まさかの解決策!息子が瞬時にお風呂に入ってくれる方法【夫婦のじかん大貫さんのママ芸人日記#59】
2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるコラム連載「ママ芸人日記」第58回です。
【第59回】まさかの解決策!息子が瞬時にお風呂に入ってくれる方法
2歳1ヶ月の息子は、お風呂が嫌いというわけではありません。
むしろ、お風呂の中ではおもちゃやタオルでいろいろな遊びをしたりして、頭や顔を洗うときも嫌がったりもせずに楽しんでいます。
しかしどういうわけか、お風呂に入る瞬間だけはとても嫌がるのです。
遊んでいる途中などで、まだまだ遊びたいからお風呂に行きたくないというときもありますが、そういうときは、「パパがお風呂で待ってるよ」と伝えると、比較的すぐにお風呂へ向かってくれます。
ここまでは割りと聞き訳が良いのです。
ところが、いざ脱衣所に入り、お風呂場へ行かせようとすると、途端に嫌がります。
服を脱がせようとしても、イヤイヤ!と猛攻が始まり、脱衣所から脱出しようとするのです。
ここまできて何故!?
あと3歩進んだら、大好きな楽しいお風呂なのに…!
と思いますが、ここが本当にうまくいきません。
「パパいるよ!」と言っても嫌がり、「おもちゃあるよ!」と言っても嫌がり、まさに八方塞がり。
とりあえず嫌がっていても服を脱がせてお風呂場まで抱っこして連れて行ったりすることもありましたが、そうするとその後のお風呂での機嫌が悪くなるのです。
なるべくなら機嫌の良い状態でお風呂に入ってほしい…。
なんとか良い案は無いものか、いろいろと考えを巡らせてみました。
今息子がハマっているものは、幼児向け番組のキャラクターや恐竜、鬼などですが、そのおもちゃがお風呂にあると言ってもダメでした。
そこで少し思考を変えてみました。
息子自身がヒーローやアニメのキャラクターになりきってもらう作戦です。
「パパが鬼に捕まっちゃったみたい!助けに行ってくれる?」と息子に言ってみたところ、「うん!」と元気よく返事をし、変身ポーズをしながらお風呂場へ乗り込んでいってくれました。
あんなに嫌がっていたお風呂までの時間が、この魔法の言葉のおかげで、たった数秒で済んでしまいました。
それからというもの、脱衣所まで息子と一緒に行くと、お風呂場から旦那の「たすけて~」という声が聞こえてくるようになり、その声に息子が駆け付けるという形でお風呂に入っております。
お風呂に入ったら入ったで、特に何を助けるわけでもなく、普通にお風呂を楽しんでいる息子です。
全てのお子さんに通用するものでもないと思いますが、もしもお子さんがお風呂を嫌がったりしたときに思い出してみてくださいね。
夫婦のじかん大貫さん プロフィール
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。