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【産後お助け動画】受診すべき? 発熱・うんちの異常・激しい嘔吐! 日本助産師会監修

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赤ちゃんは体調が悪くなっても言葉では伝えることができません。
赤ちゃんの様子から、ママやパパが察知して病気のサインに気づくことが大切です。

赤ちゃんの健康状態で、とくに注意したいのは?

赤ちゃんの体調不良でママやパパが気づくのは、発熱、うんちの異常、嘔吐、鼻水やせき、泣きやまないなど、いろいろあります。ここでは、「発熱」「うんちの異常」「激しい嘔吐」の中でも、とくに注意したい症状を紹介します。

発熱があったら

発熱があったら


抱っこしていて体が熱いと感じたら、まずは体温測定を。平熱が何度かも知っておくことが大切です。
生後3ケ月未満の赤ちゃんが38度以上の熱を出したら、小児科の受診を。3ケ月以内の赤ちゃんは、急変することもあるので注意が必要です。
休日や夜間であっても、ぐったりしている、まったく食欲がないなら、夜間や休日診療を行っている医療機関を受診してください。

熱が38度以下で受診すべきか迷ったら、「子ども医療電話相談」♯8000をプッシュしてみて。電話相談するときは、
(1)いつから
(2)何度の熱かをまず伝えて。
さらに、
(3)おしっこが出ているか
(4)うんちの状態
なども伝えられるといいでしょう。あらかじめメモしておくと、赤ちゃんの状況がより詳しく伝えられます。

また、「子ども医療電話相談」♯8000は、住んでいる地域の、夜間や休日診療の医療機関を教えてくれます。

体温の測定はタイミングも大事!

体温の測定はタイミングも大事!


おっぱいやミルクを飲んだあとは、正常でも体温が高めです。落ち着いてから計測しましょう。

うんちの異常があったら

おむつ替えをするときは、うんちの状態を日ごろからよく見ておきましょう。普段のうんちを知っておくことで、異変に気づくことができ、赤ちゃんの病気の早期発見につながります。

うんちチェックで、見るべきポイントは、「色」「量」「かたさ」「うんちの回数」「におい」など。

●注意すべき代表的な“うんち”
病気の可能性が

□いちごジャム状
□白っぽい
□黒いタール状の血便
□血が混じっている
など

消化機能が未発達な赤ちゃんは、食べたものの影響を受けて、うんちが赤っぽくなったり、緑っぽくなったりしやすいもの。一方で、上記のような心配なうんちでは食べたものの影響ではなく、病気が隠れている場合も。
気になるうんちが出て、赤ちゃんの様子がいつもと違うと感じたら、心配なうんちを捨てずにおむつを丸めて保管し、かかりつけ医に相談をしましょう。

薄くて、白いうんちは胆道閉鎖症の疑いも

薄くて、白いうんちは胆道閉鎖症の疑いも


色が薄くて、白っぽいうんちの中には「胆道閉鎖症」と呼ばれる先天的な病気の可能性も。無理しない範囲で、気になるうんちが出たら、母子健康手帳の便色カードを見て、チェックしましょう。ただし、照明の色によって見え方が違うので、自然光の元で確認しましょう。

●「胆道閉鎖症」って?
肝臓から腸への胆汁を送る菅(胆道)がなんらかの原因でふさがってしまう新生児~乳幼児期の病気です。色の薄いうんち、生後2週間以降も続く黄疸、黄色のおしっこが特徴で、1万人に1人の赤ちゃんがかかります。

激しい嘔吐があったら…

赤ちゃんの胃は、形や機能が未発達。大人よりも吐きやすい構造なので、おっぱいやミルクをたくさん飲むと、吐いてしまいます。これは、溢乳(いつにゅう)といって、心配するものではありません。赤ちゃんが授乳後にお乳を少量口から出す、または、げっぷと一緒に少しもどすのは問題ありません。

●注意すべき代表的な“嘔吐”
診療時間外でも、受診を

□授乳ごとに噴水のように吐く
□激しく泣いて吐く、を繰り返す
□ぐったりしているなど

嘔吐したら、赤ちゃんはたて抱きに!

嘔吐したら、赤ちゃんはたて抱きに!


嘔吐したときは、赤ちゃんをたて抱きにしてあげましょう。赤ちゃんがラクな姿勢です。
吐きけがおさまるまでは、たて抱きのままで様子を見てください。

赤ちゃんの病気のサインを最初に発見できるのは、ママやパパであることが多いもの。赤ちゃんの“いつも”を知っておくことが大切です。
平熱や、うんちの状態、授乳後のげっぷの様子などはよく観察しておきましょう。病気のサインを早めに見つければ、悪化させず、赤ちゃんをラクにさせてあげられます。

子ども医療電話相談 ♯8000

※この事業は、2020年1月現在すべての都道府県で実施されています。各都道府県の実施時間や連絡先など、詳しい状況については、厚生労働省のホームページをご確認ください。
※実施時間は各都道府県によって異なります。都道府県によっては、深夜や休日年末年始などには実施していないことがあります。
※電話相談は、医師による直接の診療ではありません。あくまでも電話によるアドバイスであることを理解してご利用ください。
※この電話番号や実施内容は、予告なく変更になる場合があります。

監修/日本助産師会 撮影/小山志麻 モデル/深沢奈央(JAZZ) スタイリング/梶本美代子 ヘア&メイク/杉山ミキ 文・動画制作/たまひよ編集部 動画撮影日2020年5月13日 

日本助産師会監修 産後お助け動画はこちらから

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