子育てしながら働く意味に、悩むハハ[ハハのさけび #30]
1歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
子育てしながら働く意味に、悩むハハ[ハハのさけび #30]
職場復帰して半年以上たちますが、未だに、休みがちな日々を送っています(ハハのさけび#25参照)。一度熱を出すとすぐには下がらないので、何日も休むことになるし、ただでさえ会社にいられる時間が限られているので、全然役に立てていない!と焦るばかり。時間がないので慌てているとミスも増え、頭も以前のように働いていないような気がして、情けない。会社の人に迷惑ばかりかけている気持ちになり、本当に凹みます。
朝、保育園へ送ってバイバイするとき、未だに、泣いてしまうことがあります。特にちょっと体調が悪い時なんかは、罪悪感もひとしお。そして夕方迎えにいくと、私を見つけ、最高の笑顔で出迎えてくれる子ども。
その様子を見て、いつも心が揺れてしまいます。こんなにも私を求めてる子どもを預けて、仕事に行って、それなのにろくに役立ってなくて・・・子どもに辛い思いをさせてまで働く意味、あるのかな・・・?
私の母は専業主婦で、いつもそばにいて、なるべく子どもに寄り添ってくれる母親でした。私もそんな親になりたいけど、なれるんだろうか?楽しそうに仕事をしている姿を見せることも大事・・・でも、それで苦しくなってたら本末転倒。
ひとり親なので生活のためにお金が必要、というのはさておき、自分がどんな親になりたいのか、いつもいつも、迷いがあります。
そして、今日も悩みながら働くのです。
お金は必要だし、子ども以外の生きがいも欲しいです。でも、子どもが小さいうちは働かない、もしくは短く働くという選択肢もあるかもしれません。世の中にはワーキングマザーが増えていると思いますが、自分にとって、何が正解かなんてわかりません。きっとこれからも、悩みながら生きていくんだと思います。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した35歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。