【室内遊びのアイデア】外遊びができなくても、おうちの中で思いっきり遊んじゃおう!
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新型コロナウイルスの感染予防のため、お家にこもる日が多くなってくると「今日は何をして過ごそうかな…」と頭を悩ますママもいるのでは?そこで、お家の中でも思いっきり楽しめちゃう室内遊びをリサーチ。さらに、保育園の先生に保育園で子どもたちが大喜びの室内遊びを教えてもらいました!
まずは、ママたちの室内遊びアイデア!
口コミサイト『ウィメンズパーク』にママたちの室内遊びアイデアを聞いてみました!身近なものを利用したすぐに実践できるものばかりでした。
夢中になれる!工作・音楽系遊び
・プリンのカップを使って、風鈴みたいなの作る(カップや紙にお絵かき)
・新聞紙をちぎって、ばらまいたり、丸めてボールにして、玉入れごっこ
・アンパンマンなど子どもの好きなCDをかけて、楽器(音のなるおもちゃ)で合奏ごっこ
一石二鳥!?お手伝い系遊び
・掃除、洗濯物干しやおたたみなど普段大人がやっている家事(のまねごと)をする
・ホットケーキやおにぎり、サンドイッチなどお昼やおやつを一緒に作る
とにかく体力消費!!運動系遊び
・DVDやYouTubeで幼児体操系の動画で一緒に踊る
・お風呂の湯船にお湯をためて、お風呂プールで水遊び。水鉄砲や浮き輪もOKにすると盛り上がります
室内遊びは“今日だけ”の特別感で盛り上げる!
外遊びが大好きな子どもたち。でも、外で遊べない日は1日どう過ごすか悩みますよね。保育園で子どもたちが喜ぶ、室内遊びを保育園の菅野園長先生に教えてもらいました!
普段は遊べないふとんや新聞で思いっきり遊ぶ
ーーー(菅野先生)「保育園でよくやる、子どもに人気の室内遊びは、
●ふとんを使った遊び
ーふとんを敷き詰めて、みんなでいもむしゴロゴロ~と転がる
ーふとんを丸めて電車やバスに。登ってまたがって、出発!
ーふとんを重ねて山登りごっこ
など、歌をうたいながら体を動かします。普段は遊べないものなので、子どもたちも喜びます。
●新聞を使った遊び
ー新聞ビリビリ。好きなようにビリビリして紙吹雪のようにばらまく
ー新聞で焼きそば屋さん。『長く切れるかな~』と長く切っておそば屋さんごっこ
新聞で遊んだ後は、ごみ袋を広げてゴミ屋さんごっこをします。『ゴミ屋さんの回収です~』とみんなで一緒にお片付けまでします。
●4~5才は廃品でおもちゃを作ってみる!
ふとんや新聞ビリビリでは物足りない子には、日ごろからトイレットペーパーの芯や牛乳パック、ペットボトル、玉子パックなどをとっておき、それを使って自分でおもちゃや秘密基地を作ってみたり、宝探しゲームをしたりも。
他には先生のお膝で歌をうたいながらスキンシップをしたり、『今日は室内でいっぱい遊ぼう!』といつもは遊べないもので、先生も一緒に楽しく遊ぶととても盛り上がります」
最後に、室内で遊ぶとき、保育園で気をつけていることを聞いてみました。
ーーー(菅野先生)「子どもって遊んでいるうちに面白くなってしまって盛り上がっちゃいますよね。加減せずどんどんやっちゃう。なので、まず初めに、危ないものは片付けます。おうちだと状況によって違ってくると思いますが、保育園では机や椅子などを移動してなるべく広いスペースを確保します。先にルールを決めておくこともあります。『ここまではいいけど、これはダメよ』と最初に伝え、先生がしっかり見守ります。ヒートアップしすぎてしまったときは、ひとやすみして落ち着かせます」
※赤ちゃんと新聞紙で遊ぶ際は、誤飲や、滑って転倒する場合があるので、必ず大人と一緒に遊んでください。また、遊んだあとは片付けてください。
外出自粛が続き、外で長時間は遊べず、ストレスもたまりがちだと思います。いろんな室内遊びのアイデアで少しでも子どもたちと楽しい時間を過ごせますように。
(取材・文:tamako/たまひよONLINE編集部)
幼稚園教諭、保育士 菅野朱美先生
幼稚園・認定こども園・保育園の先生を経て、現在、埼玉県所沢市のくれよん保育園園長。先生歴は約20年。ベビーシッター、重度心身障害者施設経験も。
「お母さんの幸せが何よりも大事」と、子育て中のママに寄り添いたいという想いから育児相談も行っている。
くれよん保育園
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。
■この記事は、過去に掲載したものを一部修正して再掲しています。