コロナが流行で保育園は!? 3月に保育園を利用した体験談
2人姉妹を育てるママライターの愛華です。私が長女を妊娠したのは31歳の時でした。外勤の仕事をしているため、子どもを2人とも保育園に預けています。
コロナの流行下に、一時保育を利用した時のことをお話しします。
コロナが流行! 保育園の対応は?
緊急事態宣言が出る前までは、保育園も“できるだけ自粛を”といった姿勢はありましたが、外勤などの場合は預かってもらえていました。在宅の場合も、預けている方はいたみたいです。保育士さんは「自粛要請はしていますが、追い返すことはできないので」と話していました。
ただ、緊急事態宣言の発令後は一変。基本的に保育園は休園。医療関係者や警察関係者など保護者の職種制限のもと、特別保育を行うという形になってしまいました。全体で100人ほど園児のいる保育園ですが、特別保育中は毎日10人もいなかったそうです。
保育園から公園へは遊びに連れて行かず、基本的には室内遊びの毎日。数人ずつお部屋を分けて使っているとのことでした。園長先生は、「近くの病院でもコロナ患者の受け入れがあり、医療関係者の感染もあるみたいです。そこの病院のスタッフさんが親御さんの園児もいますので、気が抜けない状況です」と言っていました。
保育園のコロナ対応情報を知らず、空気読めない母に
うちの子は、緊急事態宣言発令前の2月から3月にかけて半月ほど保育園を利用していませんでした。
私が利用している保育園は、園内の掲示板にしか情報が出ません。毎日登園していれば、もちろん園内掲示でも十分かもしれません。ただ、私はたまたま情報の掲示が出たころに利用していなかったので、コロナ対応での保育園の激変を何も知らなかったのです。
久々の登園日のこと。その日は在宅仕事の予定でした。“在宅勤務の方は自粛を”という対応に変わっていたのを知らず、保育園に連れて行ってしまいました。担任の先生に正直に話すと、その日だけは預かってくれるとのこと。
次女は具合が悪く、グッタリした様子だったため、長女だけでもと保育園にお願いしましたが、帰宅するや否や呼び出しの電話を受けました。園長先生より「兄弟・姉妹の具合が悪い場合には預かりができない」と。この頃は、私自身の危機感がまだまだ薄かったと感じています。
子どもの体調管理に気が抜けない日々
保育園に預けることができていた時の送迎時も、通常の対応とは異なりました。保育園に着いたら、すぐさま石鹸で入念な手洗い。そして、玄関先でアルコール消毒。保育園児もマスクはもちろん必須です。
コロナの流行対応が行われている中で子どもたちを預けるのは「大丈夫かな…」「保育士さんに申し訳ないな…」と不安と心苦しさでいっぱいでした。在宅での仕事の日は、保育園をお休みにしましたが、外勤の日はなかなかそうもいきません。実家に預けてから出勤することも考えましたが、時間的に厳しく断念しました。
気が抜けない毎日。子どもがクシャミでもするものなら「風邪っ!? 花粉っ!? まさかコロナっ!?」と保育園を休ませるべきかとヤキモキしました。万が一コロナで園児や保育士さんに感染するといけないので、咳や鼻水の場合も保育園に預けるのは難しい状況でした。風邪を引かないようにと、普段以上に気を遣い、気を張って過ごす日々でした。
コロナの影響により、保育園に子どもを預けることが今まで通りとはいかなくなり、神経を使う日々となったことは間違いないでしょう。
ただ、私の場合は、今までよりも子どもの体調に気を配ることで子どもたちに向き合い、預かってくださる保育士さんへの感謝の気持ちが増すなど、悪いことばかりでもなかったように思います。
また、保護者への連絡方法が園内掲示だけというアナログだった保育園も、アプリを使った連絡方式に本腰を入れてくださるようになり、今では大変助かっています。
[愛華*プロフィール]
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立して、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。