30代と同じじゃダメ?40代のファッション、美容「いま頑張らないと後がこわい」ママたちの声
主婦でも幼稚園の送迎などがある30歳代は、それなりにおしゃれをするもの。しかし子どもが小学生になると、外出時間はめっきり減ります。加えて子どもの教育費がジワジワ増えて、ファッションや美容にかける意識も変化がでてくるよう。40歳代主婦のファッション&美容事情が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。
お金は子どもに使いたいから、自分のことは後回し
「洋服は春夏秋冬でそれぞれ3セット。普段はメイク落としと洗顔のみで化粧水もつけません。メイクは日焼け止めとファンデーションのみ。でも肌年齢を計測したらは30歳代でした。髪は3ヶ月に一度1000円カットです。もともと倹約家なので、最近はさらに顕著になった感じ」
「PTAなどで1ヶ月に1回メイクしますが、買い物程度ならノーメイク。元来、洋服は好きでしたが今は1シーズンに1着買う程度。ウィンドウショッピングすると欲しくなるので、ますます外出しなくなってます」
「下は1年中ジーンズ、上は夏はカットソー、冬はセーターかパーカーの組み合わせ。基礎化粧品は夜はニベアのみ。朝は日焼け止め塗って眉描いて終わりです」
「普段家ではジャージ。買い物などは下だけジーンズに着替えます。お出かけ用の服はシーズンごとに2セット。基礎化粧品は化粧水とココナツオイル。メイクは日焼け止め塗って粉つけて眉を書くだけ。外出するときは帽子を被って白髪を隠すので美容院は年2回程度。お財布と携帯をポケットに入れるのでバッグも使いません。時短だし節約できるし快適です」
40歳になり、クローゼットがすっきり片付くシンプルライフを極めて快適、という声がありました。一方で、実は今が正念場という声が。
40歳代は、50歳60歳を見据えて行動すべき
「40歳前半は確かに何とかなったけど、40歳後半から手に負えなくなる部分が続々でてきました」
「ショッピングモールの服が似合わなくなりました」
「顔のくすみやシミがひどくて、ノーメイクでの外出は無理。プチプラのファンデでは隠せなくなった」
「子どもが地元の学校のときはファッションは適当でした。が、高校大学になったらそうはいかない」
「40歳代です。ホテル開催の同窓会で友人が普段着で来ました。しかもかなり着古しているニットワンピースで、手には見てわかる安物のバッグ。学生のときはおしゃれで女子力高い子だったのに。チープでもそれなりのオシャレはできるはず。そこまで無頓着になるのかと、ショックでした」
とはいえ、子どもの教育費を考えるとお金はかけられないのが本音。そこで40歳になってファッション、メイクはこんな工夫しているという声です。
「デパートコスメを使っています。お値段は高いけど薄く塗ってもカバー力が高いから、コスパは悪くない。それまでプチプラの化粧品数種類で重ね塗りをしていたから、メイク時間も短くなり快適です」
「白髪染めはまめにしています。40歳代で白髪が多いと老け顔になり、さらに疲れているように見えるらしく、周囲からすごく心配された」
「洋服と靴はデパートで購入しています。服はシーズンごとに2枚、靴は年2足くらい。高い服は買えませんが、やはりセンスがいい」
「冬のコートは2年に1回は買い換えます。コートってついつい何年も着ちゃうけど、何気に流行がバレる。ファストファッションはママ友とかぶることがあるので、セレクトショップやデパートのバーゲンで買います」
「それまで服を買うのは1シーズン1着2000円くらいでした。ある日、独身時代の友人とばったり会った。そのとき自分の格好が“恥ずかしい”と、思ってしまったんです。それからお出かけ用の服を普段着に格上げ。枚数はより厳選しています。気分が上がるし、行動も少し上品になった気がします」
「アラカンです。子どもを産むのが遅かったので、ママ友は10歳以下ということも。なので40歳代は美容は頑張りました。おかげでその成果が今、でていると感じます。継続は力なり、ですね」
筆者はアラフィフ。在宅で仕事なので「1日家着」みたいな日もあり、興味深い話題でした。確かにシンプルライフは倹約できるし居心地いいです。が、「ショッピングモールの洋服が似合わなくなった」という声には大きく頷きます。お金がかけられない分、ますますセンスが問われる年齢になったのでしょう。デパートとは縁遠い生活でしたが、興味がわいてきました。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿をまとめたものです。