ただの虫刺されではすまないことも…重症化・長期化することもある子どもの皮膚トラブルに注意

きちんと対策していても、気づくと増えている虫刺され。とくに小さな子どもは虫に刺されても自分ではなかなか気づけないうえ、かきむしって患部を悪化させてしまうことも多いので、大人が注意してあげることが大切です。子どもの虫刺されを悪化させない対処法と、医療機関を受診する目安について、専門家に聞きました。
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かゆみ・はれは遅れてやってくる。大人とは違う子どもの虫刺され

虫に刺されたときに起こる症状には、①刺された直後にかゆくなり1~2時間で治まる反応(即時型反応)と、②刺された直後は無症状で翌日以降にかゆみなどが現れる反応(遅延型反応)があります。
2つの反応はそれまでに虫に刺された経験の多さによって異なり、一般的に、虫に刺された経験の少ない乳幼児では遅延型反応が多く、成長するにつれて即時型反応へと移行します。
ただ、そのように移行する過程で両方の症状が出ることもあります。そのさいは、刺された直後にかゆくなり、いったんかゆみが治まるものの、翌日またかゆくなる場合があるため、それなりに蚊に刺される経験を重ねた小児期にも注意が必要です(程度には個人差があります)。
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子どもに多いとびひ。予防にはばんそうこうや虫刺されパッチも有効
赤ちゃん・子どもの虫刺されで注意したいのが、刺された場所をかき壊してしまうこと。かき壊すことで傷口から細菌が入ると水疱(水ぶくれ)やかさぶたができ、ほかの部位にも症状が広がることでとびひ(伝染性膿痂疹(のうかしん))になることもあります。
対策はなるべくかかないこと。そのためには、早めに刺された場所を流水などで洗って清潔にする、保冷剤やぬれたタオルなどで刺された場所を冷やす、メントール成分が含まれる市販薬を使用するなどして、できるだけかゆみを抑えてあげましょう。翌日以降のかゆみには、ステロイドが入ったものがよく効きます。
また、傷口から細菌が入らないように、蚊に刺された場所を不衛生な手で触ったり、かいたり、つめでバッテンをつけるようなことも避けましょう。
不用意にかいたり、触ったりするのを防ぐために、ばんそうこうや虫刺されパッチをはるのも効果的です。
それでもとびひになったら…まずは市販薬で様子を見てもOK
とびひ=医療機関を受診、と思いがちですが、軽症(水疱などの病変がおおむね10個以下)の場合は市販の塗り薬(抗ヒスタミン薬)で対処できます。そのさいは、水疱が壊れて患部が広がることがないよう、塗り薬の上から患部をガーゼ等で覆いましょう。
こまめにシャワーを浴びるなど、体を清潔に保つことも大切です。タオルは都度取り変えて、家族やほかの場所にとびひが移らないよう注意しましょう。
市販の塗り薬を5~6日使用しても効果がみられないときや、皮膚症状が広い・全身の発熱症状等を伴うといった場合は、医療機関(皮膚科、小児科)を受診しましょう。
熱がある、はれ・かゆみが強い…虫刺されで受診する目安は?

蚊に刺された場合、通常は2~3日で症状が和らぎますが、まれに、発熱、はれがひどい、食欲がないなど症状が強く出ることも。その場合は迷わず医療機関を受診してください。
また、数日たっても症状が治まらない場合も受診しましょう。
刺されたらすぐ受診!蚊のほかに注意すべき虫
ムカデや毛虫、ハチ、マダニなどの虫に刺された場合は、はれやかゆみが強いためすぐに医療機関を受診しましょう。マダニはペットが外から持ち込むことがあるので、家の中でも注意が必要です。
ほかに室内で気をつけたい虫は、アタマジラミとトコジラミです。
アタマジラミは集団生活の中で感染することが多いため、保育園や幼稚園に子どもを通わせている場合は頭髪を注意して見てあげましょう。
トコジラミは近年ビジネスホテルや旅館を中心に被害が急増していて、刺されるとはげしい痛みを感じるため、宿泊施設を利用するさいはとくに注意してください。
お話を伺った先生
津田良夫先生
元国立感染症研究所 昆虫医科学部 室長で、現在レック株式会社バルサン事業本部技術顧問を務める。人や動物の病気を媒介する蚊の生態を研究している。
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