ママ人気急上昇中のノンスタ石田、双子の服選びで「ママには勝てない」と思った理由とは
NON STYLEの“ブサイクではない方の~”から、最近では“イクメンの~”として知られるようになった石田さん。
双子のパパの日常をアップした自身のSNSが『イクメン過ぎて素敵!』『奥様がうらやましい!』と、ママたちから圧倒的な支持を受けています。
イクメンではなく究極のかまってちゃん
「イクメンというより、双子なので必然的に1人は僕が見なければならないだけなんですけどね。全然イクメンではなく、単純に僕の方が子どもにかまってちゃんしてる感じです(笑)」
確かに双子の育児は、パパの手助けなしには難しいけれど、その“やってあげてる感”がないのがいいんですよね。
「育児に関われば関わるほど、ママはお世話でパンパンになってしまうのがわかったから『美容院行ってきたら?』『鍼打ってきたら?』と、言ってあげるようにはしています。リフレッシュして帰ればより子どもがいとおしく思えたりするんじゃないですかね。夫婦で仲良く、楽しく育児をするためのコツでもあるのかな」
とはいっても、ママ抜きでのお留守番は高いハードル。行かせてあげたくても尻込みするパパが多いものです。
「いくら普段からお世話をしていても、1人でみるとなると内心バクバクなんですけどね」
ただいまの記録は、最長半日。
「奥さんが帰ってくるとホッと一安心。そして、留守の間の出来事をあれこれ話したくなるんですよね。パパが帰宅して、ママが子どものことをあれこれ話す心境ってこれなんだ!と気づかされました。疲れていてもちゃんと聞いてあげないと、寂しい気持ちにさせてしまうだろうとも」。
子どものお世話を通して共感することで、夫婦の関係がよくなり、二人の時よりもより仲良くなっているそうです。
お世話のエキスパート!?になりつつある石田さんですが、ママに勝てないのが、お洋服のコーディネイト。
「かわいい服を着せるのが楽しみですが、かわいさ優先で大変な思いをしました。タイツにオーバーオールを着せたんですが… 外出先でのおむつ替えがめちゃくちゃしんどかったです。ママはおむつ替えやお着替えを考えてレッグウォーマーなどを選んでるんですよね。経験値の差には勝てません」
子育てを通して人を許せるように
子育ては大変ながらも幸せをいっぱいもらい、夫婦仲もよくなり、そして、自分自身にも良い変化が訪れたとか。
「人に対して許せるようになりました。仕事場でも以前は後輩にイラッとしていたことも、もともと何もできないところからここまで成長したのだから、仕事できないことくらい何でもない。いつかできるようになるんちゃう?と」
相方の井上さんにも、
「こいつもよくがんばってるなと、全然、腹が立たなくなりました」
一方、井上さんは、そんな石田さんを見て、どう思っているのでしょうか?
「井上は嫉妬の塊。幸せそうな僕を見るのが嫌なので、見て見ぬふりをしていますね(笑)」
この先さらにかわいさが増してくる娘さんの成長と共に石田さんの幸せ度も増し、ますます井上さんの嫉妬が激しくなりそうです。
(取材・文/井上裕紀子、撮影/西川節子)
PROFILE●石田明さん
1980年2月20日生まれ。大阪府出身。高校時代の同級生でもあった相方の井上裕介氏と漫才コンビ「NON STYLE」を結成。爆笑オンエアバトルチャンピオン、M-1グランプリ王者など数々の賞を獲得。役者、声優など幅広い分野で活躍中。
~お知らせ~ 幼児・小学生・戦隊ファン向け 夏休み企画『ももたろう』
石田さんが作・演出・主演を務める舞台「幼児・小学生・戦隊ファン向け 夏休み企画『ももたろう』」が、東京・ルミネtheよしもとで7月22日~公開されています。
「児童館に行っても、疲れているママが多いし、週末はぐったりしたパパの姿ばかり。子どもだけが楽しむのではなく、家族全員が笑って楽しめる場所を作れたら」
リアルパパ・石田さんならではの想いが詰まっている、家族みんなで楽しめる公演『ももたろう』。赤ちゃん泣いてもOKです。詳しくはこちらをチェック!https://www.yoshimoto.co.jp/lumine/momotaro/
※写真は、品川区で児童館にて行われたプレ公演の様子