ベビーカーでのお出かけであっという間に日焼け。そんなときはアロマヨーグルトでUVケアパック!
今回のテーマは「UVケア」。「原裕美子のアロマでゆるっと子育てライフ」♯4
こんにちは。
育児に奮闘する傍らモデル/アロマスタイリストとして活動している原裕美子です。この連載では、子育てで忙しいママがアロマを使って心身共にハッピーになれるようなアイデアを提案していきます。
夏らしい気候も増えてきた今日このごろ、気になるのは日焼け!! 私も日焼けは年中気にしていますが、去年はいつも以上に日焼けをして大変でした。
ママになってベビーカーでお出かけする機会が増えると、日傘がさせなくてどうしても日焼けしてしまうんですよね。そんなこともあって、今年は今からあの手この手でUV対策を頑張っています!
そして、今日紹介するUVケアは私も実践しているおすすめの方法。とても簡単にお肌がツルツルになるし、癒やされるんですよ。それでは早速チェックしていきましょう!
どうしてアロマでUVケアできるの?
植物の成長に日ざしは欠かせませんが、過度な紫外線を浴びることは植物にとっても死活問題! けれど、植物は日ざしにさらされても、日陰に移動することはできません。そのため、紫外線ダメージから回復するために、自ら代謝を活性化したり、細胞の成長を促したりすることで日ざしから身を守ります。
また、植物は体内でアンチエイジング物質を作ることで、ダメージを受けてもいきいきとした姿を保ちます。
アロマはそうした植物のパワーを凝縮したものなので、体に取り込むことで、植物の働きを体に応用して、細胞の再生や、皮膚のターンオーバーなどを促すUVケアが可能になるといわれています。
UVケアにおすすめのアロマ3選
UVケアにはゼラニウム、ローズ、パルマローザ の精油がおすすめです。
これらの精油はフローラル系の香りで心身をリラックスに導き、ストレスを和らげる働きがあります。また、私たちの体のバランスを整え、正しく機能するようにサポートしたり、ターンオーバーをスムーズにしたりすることで美肌に導く働きが期待できます。
紫外線は私たちも気づかないうちに肌にストレスを与え、放置するとシミやシワ、肌のくすみといった肌トラブルの原因にも…。こうしたダメージに対して日々のケアはとても大切です。
アロマで簡単UVケア! 「アロマヨーグルトのフェイスパック」
フェイスパックはとっても簡単! 大さじ1杯のヨーグルトに精油を1滴加え、軽く混ぜます。そしてヨーグルトを顔に塗り、10分程を目安に洗い流します。
ヨーグルトが含む酵素は、肉をやわらかくする効果が知られているとおり、肌に塗ると古い角質をはがれやすくし、やわらかくする働きがあります。さらに、アロマの成分がよりお肌に浸透できるようにアシストする作用も!
ただし、お肌に刺激を感じた時はすぐに洗い流してください。また、アレルギーをお持ちの方は十分に注意し、手の甲などで一度試してからおこなうほうがベターです。
パックのあとは、お肌が一皮むけたような、みずみずしい肌を実感できるかも。精油の香りでリラックスできるのもうれしいポイントです。
アロマでUVケア、いかがでしたでしょうか? 普段何気なく食べている食材も視点を変えれば、美容アイテムです。無糖ヨーグルトは赤ちゃんの離乳食でも使いますし、手に入りやすいアイテムですね。ちなみに写真で紹介しているスキンケアブランド、オーガニック・ボタニクスは、 名前のとおりオーガニックの精油を扱っていて、植物のピュアな香りが特徴です。
それでは、次回もお楽しみに。
(文・撮影/原裕美子)
Profile 原裕美子
モデル・日本アロマ環境協会アロマ・インストラクター。雑誌や広告で活躍する一方、2016年にアロマセラピー・インストラクターの資格を取得。アロマのある心地よい暮らしを提案するウェブマガジン「vivaliv aroma club」も運営。1児の母。