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共働きリモート、ママだけが片づけストレスをためないためのポイント3

写真/加藤晋平

新しい生活様式や在宅ワークが広がり、家族が家で過ごす時間が多くなると「片づけ」の悩みも増えます。ママ自身も仕事があるのに、片づけに追われると疲れてイライラもたまってしまいます。そこで、片づけストレスをためない家にする工夫を、Instagramでも人気の整理収納アドバイザー 水谷妙子さんに聞きました。ポイントは「モノの量」「見える化」「夫婦の当事者意識」の3つにあるそうです。

【ポイント1】モノの量=仕事の量。管理できる量にすればイライラも減る

――家族が家で過ごす時間が増えると、片づけ疲れに悩むママも多いようです。そもそもなぜ家が散らかってしまうのでしょうか?

水谷さん(以下敬称略) まさに私がそうだったんですが、必要以上にモノを持っていることに気づいていない人は、意外と多いんですよ。今、部屋にモノがあふれている状態ならば、すでに管理できる量を超えている可能性があります。

私の場合、ベビー服はお祝いでもらったり自分で買ったりして、1シーズンだけで20着くらい持っていました。また、引き出物でいただいたグラスや食器などは、箱ごとクロゼットにいくつも放置したままだったり。

見えないところにしまっても、いつかはそのモノを使うか、手放すかを判断しなくてはいけないときがきます。そう考えると、モノの量だけ仕事が増えるということ。
どうして私ばっかり片づけているのかな、なんでこんなに忙しいのかな、と思ったら、まずは必要以上にモノを持ちすぎていないか、見直してみるといいかもしれません。

【ポイント2】家族みんながしまいやすい「見える化」収納

――水谷さんのご自宅はInstagramでも公開されているように、モノの置き場所を考え抜かれ、とてもシステム化されています。収納のポイントを教えてください。

水谷 まず、モノは使う場所に置くのが基本です。さらに片づけやすくするには「見える化」が大事。見えればだれでも場所がわかるし、しまうことができます。「隠す」収納は表面的にはきれいかもしれませんが、中身を把握したり、出し入れするためにワンアクションが必要。その分、元に戻しにくいという難点があるんです。

たとえば、子どもの衣類。保育園では自分の引き出しや棚のカゴに着替えが入っていて、2歳くらいになると自分で着替えたりしますよね。
わが家もそのようなシステムに近く、衣類や子どもの身のまわり品などは浅い引き出しに収納しています。引き出せばそこにあるモノが一目瞭然(りょうぜん)。

また、引き出しの前面に、下着、靴下、ハンカチなどのイラストラベルを貼って、すき間から中身を見えるようにしています。モノの場所が見てわかれば、子どもや夫に「お母さん、あれどこ?」なんて聞かれることもなくなります。

わが家の洗濯担当の夫も「見える化」したことで、「これはどこだろう」と考えたり覚えたりしなくても、洗濯物をラクにしまうことができるようになリました。

――どうやって使いやすい収納のアイデアや工夫を考えるのですか?

水谷 家族の収納については、私が思いついたら、夫や子どもと一緒に考えて決めています。私1人で決めると、家族にとっては使いにくいかもしれませんよね。家族の当事者意識も芽生えにくくなると思います。

片づけひとつにしても、困りごとがあれば1人で抱えずに、家族とコミュニケーションを取りながら決めるといいと思います。

――-たまひよ世代の共働き家庭では、子どもの健康診断や通院も分担が必要です。その際に、母子健康手帳や診察券などを夫婦で共有する工夫を教えてください。

水谷 うちは3人子どもがいて年齢も近いので、母子健康手帳、診察券やお薬手帳、すべて1つのポーチにまとめています。母子健康手帳には、取り出さなくてもだれのモノかわかるように、背の部分に色分けしたテープを貼っています。
ひとまとめにしておけば、夫婦どちらでもわかるし、通院のたびに忘れ物をしなくてすみますよね。

3人分の母子健康手帳がまとめられた母子健康手帳ケース

予防接種や乳幼児健診関係の書類も、ラベルをつけてクリアファイルで管理。だれのファイルかがすぐわかるので、ワンアクションで取り出せます。

――では、子どもとのお出かけグッズはどうしていますか?

水谷 お出かけグッズは、玄関近くの棚にボックスを用意し、その中にバッグごと収納しています。バッグには、おむつポーチ、子どもの着替え、レジャーシート、季節のグッズ、おやつなど、ファスナーつき保存袋で分けてあり、出かけるときに迷わずサッと持ち出せるようにしています。

このバッグも、おむつポーチも、母子健康手帳ケースもそうなのですが、夫婦がお互いに使いやすく、開いた瞬間に何が入っているかわかるモノを選んでいます。

【ポイント3】ママもパパもお部屋作りの当事者になって考えよう

――確かに、モノも収納も、お互いが使いやすさを話し合って決めておけば、小さなけんかも防げる気がします。でももし、パパに相談しても「任せるよ」などと言われてしまったらどうすればいいでしょうか。

水谷 リモートワークにかかわらず、もし、ママだけが家事・育児を抱え、それを不満に感じるのであれば、パパにも当事者意識を持ってもらう働きかけが必要ではないでしょうか。
たとえば、洗濯ハンガーを買いたいとします。「どれがいいと思う?」って聞いて「わからないよ」と言われたら、2択にしてみる。「AとBならどっちがいいと思う?」もしくは「あなたならどっちが使いやすいと思う?」と。

人って、担当外のことについては、質問されないと、一生考えないですから。ママがこういう理由で困っているから買いたいんだな、ということも伝わりますよね。
「察してよ」「言わなくてもわかるでしょ」から卒業して、コミュニケーションを取るようにすること。当事者意識を持ってお互いの家事への参加度を上げていくことが、夫婦で助け合う第一歩かな、と思います。

ママが家事・育児で困ったら、何が困るのかをメモや日記で書き出してみるといいですよね。言語化すると、相手にも伝えやすいです。
夫と妻は対等だし、親としては初心者同士。どう助け合えるのか、こまかいことまで話し合い、コミュニケーションを密にすることが大事だと思います。

お話・監修・写真提供/水谷妙子さん 取材・文/早川奈緒子、ひよこクラブ編集部

住まいの収納アイデアは、見た目の美しさやアイテムに目が行きがちですが、水谷さんの収納ルールはその真逆ともいえるかもしれません。収納方法や使いやすさを家族で話し合うからこそ、お互いに過ごしやすい空間が生まれるようです。

水谷妙子さん(みずたにたえこ)

Profile
整理収納アドバイザー1級。夫と、7歳女の子、5歳&3歳男の子の5人暮らし。東京都在住。
武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、無印良品で生活雑貨の商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー5.9万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。最新の著書に「水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び」(主婦の友社)がある。
公式ホームページ:ものとかぞく
Instagram:@monotokazoku

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