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チュートリアル福田「妻への『ありがとう』が減ってきた」と反省。パパ芸人3人の育児トーク

更新

イクメンという言葉も今や廃れ、当たり前のようにパパが家事・育児する家庭が増えてきている昨今。吉本の芸人さんたちも例外ではなく、楽しみながら子育てをするパパ芸人さんがたくさんいます。
そんな中、吉本のパパ芸人が集まる「子育てENJOY芸人~トーク&ネタで子どもも大爆笑SP~」(3月28日、東京・時事通信ホール)が開催決定!(※)

ここに出演する野性爆弾のロッシーさん(4歳の女の子、6歳の男の子のパパ)、チュートリアルの福田さん(2歳3カ月の男の子のパパ)、NONSTYLE石田さん(2歳6カ月の双子の女の子のパパ)の子育てトークを、たまひよONLINE限定でひと足早く披露してもらいました。熱く語られたパパ芸人の子育てトーク、全3回にわたってお届けします。
第2回は、日々のお世話のことやママとのことなど秘蔵プライベートエピソード!

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からイベントが中止・延期となる可能性があります。実施に関する最新情報はこちら(https://yoshimoto.funity.jp/)からご確認ください。

おっぱい以外は主夫力あがってます!

―――みなさん、家庭ではどんな家事・育児をやられていますか?

福田「保育園の朝の送りは僕が行ってます。料理が好きなので、離乳食作りもしたし、誕生日のケーキ作り、最近は仕事に出掛ける前にママと息子の夕飯の準備も」

石田「うちは双子なので、おっぱい以外はなんでもやります。というか、同時に二人のお世話はできないから、ママが1人のお世話をしている時、必然的にもう1人は僕がやらざる得ない状況なんです」

ロッシー「きっちりした分担表はないけど、気が付けば洗濯するし、たたむし。最近は嫁も“ママ力”が上がってきて、僕がうっかり座ってると司令塔のように『洗濯!』『おむつ!』と、バンバン指示出し。僕も主夫力が上がってきてます」

嫁を休ませたいから夜泣きはパパ担当

福田「石田のとこは、夜泣きの時は大変だったんやない?」

石田「昼間は奥さん1人で大変だから、せめて夜だけでもゆっくり寝かしてあげようと、夜泣き担当は僕。でも、1人が泣きやんで布団に降ろすと、またもう1人が泣き、さらには同時に泣いたり…。で、夜中に二人抱えて上下にスクワット。お陰で筋肉つきました」

福田「僕は、夜間断乳の時が一番キツかったなあ。ママの方に行ったらおっぱい欲しくてグズるからリビングに連れてってひたすら歩く。寝たと思って布団に置くと泣くの繰り返し。こっちも負けへんからな!って、根比べですよ」

ロッシー「不思議と置くと泣くんだよね」

石田「そうなんですよね。…さっき寝てましたやん??ってなる」

ロッシー「で、置いて泣くと嫁が目を覚まし『も~!』って叱られて」

石田「もうちょっと頑張れば寝たんじゃないの? 詰めが甘い!ってね(笑)」

福田「嫁が寝ている間、それまで1時間もあやしてたんだぞって、心の中でつぶやく(笑)」

ロッシー「僕こんなにやってんのに、嫁からの『ありがとう』が最近なくなったな~。というか、僕も最近、言ってないわ」

福田「子育てに追われていると、お互いに『ありがとう』が減ってきてますよね。『おむつ替えてしてくれてありがとう』だったのが、『まだ替えてないの?』になってる(笑)。こっちもちゃんと『ありがとう』を言わないといけませんね。反省です…」

パパとのお留守番。嫁の評価は?

石田「夜泣きに比べて、奥さんは朝から寝るまでお世話に追われてるから、僕たちが想像する以上に大変なんだとは思う。だから、疲れてるなって思ったら『お世話は僕に任せて、出掛けておいで』と、気づいてあげるようには努めてますね」

ロッシー「うちの嫁は自己申告してくるよ。『もう、パパ、しんどい』って。『ほな、公園連れてくから美容院でも行っといで』と」

福田「ママも遠慮なく言ってくれると、夫としてはありがたいですよね。基本、ママがストレスを溜めず楽しく育児をしてる姿を見ると、僕たちも幸せな気分になれるから」

ロッシー「でも厄介なのが、子どもとの留守番で子どもが泣いてるタイミングにママが帰宅した時。『ちゃんと世話してたの?』と、疑惑の視線」

石田「何度も寝かしつけて、やっと寝て、自分も一緒に寝てしまったタイミングでの嫁の帰宅もアウト! 『何もしないで寝てたんじゃない?』って。また、それをママ友に言いつける(笑)」

福田「ママがいるとママのところに行くから、僕はママのいない状況で息子はどんな行動をするのか見たくて『出掛けてくれ』と、お願いするほど。二人で過ごしてみると、ママとの時みたいにわがままを言わないことがわかりました。もちろん嫁が帰宅した瞬間は、お世話してますモード全開ですけど(笑)」

石田「子どもって、パパとママに見せる顔が違いますよね」

福田「パパには『こいつ言っても聞いてくれないな』って、2歳なりに理解しているんだよね。そんな小さな発見も子育てのおもしろさのひとつかな」

連絡帳にもオチをつける芸人魂

石田「子どもって、パパとママへの顔も違うけど、外と内との顔も違いますよね」

ロッシー「別人格があっておもしろい。特に女子は外ズラがいいから、ギャップが大きい!このあいだも幼稚園にいったら娘が僕に向かって『豚肉!!』って言ったんですよ。そのときの先生たちのびっくり顔(笑)家では『豚肉!ばいきん!くさい!』とか言ってるけど、園では言わないらしい」

福田「園の様子がわかるから連絡帳って楽しいですよね。読むのも楽しいけど、書くのも楽しいですよ。毎日の日記にもなるから」

石田「でも、毎日だと書くネタがなくなってくるんですよね」

福田「そうなんよ。どこも出掛けてない日はネタがなくて、悩みに悩んで時間がかかる」

石田「僕らは仕事柄ちょっとおもしろいことを書きたくなる。そして、芸人魂がうずいてオチも欲しくなる(笑)」

福田「お迎えの時に、保育士さんから『今日のママの連絡帳めっちゃおもしろかったですぅ』と誉められると、心の中で、俺が書いてるのにぃ~とちょっと悔しくなるけどね(笑)」

ママの育児力の急成長は、すごい!

ロッシー「子どもとの時間は極力作ろうとは思っているけど、悔しいかなママのスキルには勝てない」

石田「子育て歴2年も過ぎると、ママの育児力が急成長ですからね。着替えなんて最初はめちゃめちゃ慎重だったのに、今は上着を脱がせる時、娘の指ひっかかってない?なんて構わず、指がどうにかなっちゃいそうなくらいばばば~って着替えさせちゃう」

福田「おむつ替えのスピードも格段に上がってる。あのスピードにはついていけない」

ロッシー「機嫌取るのもママのが上手いなあ。前に娘がママの化粧のマネして、顔にマジックでぐるぐる~ってしてたとき、僕は必死で洗って消そうとして娘に泣いて嫌がられたんだけど、ママが『ママがもっとかわいくしてあげるからちょっと顔貸してみ』って」

石田「機嫌とり、わかります。おやつ出すタイミングとかすごい!あとバギー嫌がるときもうまいことのせて、なんか『この勢いで乗せるんか!』ってなりますね」

外遊びは任せろ! 真冬でも汗だく~

石田「逆に、ママに勝てるのはやっぱり外遊び。公園でひたすら走り回る娘を追いかけ続け、こっちは真冬でもロンTで汗だくになるほど走ってますからね」

福田「ママは危ないからと心配することも、男親は多少ケガするくらいならと、やらせてみるスタンスも必要だよね」

石田「遊びに関してなら、室内で遊ぶのも勝てますよ。子どもの歌も独特の動きで全部適当に歌うとすごくウケますね。児童館でもよその子が集まってきて大ウケです。これはママもまねできないはず!」

福田「さすが、芸人パパ!」

パパとしての自己採点、何点?

ロッシー「自分で言うのもなんだけど、僕たちよくやってるよな」

福田「料理や子守もそこそここなせるから、自分に合格点をあげたい。でも、これを嫁に見られたら『は~?』って言われそうだから、点数にしたら50点にしとく。お世話はこなせてると思うけど、これからのこと、先のことまで父親としてちゃんと考えられてるかというとまだまだですし」

ロッシー「僕は子どもに対しては100点の友だちのようなパパだと思う。でも、夫・父親としては50点かな。・・・嫁に見られたら困るし(笑)」

石田「双子が生まれた時の目標として、二人を抱っこして1時間は歩けるパパになりたかったけど無理だったからな~。自分の中では合格点は厳しい…」

ロッシー「石田のところは双子のパパとして僕ら以上に全然やってるから100点だよ」

石田「ん~、お二人が50点なら、僕も50点で」

福田「そやな、嫁も見るだろうしな(笑)」


ひいき目に見ても、お三人は満点パパです! 口には出さずとも、奥さまもきっと100点つけてくれるはずですよ。

取材当日は三人ともパーカー姿で登場。偶然!?と思いきや、「パパはパーカーになりますよね~」「ボタンとか、抱っこしたらすっごい触られるしジャマだしね」「パーカーのお腹のポケットにハンカチいれとくよね」と、インタビュー前からリアルパパならではのトークが炸裂!
あるある~と共感したり、爆笑したり。お子さんのことを語る3人のやさしいお顔が印象的なインタビューでした。たまひよONLINE限定の子育てトーク、第三回は、イヤイヤ期のことや子どもが生まれて変わったことなどをお届けします。(取材・文/井上裕紀子、撮影/西川節子)

PROFILE

ロッシー
1975年滋賀県出身。幼稚園からの幼馴染のくっきー!と野性爆弾を結成。現在、44歳。6歳の男の子と4歳の女の子のパパ。

福田充徳(ふくだみつのり)
1975年京都府出身。幼稚園からの幼なじみの徳井義実とお笑いコンビチュートリアルを結成。2006年「M-1グランプリ」優勝。現在、「しゃべくり007」「人生が変わる1分間の深イイ話」などTV・ラジオで活躍中。2歳3カ月の男の子のパパ。

石田明(いしだあきら)
1980年大阪府出身。中・高校の同級生・井上裕介と2000年にNON STYLEを結成。2008年「M-1グランプリ」優勝。現在、40歳。2歳6カ月の双子の女の子のパパ。

「子育てENJOY芸人~トーク&ネタで子どもも大爆笑SP~」

3月28日(土)に開催予定の「子育てENJOY芸人~トーク&ネタで子どもも大爆笑SP~」(時事通信ホール)では、今回の3人に、ガリットチュウ 福島さん、銀シャリ 鰻さんも加わって、計5人での子育てトーク。福島さんはお子さんが1番大きい先輩パパで、子煩悩。鰻さんは子どもへの接し方が「独特」とのこと。
ネタブロックでは、人気芸人4組による「子供に見せたいネタNo1決定戦」を企画しているそうです。

詳しくはこちらをチェック!

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からイベントが中止・延期となる可能性があります。実施に関する最新情報はこちら(https://yoshimoto.funity.jp/)からご確認ください。

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