モデルでママの原裕美子、めちゃくちゃ腫れる赤ちゃんの虫刺されに、対策したことは?
今回のテーマは「虫よけ」。虫よけアロマスプレーの作り方。「原裕美子のアロマでゆるっと子育てライフ」♯3 こんにちは。育児に奮闘する傍らモデル/アロマスタイリストとして活動している原裕美子です。
この連載では、子育てで忙しいママがアロマを使って心身共にハッピーになれるようなアイデアを提案していきます。
今回のテーマは「虫よけ」
実は私、夏が苦手。なぜなら虫刺されが嫌だからです!!
趣味がランニングなので夏は虫よけ対策を万全にして走るのですが、気づいたときには腕や足が猛烈にかゆい!ということがしばしば。
せっかくの気持ちいい朝が台無しになって、腹立たしい朝を過ごすことも…。
そんなわけで、これからベビちゃんとのお出かけが増える時季に注意したいのが虫刺され。
夏のお出かけに虫よけ対策はマストだけれど、ベビちゃんのデリケートな肌、いったいどうすればいいの?
今日はママもベビちゃんも使える、アロマを使った簡単虫よけアイデアを紹介したいと思います。
アロマで虫よけできるしくみ
アロマの中には、人間にとっては心地いい香りでも、虫には苦手な香りがあります。
これは植物が害虫にむしばまれることを防ぐために、害虫が嫌う香りを発して自らの身を守っているから。
また、多くのアロマは抗菌などの働きを持っています。
これも植物自体が雑菌で病気にならないために、自然界の中で編み出した生きる知恵だと言われています。
こういった植物の香りを凝縮したアロマには、虫よけ&抗菌などのW効果が期待できるのです。
虫よけにおすすめのアロマ
ゼラニウム、レモンユーカリ、レモングラスといった香りは蚊よけにおすすめです。
これらの香りは虫よけだけでなく、デオドラントや、洋服についたにおいの消臭、菌の繁殖を防ぐ働きも期待できます。虫よけをしながら衛生管理もできて一石二鳥ですね。
虫よけアロマの作り方
スプレー容器に無水エタノール10mlを入れ、5、6滴のアロマオイルを垂らしてなじませます。これに精製水を40ml入れれば、即席虫よけスプレーの完成です。アルコールと水は1:4の比率で混ぜ合わせるのがポイント。無水エタノールは薬局で買えますが、ウオッカや消毒エタノールでも代用できます。
これをベビーカーや抱っこひも、ママの洋服にあらかじめ振りかけておくと香り成分が水蒸気と一緒に揮発して虫よけバリアーになります。
ほかにも、ティッシュやハンカチにアロマオイルを1、2滴垂らして洋服のポケットや、ベビーカーの敷きパッドの下に敷くのもおすすめです。
注意点は、直接スプレーを人に噴射しないこと。アロマオイルを直接肌に塗布するのもNGです。
今回の虫よけスプレーは虫を効果的に避けるために少し多めにアロマオイルを使っているので、体に付着した際、皮膚の刺激となる場合があります。
また、防腐剤が入っていない天然のものなので1週間を目安に使い切ってくださいね。
虫よけアロマの話、いかがでしたか?
アロマの香りパワーは、植物が健康に育つためにさまざまな働きがあるんですね。
植物の生きる知恵をうまく活用して、香りバリアーでママも赤ちゃんもラクしてハッピーに過ごしましょう!
次回もお楽しみに。
(文・撮影/原裕美子)
■Profile/原裕美子
モデル・日本アロマ環境協会アロマ・インストラクター。雑誌や広告で活躍する一方、2016年にアロマセラピー・インストラクターの資格を取得。アロマのある心地よい暮らしを提案するウェブマガジン「vivaliv aroma club」(https://vivaliv.jp/)も運営。1児の母。