漫画チラ見せ！育児の悩みは時間が解決。育児漫画家ぎゅうにゅうさんを直撃

Twitterのフォロワーが24万人超えのぎゅうにゅうさんは、長女のとうにゅうちゃん・次女のれんにゅうちゃん、2人の娘さんとの日常を絵日記にして投稿している人気漫画家。

インタビューの前編では、ぎゅうにゅうさんが漫画を描き始めたきっかけや、妊娠中のお話を聞かせていただきました。

プロフィール／ぎゅうにゅう
長女・とうにゅう（6歳）、次女・れんにゅう（2歳）との日常を絵日記にしてTwitterにアップしている。今年３月に「ぎゅうにゅう日記　ほへーっと2人育児編　ひたすらどうでもいい日々のキロク」を発売。

子どもの面白い言動を共有したい

ぎゅうにゅうさんファミリー

――ぎゅうにゅうさんが育児漫画を描き始めたきっかけを教えてください。

「上の子が1歳くらいのとき、まわりに知り合いがいなくて『だれかに子どもの言動とか育児のことを見てほしい！』と思いイラストに描き始めたのがきっかけです」

――とうにゅうちゃん、れんにゅうちゃんのエピソードはどれもかわいくて面白いですね！ 暮らしの中で特にどんな時に漫画のネタが浮かびますか？

「子どもの言動って本当におもしろいので、その日にあったできごとの日記を書くような感じで描いています。はじめのころは『文章力もないし、絵にしたほうが伝わるかな〜』と思って描いていました。描いている時間はほとんど子どもが寝静まった夜ですね」

とうにゅうちゃん、名言の数々！

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妊娠中はつわりが辛すぎてトラウマに

――初めての妊娠・出産で戸惑ったことや、印象的なエピソードは何かありますか？

「とにかくつわりが辛かったです。結構初期の頃から胃がムカムカしていて、ジャンクなものが食べたくなり、やたらとフライドポテトなどを食べていました。つわりが辛すぎた期間の方が陣痛の時間よりずっと長いのでトラウマのように頭に残っています……。

下の子を妊娠したときもつわりにビビりまくっていました。においに敏感になってしまい、無理なにおいがほんとうにダメになってしまったので、ハンカチに好きな匂いのアロマオイルをつけてそれを定期的に嗅いでいました」

実際のつわりはイメージと違った？

――1人目のとうにゅうちゃん、初めての育児で悩んだことまたはびっくりしたことは何かありますか？

「色んなことで悩んでいました。その都度ネットで検索しまくって……、それでも解決してくれたのはほとんど“時間”でした。成長していくにつれ悩んでいたことができるようになったり、解決したりして次の悩みが出てくる……ずっとそんな感じです。

でもそんな悩みよりも『子どもとすごして楽しくて幸せだな』ってことのが多いので、結局悩んでいたことも忘れてしまいます」

1人目は“勢い”2人目は“慎重”に

――1人目を踏まえて２人目の妊娠中にしておいて良かったことを教えていただけますか？

「1人目出産後に助産師さんに『ちょっとくらいならコーヒーを飲んでも大丈夫』って言われていたので大好きなコーヒーがどうしても飲みたいときは飲めたのがかなりストレス解消になりました。それまでは絶対飲んだらダメなものと思っていたので結構辛かったです」

――2人目のれんにゅうちゃんの育児でこれまでと変わったこと、または気をつけていることはありますか？

「意識しているわけではないんですが1人目で学んでいるぶん、2人目は少し慎重になっている気がします。今思うと1人目のほうが勢いで子育てしていた気がしますね」

お姉ちゃんになろうと頑張るとうにゅうちゃん

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ほとんどの育児中の悩みは気づけば時間が解決してくれることが多いけれど、子どもが成長するたびに新しい悩みが増えていく……。悩みが尽きず一喜一憂を繰り返すというのはだれもが経験する育児あるあるですね。後編は転勤族ならではの苦労話や、ワンオペ育児についてお聞きしました。ぜひ見てくださいね。（文・清川優美）