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子どものお友達が我が家に初めてお泊まり! どう対応する?

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昼寝の時間
Milatas/gettyimages

子どもがある程度大きくなると、週末や夏休みなどを利用して仲良しのお友達が泊まりにくる「お泊まり会」を企画する家庭もあるのではないでしょうか。でも、いくら仲良しとはいえ、初めての場合はどう対応すればよいか悩みますよね。お友達がお泊まりするときの準備の仕方や注意ポイントについて、子育てアドバイザーの長島ともこさんにお話しいただきました。

何歳から? 子どもの友達のお泊まり

多くの園において5歳児クラス(年長さん)が、夏休みやその前後にお泊まり保育を行っていることを考えると、子どもが親元を離れてひと晩過ごすことができるようになるのは5歳前後。

個人差もありますが、このくらいの年齢は、
・トイレがひとりでできる
・自分の気持ちを言葉で表現できる
・ひとりで食事ができる
・周りの友達と関われる
など、自分でできることが増え、親や周りの援助の必要が少なくなり始める時期でもあります。

「子どもの友達をわが家に泊める」ことについては、各家庭でいろいろな考え方があると思いますが、年齢的には4~5歳くらいからできると考えてよいでしょう。

しかし、当たり前ですが、「園のお泊まり保育」とは意味合いが異なります。わが家に泊まってもらうことは「招く側」になるわけですから、ひと晩だけとはいえ、子どもの大切な命を預かることになります。

4、5歳の子どものお泊まりは、何か事情があってお友達のおうちに泊めてもらう場合と、子どもの経験値アップのための遊びの延長のお泊りに大きく分かれます。いずれも「普段から親子で気心が知れている家庭がお互いの了承のもとでおこなう」というケースが多いですが、その点をしっかりふまえた上で、子どもたちが楽しいひとときを過ごせるよう準備したいものです。ここでは、後者のお泊りについて、ポイントをまとめてみました。

お友達が初めてお泊まりに来る前に確認しておくこと5つ

子どものお友達が初めてお泊まりにくることが決まったら、相手の親と次の5つのことについて相談してきましょうおきましょう。

1.何時ごろに来て、次の日の何時ごろに帰宅するか

家に来る時間、次の日に帰る時間を決めておきましょう。いつもの就寝時刻、起床時刻も確認し、おおよその消灯時刻を決めておきましょう。

2.食べ物のアレルギーの有無、好き嫌い

食物アレルギーの有無は必ず確認を。食べ物の好き嫌い、食後に果物などデザートを食べる習慣があるかなども確認し、夕食、朝食のメニューに上手く取り入れられたらよいですね。

3.お風呂をどうするか

晩ごはんの前か後か、頭を洗うか否か、頭を乾かすときドライヤーを使うか、お風呂あがりの飲み物……。こまかいことですが家庭によりルールがとても異なりますので、相手の家庭のルールを聞き、どのようにするか相談しておくと安心です。

4.持ち物

着替え、パジャマ、洗面道具など、持ってきてほしい物を伝えましょう。はしゃぎすぎて飲み物をこぼしてしまったなどを想定し、「着替えは多めに」とリクエストしておくと安心です。

5.好きな遊び、DVDなど

好きなオモチャなどを、かさばらないようだったら持ってきてもらってもよいでしょう。いざという時にこれを見るとご機嫌になるDVDなどがあれば、預かっておくと安心です。

お預かり中は「今、ご飯食べてます」「お風呂上がりました!」「仲良く遊んでます」など、画像つきで子どもたちの様子をメールやLINEで送ると、相手の親も安心します。

おもらししちゃった、「おうちに帰りたい」……こんな時、どうする?

仲良しの友達といっしょに晩ごはんを食べて、お風呂に入って、おしゃべりして……。とっても楽しいお泊まりだからこそ、テンションが上がってトイレに行くのを忘れ、まさかのおもらし……というトラブルも、なきにしもあらずです。

迎えるほうは、心の準備と、その時のためにタオルを何枚か用意しておきましょう。おもらしを叱るのはNGです。ここは大目に見てあげましょう。また、夜のおねしょ対策として、シーツの下にそっと防水シーツを敷いておくのも一案です。

さっきまで楽しそうだったのに、暗くなってきたら「やっぱりおうちに帰りたい……」とシクシク泣きだす子もいます。そんな時は無理にひきとめず、まずは相手の親に連絡を。場合に応じて家に来てもらい、相談しましょう。決断は子どもにまかせ、「やっぱりおうちに帰る」と言ってきたら引きとめず、「じゃあ、明日は朝から遊びに来てね!」と、柔軟に予定変更を。

筆者の息子も、5歳の時にお友達宅にお泊まりする予定でしたが、暗くなってきたら心細くなってきて、お友達宅からまさかの「帰るコール」。お泊まり企画はお流れになりました……。

仲良しのお友達が、わが家にお泊まり。初めての場合はとくに、いろいろなハプニングが起こるかもしれません。迎える親はドンと構え、おおらかな気持ちで子どもたちを見守りましょう!

たとえひと晩だけでも、親元を離れて仲良しの友達と過ごすことは、子どもにとってとてもいい経験になるはず。子どもが「お泊まり会をしたい!」「○○ちゃんに泊まりに来てほしい!」と言ってきたら、その気持ちを尊重し、実現に向けて楽しく準備したいものです。

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