過去の自分にすがりたい…栄光自慢大会!
「自分って天才!」「いま、最高にイケているのでは……!?」なんて思ったことはありませんか? あの頃のまま成長していたら。あの最高にイケている状態でもっとステップアップしていたら……と自分の最高の姿を妄想することってありますよね。
そんな栄光の姿は時が経ってからもふと思い出してしまうもの。口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちにはどのような栄光があったのでしょうか。調査してみました!
優秀だった私はどこへ
「小学生の時のこと。他薦で何度か学級委員長になり、夏休みの自由研究では学校代表として大きなホールで発表、絵のジュニア展では何度か入賞、一度は大きな賞を取り、絵が全国を周り一年戻ってこず、作文コンクールでも受賞、図書館で一番本を借りた人として全校の前で表彰されて……と年中忙しかったです。そして中学では凡人になりました。あの小学生の時期は何だったんだろう……」
「音大の声楽科で、実技試験で2位になったことがあります。特にオペラ歌手になりたい訳でもなく中退してしまいましたが続けてたらオペラ歌手になっていたかも……と思うことがあります」
「大学1年のときに受けた運転免許筆記試験が満点でした。運転免許センターで試験を受けて即日交付なので席で待っていると、試験場の方がやってきて満点だったよ、と教えてくれました。あれから36年が経ち、アラフィフ後期の現在はもう記憶することが苦手になりました」
あのころ私はモテていました
「小学校~高校まではとにかくモテていました。ラブレターをいくつ貰ったか分からないし、バイト先に他校の男子生徒から電話で告白されたこともあった。嗚呼、懐かしい……。
ただ、学生時代にモテても特になんのメリットもありません。どうせモテるなら社会人になってからがよかった、そして結婚相手選び放題だったらよかったなぁぁぁ!」
「高校3年間は人生最初で最後のモテ期でした。中学では冴えなかった私が高校に入学したとたん告白されそれから3年間は途切れることなく彼氏がいました。嫌いでなければOKしていたので告白されては次へ、また告白されては次へ……という感じで嫌な奴だったと思います。同級生には○○ちゃんっていつも違う男子と歩いてるよね??って言われていてもそれが何か?みたいな。卒業と同時にぱったりと終わり、その後モテ期は訪れていませんし、息子に話しても信じてくれません」
「モテて仕方がなかった20代前半。携帯はひきりなしに鳴っていたし、職場の最寄りまで、いろんな高級車が迎えに来てくれたし、プレゼントもたくさん貰いました。全部どこにいったんだろう……」
職場でエースだった私
「大学生の頃、飲食店(チェーン店)でバイトをしていました。そのチェーン店は独自に接客大会を行っているのですが、うちの店は全国大会の常連で、店長に勧められて出場することに。店長の指導もあり地区予選なんと1位で突破したものの、全国では入賞できなかったのですが、翌年は地区大会1位、全国大会でも2位になりました。店長の指導があったから、とかいろいろと事情はありますが、一番の栄光というと思い出します」
「新卒1年目の冬のボーナスが120万でした。心身共に激務でしたが給料だけは良い仕事で、たまにまともな時刻に退社できた時はふらっと百貨店に立ち寄ってシャネルの30万くらいするバッグをまるでレタスを選ぶかのようにして買っていました。なんで貯金をしていなかったんだ、当時の私」
そのほか
「20代前半まではスケジュール帳も電話帳も不要なほど、記憶力の良かったです。数ヶ月先の予定まで頭に入っていたので、スケジュール帳を持ち歩く人が不思議でした。教科書を読んでいてもスラスラ頭に入ってくるので楽しかったな。今ではたった5桁の数字すら覚えられず、自分の携帯番号も忘れる始末です」
「中学生の頃に、知人のコネで、貸し切った東京ドームでプロ野球選手に野球を教えてもらったことがあります。東京ドーム、マウンドに立つとすごく広かった……!」
「あのころはよかった」と言いつつ、「今は今で楽しい」という意見が目立ちました。栄光も今は昔。また更なる栄光や幸せを掴めると信じて前に進んでいくのが一番なのかもしれませんね。
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。