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【危険】赤ちゃん・子どもの日焼けは重症化しやすい! UVケア・紫外線対策と応急処置

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子どもの安全を守るのは、ママ・パパの役割。ちょっとした油断が大きなケガや命を失うことにつながってしまうことがあります。
ここでは赤ちゃんのよくある事故・ケガの中で、日焼けがどんなケースで起こるか、万が一起こった時の応急処置の方法を覚えておくといいでしょう。
また赤ちゃんが日焼けをしないように、事前に生活環境を整えたり、事故防止策を立てておくことが大切です。

日焼けは強い紫外線によってやけどをした状態です

日焼けは紫外線によるやけどです。重症化すると、赤く腫れたり、水疱ができてひどく痛んだりします。
日焼けの面積によっては、熱が出たり、脱水症状を起こしてぐったりすることもあります。
小さな子どもは体表面積が小さいので、腕1本分の日焼けでも重症と見なされます。たかが日焼けと油断してはいけません。

とくに夏のレジャーの海や山での日焼けには注意が必要です。
大人の都合で赤ちゃんや小さな子どもを、強い紫外線にさらされる場所で長時間過ごさせることはやめましょう。
帽子や、通気性のいい薄手の長袖・長ズボン、日焼け止めクリームなどで紫外線対策をして、日陰や屋根のある場所で短時間過ごすだけにとどめるようにします。

水疱ができるなど症状がひどいときは受診します

大人につき合って長時間海辺で過ごすなど、強い紫外線にさらされると皮膚の中までダメージが進みます。広い範囲で赤くなったり、水疱ができたときは早めに小児科や皮膚科を受診しましょう。
水疱が破れると、細菌感染してあとになることもあります。症状に応じて効果的なステロイド薬などで治療します。

また、ひどい日焼けをすると脱水症状を起こして、発熱、関節痛、倦怠感などの全身の症状が現れることがあります。
水分補給して涼しい場所で休ませても症状がよくならない場合は、至急受診しましょう。

赤ちゃん・子どもが日焼けしたときの症状

・赤く腫れて水疱ができる
・発熱
・脱水症状

日焼け 起きやすい月齢・年齢・季節

生後6ヶ月〜

初夏~夏

関連:赤ちゃんの水遊びデビューはいつから?安全対策&体調管理を医師が解説

赤ちゃん・子どもが日焼けをしやすいケース

赤ちゃんや小さい子どもの日焼けが、どんなケースで起こるか解説します。

海岸やプールで長時間過ごす


とくに海岸は紫外線が強いので、長時間過ごすことで、大人以上にひどい日焼けをすることがあります。また、冬のスキー場も要注意です。

紫外線が強い場所で長時間ベビーカーに乗っている


ベビーカーに乗ったまま眠ってしまったりすると、ベビーカーのほろをおろしていても、日差しの角度が変わり、足や腕などの露出した部分が日焼けすることもあります。

紫外線が強い場所で長時間抱っこされている


帽子をかぶらせた程度で、腕や足が直射日光にさらされた状態で抱っこされたままだと、大人が気づかないうちに足や腕が日焼けしてしまうことがあります。

車の中で


紫外線は車の中にも容赦なく入ってきます。時間や走る方向によって日差しの向きが変わるので、いつのまにか顔などが直射日光に当たっていることもあります。

関連:赤ちゃんと使える日焼け止めは「+α」が決め手!美容ライターオススメ6選

日焼けした部分を冷やしたあと保湿剤を塗ります

日焼けをしてしまったら、ほてりを抑えるために患部を冷やしてから、ローションなどで保湿します。赤くなっている範囲が広い、水疱ができている、皮がむけたなど症状の悪化が見られたら、受診しましょう。
また広範囲に日焼けしたことで、ぐったりして熱を出したり、脱水症状を起こした場合も受診が必要です。

速やかに受診・治療が必要な日焼けの症状

【1】ぐったりして熱がある
【2】脱水症状を起こしている→診療時間外でも受診

病院の診療時間内受診の日焼けの症状

【1】赤くなっている面積が広い
【2】水疱ができている
【3】皮膚がむけた

NG!日焼けをしたときにやってはいけないこと

子どもや赤ちゃんが日焼けしたときに、やってはいけないことを覚えておきましょう。

【×】日焼けした部分をゴシゴシ洗う


肌を清潔にしなければとゴシゴシこすってしまっては、炎症を悪化させてしまいます。石けんをよく泡立て、ママ・パパの手でやさしくそっと洗います。

【×】保湿ローションを塗らない


日焼けした部分は乾燥しています。保湿ローションを塗らないとカサカサになってかゆみが出たり、炎症がひどくなることがあります。

赤ちゃんが日焼けをしたときの応急処置

子どもや赤ちゃんが日焼けしたときの、応急処置の方法を覚えておきましょう。

【1】冷たいタオルで患部を冷やします


やけどと同じように、冷たいタオルで患部を冷やします。保冷剤をぬらした手ぬぐいやガーゼなどにくるんであててもかまいません。

【2】シャワーはぬるめの温度に設定します


お湯につかると、日焼けした部分が痛むので、ぬるめの温度に設定したシャワーで洗い流します。肌を刺激しないように水圧も弱くしましょう。

【3】保湿ローションを塗ります

日焼けした部分は乾燥しています。クールダウンして炎症を抑えるためにも抗炎症作用がある保湿ローションを塗るのがおすすめです。

今日からできる日焼け予防&対策をチェック!

□紫外線が強い季節に外出するときは、紫外線が少ない時間帯(10~15時以外)にする

□外出時は長袖・長ズボン、帽子をかぶらせる

□ベビーカーのほろを降ろす、日傘をさす

□乳幼児用の日焼け止めを塗る

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監修:山中龍宏 先生
緑園こどもクリニック 院長
1974年東京大学医学部医学科卒。 東京大学医学部小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長などを経て、 1999年4月より「緑園こどもクリニック」院長。
1985年9月、プールの排水口に吸い込まれた中学2年女児を看取ったことから事故予防に取り組み始め、現在、日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会専門委員、産業技術総合研究所 人間情報研究部門 客員研究員。2014年より、特定非営利活動法人 Safe Kids Japanを設立し、理事長。

●イラスト/がみ

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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