今年はおうちハロウィン!ひと工夫でいつものごはんがハロウィンメニューになるアイディア8
もうすぐハロウィンですね。年々日本でも話題になっているハロウィンですが、新型コロナウイルスが流行した今年はおうちで楽しみましょう。今回はいつものごはんをひと工夫でハロウィンメニューにアレンジできるコツを、管理栄養士の矢崎海里さんに紹介してもらいました。
矢崎 海里
管理栄養士・フードコーディネーター
調理責任者や栄養指導の経験から、レシピ提案やコラム執筆を行っています。旬の食材を生かしたレシピが得意で、四季を感じる食生活を実践中です。
定番かぼちゃを使ったハロウィンメニュー
ハロウィンといえば「かぼちゃ」ですよね。かぼちゃをくりぬいて作られる「ジャック・オ・ランタン」は精霊を迎え入れ、悪霊を追い払う意味があるとされています。日本でもテーマパークのイベントなどを中心に認知度が広がり、この時期にはかぼちゃを使ったおかずやスイーツをたくさん見かけます。
今回はおうちで手軽に作れる、定番のかぼちゃを使ったハロウィンメニューをご紹介します。
かぼちゃのハロウィンサラダ
ただのかぼちゃサラダではありません。かぼちゃを潰しマヨネーズなどと和えた後、ラップで包んで丸く成形します。かぼちゃの皮で目や口などをかたどれば、ジャック・オ・ランタンの形に。お弁当のおかずや、お子さんの手づかみ食べメニューとしてもぴったりですよ。
パンプキンスープでクモの巣風
子どもに大人気のパンプキンスープも、ひと工夫でハロウィン風に。
生クリームで円を描き、爪楊枝などでクモの巣模様を作ります。オレンジと白のコントラストが鮮やかな、食卓も華やぐ一品になりますよ。
ひと工夫で普段のおかずをハロウィンメニューに変身
ここからは、いつもの食事にひと工夫でできる、ハロウィンメニューをご紹介します。
ランタン風パプリカの肉詰め
パプリカの中をくりぬき、ジャック・オ・ランタンのように側面にナイフで顔を彫っていきます。あとはひき肉などを詰めて焼くだけ。赤・オレンジ・黄色などさまざまな色を使って、不気味ながらも鮮やかでかわいい食卓を演出してくれますよ。
かわいいおばけのチーズミートボール
市販のミートボールとスライスチーズを使った簡単アレンジです。
ミートボールにスライスチーズをかぶせレンジで加熱すると、チーズがほどよく溶けおばけのようなふわっとした形状になります。海苔などで目をつければ、かわいらしいおばけのできあがり。かぼちゃやさつまいもなど、子どもも大好きな秋野菜をトマト缶と一緒に煮込んだソースを合わせるのがおすすめです。
ジャック・オ・ランタンオムライス
ハロウィンのメインディッシュやお弁当に。かわいいジャック・オ・ランタン風のオムライスはいかがですか。普段のオムライスに海苔で目を、ケチャップで口をつけるだけで、ハロウィンっぽさが出ます。
子どもと手作りで楽しむハロウィンスイーツ
今年はおうち時間が増え、お菓子やパン作りにチャレンジしている方も多いのではないでしょうか。おうちハロウィンにぴったり、子どもと作れるスイーツもご紹介します。
ガイコツマドレーヌ
マドレーヌの貝殻の形をひっくり返すとまるでガイコツのように。チョコペンで思い思いの顔を描けば、ガイコツマドレーヌのできあがりです。市販のマドレーヌを買ってデコレーションするほか、ホットケーキミックスを使って簡単に手作りもできますよ。
メレンゲおばけ
しっかり立てたメレンゲをおばけの形に絞って焼くと、いまにも宙を舞いそうな焼き菓子が完成します。ホイップ用の口金に入れて絞るのは、お子さんと一緒にやるのもいいですね。チョコペンで顔や手を書けば、サクサク食感が楽しいハロウィンスイーツの完成です。
チョコペンで楽しむ焼きドーナツ
ハロウィンっぽくかぼちゃや紫芋パウダーを入れて色をつけたドーナツは、不気味な見た目とは裏腹に食べるとおいしい不思議なスイーツに。パウダーは100円ショップなどで購入できます。色とりどりのチョコペンでおばけや猫、フランケンシュタインなど色々なデコレーションができます。チョコスプレーや金平糖、マシュマロなどお菓子のトッピングも盛り上がること間違いなし!
特別なものを作らなくても、いつものごはんにひと手間でハロウィンを楽しむことができます。今年はおばけやランタンをモチーフにした、色鮮やかなごはんと一緒に食卓でハロウィンを楽しんでみてはいかがですか。