先生に伺いました。
ベビーバスにはどんな種類があるの? それぞれの特徴は?
産院退院後から1ヶ月健診ごろまで使うベビーバス。主に3つのタイプがあります。詳しく見ていきましょう。
[床置きタイプ]
「床に置いて使うプラスチック製のもの。大きめで安定感がある反面、収納スペースをとる、お湯を入れた状態での移動が大変という難点が。浴室はもちろんリビングでの沐浴にも使えます」(岡本先生・以下同)
[シンクタイプ]
「キッチンや洗面所のシンクにはめ込んで使うタイプ。立ったまま入れられるので、腰に負担がかからないのが魅力。ただし、シンクの大きさに合わないと使えないので注意が必要です」
[エアータイプ]
「空気を入れふくらませて使うタイプ。軽くて持ち運びに便利。また、たたんでコンパクトに収納できます。ただし、素材がやわらかいため、お湯がこぼれやすいデメリットがあります」
ベビーバスを選ぶ決め手は?
「新生児期は細菌に対する抵抗力が弱いので、専用のおふろを用意する必要があります。ベビーバスは主に3タイプありますが、だれがどこで入れるのか、住環境や生活スタイルに合わせてチョイスしてください」
沐浴場所は、いつも赤ちゃんがねんねしている部屋と温度差がないことが大事です。赤ちゃんや沐浴する人が快適に沐浴できる場所はどこかを考え、ベビーバスを選ぶ手も。ただし、かさばるタイプもあるので、収納スペースがあるかどうかも視野に入れておくといいかもしれませんよ。(イラスト・もりあみこ 文・ひよこクラブ編集部)
■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)