よしお兄さん　「母乳をあげられるママがうらやましい」と、娘への愛を告白　

2019/09/20 更新

第3回目のテーマは「パパ奮闘期」。今年3月に「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんを卒業したばかりの、“よしお兄さん”。2018年12月に女の子が誕生したよしお兄さんこと小林よしひさささんは、現在初めての育児に奮闘中！料理好きなよしお兄さんは離乳食づくりに夢中なんだとか!?

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離乳食づくりは私の担当！おもちゃでの遊び方にも成長を感じます

———最近の育児の様子を教えてください。
離乳食作りは私の担当です。仕事で家を留守にするときは、私が作ってフリージングしたものを妻に食べさせてもらっています。野菜は好みがあるようで、食べたり食べなかったりですが、おかゆは最初からよく食べてくれます。
あと、絵本を読むとすごく反応するようになりました。おもちゃでの遊び方も、日々変わってきていて、見ていておもしろいです。最近はおもちゃをさわったり握ったりして、感触を確かめることに夢中です。

泣いたときに“授乳”できるママたちがうらやましい～！

———娘さんとは体を使った遊びもしているんですか？

まだダイナミックな体遊びはできないんですが、発達をサポートしてあげるような遊びはよくしています。寝返りがあと少しでできそうなときは「頑張れ～」と少しだけ手で寝返りしやすい体勢にしてあげたり、最近だとおすわりを支えてあげたり。脚のキック力もどんどん強くなっているので、座っている僕のひざの上に娘を乗せて、娘の両わきを抱えて、娘のキックに合わせてジャンプさせたり、さらに持ち上げて「たかいたかい」をしたりすると喜びます。

———最近の育児で大変なことや、悩むことはありますか？

最近、少しずつなんですが、「ママじゃないとダメ」というシーンが増えてきて、どう乗り越えていいのか悩んでいます。私か妻、どちらかが近くにいないと泣くことも多くなってきましたね。妻は日中もずっと娘と一緒にいるから、少しくらい泣かれても平気みたいですが、私は泣かれると、「どうしよう」とあせってしまいますね・・・。娘と二人きりのときなんかはとくに。ほとんどのお世話はできるんですが、私はどう頑張っても母乳をあげることができないので。泣いたときにすぐ授乳できるママがうらやましいです（笑）。

———これからの成長で楽しみなことは？

歩けるようになったら、一緒に公園や芝生の上で遊びたいです。今後はどんどん目が離せなくなって大変なんだろうなぁとは思いますが、言葉でコミュニケーションがとれたり、立ったり歩いたりできるようになったら、きっと楽しいんだろうなぁって。今からワクワクしています。あ、でも、2～3才くらいにやってくるという「イヤイヤ期」はちょっと怖いですね～。

横に立って、一緒に同じ方向を向いている父親になりたいです

———娘さんには今後、どんな風に成長してほしいですか？

元気に成長してくれたらそれで十分ですが、1つ挙げるなら、「自分で選んで行動できる子」になってほしいです。これからの時代は、指示を待って行動するのではなく、自分で考えて選択し、自分から行動できる力が必要になってくるんじゃないかなぁと思っています。そういう力って、遊びの中で経験しながら学んで、育っていく部分もあると思うので、娘と遊ぶときは、「こうして遊ぶんだよ」と指示をするのではなく、娘と同じ目線で遊ぶことを意識しています。これまで体操の指導者として子どもたちと接するときにも心がけてきたことなのですが、“前に立って教える”のではなく、“横に立って一緒に同じ方向を向いてあげられる存在”でありたいなぁと。父親としても、そうありたいと思っています。

（撮影／アベユキへ　取材・文／渡辺有紀子　ヘア＆メイク／岩井マミ[M]　スタイリング／山﨑厚見[SOUP]　構成／ひよこクラブ編集部）

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よしお兄さんに現在の育児の様子と、これからのお子さんの成長について教えてもらいました。
妻の妊娠・出産時期を振り返ったVol.1「プレパパ期」、新生児のお子さんとの生活を語ったVol.2「新米パパ期」も公開中です。

小林よしひさ
2005～19年までNHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんを務めたとよしお兄さんこと小林よしひささん。2019年3月に番組を卒業し、現在はタレントや体操インストラクターとして活躍。18年12月に長女が誕生したパパでもあります。