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子どもの自立が育たない?お友だち親子になりやすい親とは

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itakayuki/gettyimages

“お友だち親子”って言葉を知っていますか? 子どもと友だちみたいに何でも話せる関係で、一見、ほほえましくていいことのように思えますが、お友だち親子には、子どもの自立心が育ちにくいなどの問題点も。
また“お友だち親子になりたい!”とママ・パパが強く願ったわけではないのに、気づいたらお友だち親子になっているケースもあるそうです。
お友だち親子になりやすい傾向を、乳幼児期からの親子関係に詳しい、日本女子大学人間社会学部心理学科教授 塩崎尚美先生に教えてもらいました。

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塩崎先生が教える! お友だち親子になりやすい親とは!?

お友だち親子には、実はなりやすい傾向があります。まずはママ・パパの性格や取り巻く環境をチェック。2つ目は親と子の組み合わせで気をつけたい点。「自分は大丈夫かな…」と気になるママ・パパはチェックしてみてください。

“お友だち親子になりやすい!”傾向をチェック

以下の項目に1つでも当てはまる場合は、お友だち親子になりやすい傾向が。多く当てはまれば当てはまるほど、その傾向が強いといえるでしょう。

□“自信がない”“子どもに嫌われたくない”という気持ちが強い
子育てに自信を持てなかったり、「子どもに嫌われたくない」という気持ちが強すぎたりするママ・パパは要注意。安心感を得るために、子どもを自分の分身としてとらえて、お友だち親子になっていくケースがあります。

□子育て以外に興味がなく、夫婦関係がうまくいっていない
「子育て以外に興味がない!」というママ・パパは、常に頭の中が子どものことでいっぱいで、お友だち親子になりやすい傾向が。また、夫婦関係がうまくいっていないと、その満たされない思いが、子どもに向かって過度に密着した親子関係を築き、子どもの自立に影響を及ぼすこともあります。

□ママ・パパ自身が過保護・過干渉に育てられた
ママ・パパ自身が過保護・過干渉に育てられると、子育ての不安が強くなりやすい傾向があります。そうした不安を和らげるために、自分も過保護・過干渉になり、子どもの自立を妨げることが…。

親×子の組み合わせ別 かかわり方のポイント

親子の性別の組み合わせで、お友だち親子になりやすい/なりやすい傾向が変わってきます。
上から順に“お友だち親子になりやすい”度が高い組み合わせ。組み合わせ別に解説します。

Case1:ママ×娘
女性同士で、親子で似たような性格の場合はお友だち親子になりやすいので要注意! ママが意識して適度な距離を保ちながら、子どもを1人の人間として尊重することを心がけましょう。

Case2: パパ×息子
男同士は、スポーツなどの共通の趣味を見つけることでお友だち親子になる可能性が! 親子で共通の趣味をもつのは悪いことではないのですが、パパの趣味を一方的に押しつけるのはいけません。子どもの個性を尊重してあげて。

Case3: ママ×息子
異性同士で性格が似にくいため、お友だち親子には比較的なりにくいでしょう。ママの中には“子どもと意見が合わない!”“息子の言動が理解できない!”と悩む方もいますが、成長のステップと思っておおらかに見守って。

Case4: パパ×娘
パパは娘だとでき愛する傾向がありますが、男性は娘と一体化しにくいため、お友だち親子の関係になる可能性は低いです。だからといって“でき愛してOK!”という訳ではないので、きちんとしつけを。

うちは大丈夫!? お友だち親子の見極め方

「うちって、お友だち親子になっていない!?」と気になっても、自分で見極めるのは意外と難しいもの。そんなときは、子どもと次のようにかかわっていないかチェックしてみて!

1)子どもが自分で考えて行動する前に手を出している
2)一日中、子どもと離れられず家事がはかどらない、子どものやることに1つ1つ手出ししてしまうなど過保護や過干渉になっている
3)子どもに嫌われたくなくて、注意すべきなのにしかれない

もし「先回りして手を出し過ぎているかも…」と思ったら、子どもが自分で考えて行動できるように見守りましょう。しつけのためにしかる必要があるときは、嫌われることは恐れずにしかってください。子どもはママ・パパが大好きです。しつけのために多少しかったからといって、ママ・パパを嫌いになることはありませんよ!

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お友だち親子は、ママ・パパが自信を持てずに不安だとなりやすい傾向がありますが、とくに初めての子育てでは、みんな自信を失いやすいもの。もしママ(パパ)が自信を失くしていたら、温かい言葉をかけるなどして支えましょう。ママ(パパ)だけに育児を任せるのもNGです。子どもへの過度な依存を防ぐには、温かい夫婦関係を築くことがカギになります。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

監修/塩崎尚美先生(日本女子大学人間社会学部心理学科 教授)
臨床心理士。専門は発達臨床心理学、乳幼児からの親子関係、子育て支援。一男一女のママでもあります。

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