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上司のパワハラで夜も眠れない日々、どう解決する?専門家のアドバイスは…

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アジアの女性は、ベッドで自分の膝を抱いて座っています。悲しい気持ち、暗い寝室でブラインドを窓から日光愛の失望。ビンテージ トーン。
bunditinay/gettyimages

職場におけるパワーハラスメント(パワハラ)防止のための雇用管理上の措置が、企業にはじめて義務付けらることになりました。大企業では2020年6月、中小企業では2022年4月から施行されます。
皆さん、実際にパワハラを受けたことがあるのでしょうか…? 口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられたママたちの声を聞くとともに、相談方法や対応法について、女性の労働問題にくわしい白河桃子さんにアドバイスをもらいました。

ママたちのパワハラの実態は?

まずは、ウィメンズパークに寄せられた体験談をご紹介します。

仕事を覚えてからはフレンドリーに。でもムカつく!

「パワハラ、ありました。新しく始めた仕事で、ボス的な人に冷たい態度をとられて仕事もほとんど教えてもらえませんでした。他の人に聞きながらなんとか仕事を覚えたものです。
仕事がそこそこできるようになったら、その人もなぜかフレンドリーな態度に。今思えば、完全な新人いびり!!その時はひたすら耐えるしかなかったです」

お局様を筆頭にピラミッドが。結局退職しました

「パワハラを受けて、夜も眠れないようになってしまい、退職しました。時給はよかったのですが、精神的な重圧がすごかったです。表向きは上司が仕切っているように見えて、実はその下の10年以上お勤めのお局様が仕切っていました。彼女を頂点にして二番手・三番手の人がいて、新人の私は孤立していました。退職してから夜はぐっすり眠れるようになり、今は違う仕事でリハビリ中です」

受けたハラスメントは記録をつけておくといいよ

「新卒で入社した某銀行で支店長からパワハラを受けました。今で言うセクハラ&パワハラを兼ね備えたおっさんでした。3年で辞めました。辞める時に人事部長に面会をお願いし、やられた言動の記録のコピー渡しました。それで支店長の進退が変わることはありませんでしたが、人事からはお叱りを受けたそうなのでそれで十分です。
当時は鬱になるほど悩んだこともありました。『ずっと働く』のが当たり前で、辞める=負けだという感覚が抜けなかったんです。でも、なんであんなおっさんのために、自分の20代をうつむいて過ごすことはない!と開き直ったら、そこから楽になりました」

上司に相談したことで異動が叶いました

「私も直属の上司からひどいいじめにあっていて、社食のおばちゃんにまで心配されました。体を壊して耳が聞こえなくなり、ついに出勤しようとすると足が一歩も動かなくなりました。『もう無理だ、辞めよう』と決意したら、気持ちが軽くなりました。
結局、辞める理由を正直に話したら、いじめていたことを知った上の人からその上司は怒鳴りつけられ、私は他部署へ異動となりました。今は人間関係も良く、スキルアップもできて良いことづくめでした。頑張らなくていいので、心の悲鳴に従ってください」

内部でも外部でもいいので、まず相談をして

パワハラやいじめ、セクハラなどの被害、辛いですね。その渦中にいると、「自分さえ我慢すれば」と思ってしまいがちですが、女性の労働問題に詳しい白河さんは「とにかく誰かに相談を」と言います。

「精神的に病んでしまうことが一番怖いので、その前に誰かに相談してください。そこで『立派なハラスメントです』と言われて、ようやく客観視できることもあるでしょう。

会社にハラスメント対策の窓口があるなら、そこに相談するのが一般的ですが、その窓口にいる人が頼りにならない場合もあります。外部窓口がある会社もあるので、調べましょう。または労働相談などを受け付けている各地の労働局に相談します。またハラスメントかどうかを判断したい場合、集合知を活用できるネットの相談窓口(QCCCA(キュカ))など)もあるので活用しましょう。

ハラスメントの相談の際には、事前に証拠をとっておくといいですね。スマホで会話を録音したり、残業の強要などはタイムカードをスマホで撮っておくのもいいでしょう。被害の経過をツイッターなどでつぶやくのも、記録になります。

我慢をしすぎて精神的に追い詰められてしまうと、次の仕事場を見つけようという意欲もわかなくなってしまうので、とにかく早めに相談をして、自分の身を守りましょう。

会社の中で解決できないならば、有休をとって、職探しをするのもアリです。もう会社に行きたくない、上司に連絡をしたくない、という場合は、今は『退職代行サービス』もあります」

退職代行サービスとは、自分で連絡をしなくても、退職に伴う手続きなどをお金で代行してくれるサービス。代行業者によって、有給休暇の消化や賃金の未払い交渉など、お金に関する交渉を行ってくれるところも。悩んでいるのなら、調べておくのもいいですね。転職を決めてから社長に直訴の手紙を書いた人もいました。

「体を壊すようなハラスメントを受けるような職場なら辞めたほうがいい」と語る白河さん。その職場の常識に振り回されず、自分の体を大切にしてくださいね。(文・橋本真理子)

白河桃子さん
ジャーナリスト、相模女子大学客員教授。少子化、働き方改革、女性活躍、ワークライフバランス、ダイバーシティに強い。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員、内閣官房「一億総活躍国民会議」民間議員、内閣府男女局「男女共同参画会議 重点方針専門調査会」委員などを務める。

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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