【産後お助け動画】寝ない・泣き止まない…環境を変えてみるのも◎ 赤ちゃんにも気分転換を 日本助産師会監修
「おむつも全然ぬれていないし、なんで泣き止まないの?」「授乳したばかりなのに、泣き止まない」。
そんな泣き止まない赤ちゃんに、もうひとつ効果があるのが「環境を変えてみる」こと。周囲の空気感が少しでも変化することで赤ちゃんの気持ちも変わってくることがあります。赤ちゃんの気分転換のようなものです。
どうしても泣き止まない時は、ぜひ気分転換を試してみてください。
気分転換その1:室温を変えてみる!
赤ちゃんは暑がりさん。室温が高すぎたり、布団や衣類が多くて暑すぎるとよく泣きます。まずは室温をチェックしてみましょう。
逆に夏場はクーラーなどを利用することで大人にとって快適な部屋が実は赤ちゃんにとっては冷えすぎていることも。体温調節機能が未発達な赤ちゃんは室温に敏感に反応してしまいがちです。
手足がちょっと冷えているからと思ったら、室内温度を調整してみてください。また冬場は暖房のきいた部屋での着せすぎに注意してください。
※クーラーの風は、直接体にあたらないようにしましょう。
気分転換その2:部屋を変えてみる
部屋の室温、湿度にかかわらず、部屋そのものを変えてみることも効果があります。台所やリビング、寝室、廊下など、どこでもOK。
ちょっとした変化が気をまぎらわせて赤ちゃんを落ち着かせることにつながります。
気分転換その3:太陽の光を浴びる
部屋の中のよどんだ空気感に赤ちゃんがイライラして機嫌が悪くなることも。そんなときは、窓を開けて太陽の光をたっぷり浴びてみましょう。短い時間であれば太陽の陽を直接浴びても問題はありません、
また、朝は必ず起きたら窓を開けて太陽の光を部屋に取り入れて赤ちゃんと一緒にその光を浴びましょう。朝、必ず太陽の光を浴びることを習慣化することで、赤ちゃんの中で生活リズムが整い始めます。
日中ぐずって泣いてしまうことが多い赤ちゃんですが、生活リズムが整い始めることで日中の「泣き」も減ってきます。
ただ、あえりは禁物。どんなことをしてももちろん泣き止まない子もいます。それぞれに個性があり、ああ今は泣きたいときなんだなあと、悩まずにまっていてあげてください。
赤ちゃんが泣きやまないとママ、パパも憂鬱になってしまいがち。
「環境を変える」のは、赤ちゃんのためとは限りません。赤ちゃんもママもパパもリフレッシュするために、小さな環境の変化がとっても大切です。
監修/日本助産師会 撮影/小山志麻 モデル/深沢奈央(JAZZ) スタイリング/梶本美代子 ヘア&メイク/杉山ミキ 文・動画制作/たまひよ編集部 動画撮影日2020年5月13日